韓国の食習慣に変化、米摂取量の減少で「米余り」の心配―中国メディア

配信日時:2015年11月14日(土) 15時35分
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10日、韓国では食習慣の変化に伴い、米の需要が日ごとに減少し、小麦がその地位に取って代わりつつある。
2015年11月10日、韓国では食習慣の変化に伴い、米の需要が日ごとに減少し、小麦がその地位に取って代わりつつある。これにより、米の在庫が過度に増え、「米余り」現象が起こっている。韓国政府は、このような状況に対処するため、早急に米加工食品業界に対する支援を行い、米の輸出拡大を促進している。新華社が伝えた。

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韓国のみならず、アジアの他の地域でも飲食習慣の変化が生じている。例えば、中国、インド、バングラデシュ、インドネシアの各国でも、米に取って代わり小麦に対する需要は高まる一方だ。

ここ数十年、韓国人の飲食習慣は変化を遂げている。米飯の摂取量は減る一方、小麦、トウモロコシ、豆類の摂取量は増え続けている。韓国における2014年米飯摂取量は1人当たり65.1キログラムと、過去最低を記録した。一方、小麦摂取量は33.6キログラム、2006年来の最高記録を更新した。

韓国政府は、増え続ける膨大な「米」の在庫をいかに減らすかについて、頭を悩ませている。政府はすでに、米加工食品の消費を刺激するため、業界を大々的に支援している。また、米の輸出促進を前向きに推し進めている。韓国と中国は今年10月31日、「食の安全」分野における3項目の協力協議合意書を取り交わし、米を初めとする韓国産品の中国市場への輸入に活路を開いた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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