ソウル=東岡徹
2015年11月12日18時33分
韓国外交省報道官は12日の記者会見で、ソウルの旧日本大使館前に設置された慰安婦を象徴する「少女像」の撤去を日本政府が求めていることについて、少女像は「民間が自発的に設置した」と述べ、韓国政府として関与しないとの考えを表明した。そのうえで「日本側が撤去を主張するのは本末転倒だ」と批判、まずは慰安婦問題の解決策を示すべきだと強調した。
少女像は2011年12月に元慰安婦の支援団体が大使館前で毎週水曜に開いていた集会が1千回に達したことを記念し、設置した。(ソウル=東岡徹)
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朝日新聞国際報道部
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