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現役続行を発表、再始動した浅田真央。伊藤みどりのトリプルアクセルに魅せられ、跳び続ける彼女に、平昌の女神は微笑むか

 浅田真央が、2014年のソチ五輪以降遠ざかっていた競技の舞台に向け、再始動している。

「8月5日の放送では、その浅田真央と伊藤みどり、荒川静香の各選手と、トリプルアクセルについて取り上げます。彼女たちは、日本に3人しかいない女子フィギュアスケートのオリンピックメダリストなんです」

 3人は、1969年生まれ、1981年生まれ、1990年生まれと世代が異なるが、彼女たちをつなぐもののひとつがオリンピックのメダルであり、もうひとつがトリプルアクセルなのだ。

宿命のジャンプ、トリプルアクセル

 1992年のアルベールビル五輪銀メダリスト・伊藤と、2010年のバンクーバー五輪銀メダリスト・浅田は、決戦の舞台でトリプルアクセルを跳んでいる。現時点で、五輪でトリプルアクセルに挑んだ女子選手はこの2人だけ。2006年のトリノ五輪金メダリストの荒川は、トリプルアクセルを跳ぶことなく五輪女王となった。しかし、彼女もトリプルアクセルと無縁とは言えない。

「といった一連のことを、僕は、番組で取り上げると決めるまではっきりと意識していたわけではないんです。でも、ディレクターから最初のプレゼンを受けた時、トリプルアクセルが持っている特別な“何か”が面白いと思ったんです」

 「アナザーストーリーズ」のチーフプロデューサーの河瀬大作はそう語る。NHKだからこそできる、ハイビジョンで撮影した映像を駆使したトリプルアクセルの解説などは、フィギュアファンにも楽しめるつくりになっている。が、アナザーストーリーズは技術解説番組ではない。

わずか1秒足らずの間に空中で3回転半する大技「トリプルアクセル」。1992年アルベールビルオリンピックで伊藤みどりが跳んだ瞬間、女子フィギュアスケートには新たな地平が開いた

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