韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が13日正午、ソウル市鍾路区内のソウル・グローバル・センターで創立25周年記念式典と国際シンポジウムを開催、今後の活動の方向性を打ち出した。
尹美香(ユン・ミヒャン)挺対協常任代表は「挺対協は、罪人のように生きてきた旧日本軍の元慰安婦たちが『被害者』であるという認識をこの25年間広めてきた。また、戦時の性的暴行被害者らと連帯し、これらを支援する運動にまで活動領域を広げてきた」と語った。
そして、「今後も日本政府からの謝罪や賠償など、長年訴え続けてきた要求が成し遂げられるまで活動をやめない。戦時性的暴行の被害者女性たちが解放の翼を広げられるよう望んでいる」と述べた。
この式典に出席した野党・新政治民主連合の李美卿(イ・ミギョン)議員は「日本は20年前、謝罪の代わりにアジア平和国民基金を作り、元慰安婦たちに金を渡すと提案したが、これを拒絶したことは挺対協がこれまで続くことになった決断だった。これからは世界の平和と人権のために新たな25周年に向かって準備してほしい」と語った。
挺対協は旧日本軍元慰安婦の被害問題解決のため1990年11月16日に37の女性団体が集まって発足した。