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パリ同時テロ 独で数日前に関係者拘束か11月14日 21時31分
ドイツの公共放送「バイエルン放送」は14日、ドイツ南部のオーストリア国境付近で、数日前、地元の警察が、今回のテロの犯行グループに関わっている可能性のあるモンテネグロ出身の男を拘束していたと伝えました。
それによりますと、男は年齢が51歳で、警察官が高速道路のアウトバーンで男の車を止め内部を調べたところ、複数の拳銃や弾薬、自動小銃、それに「TNT」と呼ばれる爆薬数キロを車内に隠し持っていたということです。
また、男から押収した文書には、男がパリに向かっていたことを示す内容が記されていて、ただちにドイツの捜査当局が詳細をフランス側に連絡したもののフランス側の対応が消極的だったとしています。
一方、バイエルン州の捜査当局は、地元の通信社の取材に対し「武器の密輸は日常的に行われている」と述べて、男が今回のテロの実行犯に関わっていたかどうかについては現時点では判断できないとしています。
また、男から押収した文書には、男がパリに向かっていたことを示す内容が記されていて、ただちにドイツの捜査当局が詳細をフランス側に連絡したもののフランス側の対応が消極的だったとしています。
一方、バイエルン州の捜査当局は、地元の通信社の取材に対し「武器の密輸は日常的に行われている」と述べて、男が今回のテロの実行犯に関わっていたかどうかについては現時点では判断できないとしています。