こんとるしゃん

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こんとるしゃん
Description

Think different.

Self introduction

葛生 賢 Satoshi KUZUU

filmmaker/critic

1970年生まれ

東京大学文学部哲学科卒

映画美学校フィクション科第2期修了

東海大学文学部非常勤講師

twitter @plan_sequence

主な論考

(Online)

筒井武文ワンダーランドへ」全作品解説

http://www.neoneoza.com/so_far/so_far_2007_1.html#tsutsui

ジャック・ターナー私たち

http://www.flowerwild.net/2006/07/2006-07-03_223827.php

ビッチ結婚生活のススメ──ルビッチ『陽気な監獄』

http://www.flowerwild.net/2006/07/2006-07-17_145043.php

シュミット氏講演の折りに

http://www.flowerwild.net/2006/08/2006-08-08_120128.php

エドガー・G・ウルマーのために、あるいはカップル政治学

http://www.flowerwild.net/2006/09/2006-09-26_123757.php

五月の白鳥たち──ガレル『現像液』

http://www.flowerwild.net/2006/12/2006-12-21_130000.php

ただよう視線ねじれる時間──西山洋市INAZUMA 稲妻

http://www.flowerwild.net/2007/06/2007-06-12_110928.php

カルロスレイガダス監督インタビュー

http://2009.tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=1393

ハルトムート・ビトムスキー監督インタビュー

http://www.flowerwild.net/2010/02/2010-02-27_222137.php

桝井孝則『夜光』──監督インタビューレビュー

http://www.shikounorappasya.or.tv/yako/

ロマン・グーピル監督インタビュー

http://2010.tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=1786

シャーマン・オン監督インタビュー

http://2010.tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=1785

セドリック・カーン監督インタビュー

http://2011.tiff-jp.net/news/ja/?p=5967

(Offline)

間章クロニクル』(愛育社)撮影日誌

コロッサル・ユース』(ペドロ・コスタパンフレット全作品解説

「2008 日本映画ベストテンワーストテン」選評「映画芸術」426号

ジャック・ロジエ冒険映画、あるいは海辺への逃走」&全作品解説『ジャック・ロジエヴァカンス』パンフレット

「ミゾグチの亡霊たち」「中央評論」270号「特集 日本映画」(中央大学出版部)

「2010 シネドライヴ賞 各賞解説」「キネマ旬報2010年6月上旬

「第七回京都映画祭カタログ作品解説(『織田信長』『若き日の信長』『御法度』)

「シネフィリー2010」〔映画評論家赤坂太輔氏との対談〕「エクス・ポ テン/イチ」(HEADZ)

ゴダール・ソシアリスム』(ジャン=リュック・ゴダールパンフレットコメント

英国に聞け!」「中央評論」276号「特集 映画現在」(中央大学出版部)

「来るべきローカル映画のために」「DARA DA MONDE」第1号(オルタナティブスペース・スノドカフェ

その他、黒沢清蓮實重彦東京から 現代アメリカ映画談義』(青土社)に協力。


監督作品

1993『BLANC VACATION』(8分/8ミリ

2003『吉野葛』(58分/DV)※

2005『韓流刑事』(10分/DV

2005『時代閉塞の現状』(13分DV

2006『火の娘たち』(10分/DV

※『吉野葛』参考資料

1.監督からメッセージ

映画とは他人の夢を物質化することだ、とジャン=マリー・ストローブは言っています。私がこの作品で試みたのも、ファシズムが台頭しつつあった時代谷崎潤一郎が夢みたもの物質化することだったと思います。この小さな映画が、政治状況が反動的な方向へと傾斜しつつある日本社会へのささやかな抵抗となることを作者としては願ってやみません。

2.『吉野葛』に寄せられたコメント

完璧な作品だとはいうまい。ただ、ここには作者を嫉妬せずにはいられないショットが複数まぎれこんでいる。それが偶然ではないことを立証する葛生賢は、ゆるやかだが着実に映画作家への道をたどりつつある。

蓮實重彦映画評論家

葛生賢の『吉野葛』は、不十分な条件の下で制作された習作でありながら、ストローブ=ユイレの完全主義にも通ずる傑作となりうる潜在性を内包している。いや、まわりくどい言い方はやめよう。われわれは、この作品を通じて、先取りされた傑作と遭遇しなければならないのだ。

浅田彰批評家

室内と女の声を捨て去って突然に外気を発見する瞬間のエロスこそが『吉野葛』の魅力である。だから作者がマルクスを読み終えるとき観客は真の出発点に立ち会うのだ。

赤坂大輔(映画評論家

吉野葛』はデュラスやユイレの撮らなかった映画だ。キートン映画のように優雅で、イメージ言葉に安易に耽溺しない点において優れて詩的であり、ミエヴィルの映画のように優しげで道化ている。

堀禎一映画監督

Rigid and beautiful. A strong disciple of JMS.(厳格で美しい。ストローブの強力な弟子。)

ハルトムート・ビトムスキー映画監督

主な参加作品

1994『悲しいだけ』(豊島圭介撮影

1999『集い』(遠山智子助監督

1999『よろこび』(松村浩行)照明

2001『桶屋』(西山洋市)照明

2002『亀の歯』(遠山智子)照明

2002『YESMAN/NOMAN/MORE YESMAN』(松村浩行)記録&照明

2004『泥棒猫』(居原田眞美)助監督&照明

2006『新・新夫婦刑事 プロゴルファーナースの巻 その2 PARTIII』(万田邦敏脚本

2006AA』(青山真治)資料

2007『座って!座って!』(笹田留美)編集 ※『桃まつり 真夜中の宴』の一編

2007『家畜』(多胡真二郎編集

2010金曜日』(矢部真弓)編集(ただしノンクレジット)※オムニバス『葉子の結婚』(万田邦敏ほか)の一編

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