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ビタミンCの上手な取り方
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ビタミンCは水溶性のビタミンなので、体内で蓄えておくことができません。ビタミンCは小腸で吸収されて血管に入り、血管内を移動して全身の臓器に行き渡ります。そして余った分は尿として排泄されます。一度にたくさんのビタミンCを取ったとしても過剰分は2、3時間ほどで体外に排出されてしまいます。時間をあけて分けてとると、その間に体内でビタミンCが消費されるので、消費した分多くのビタミンCを吸収できます。同じ量でも一度に摂取するより多く吸収することができます。
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同じ摂取でも空腹時と満腹時では、吸収速度、吸収量は異なります。空腹時は吸収速度が速いのですが、短時間の摂取なので過剰分はすぐに尿として排泄されてしまいます。逆に満腹時は吸収速度が遅いため、吸収しながら、その間ビタミンCも消費されていて、その消費分余計にビタミンCを吸収することができます。吸収量で比較してみても満腹時は空腹時の1.6倍の吸収量になります。
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たんぱく質から作られるコラーゲンは、血管や筋肉を丈夫に保つとともに、皮膚、骨、粘膜の形成も担っています。お肌の張りや潤いにもかかせないので、美容の面からも注目されてます。そのコラーゲンですが、たんぱく質からの生成時にはビタミンCの存在が欠かせません。たんぱく質と一緒にビタミンCを取ればコラーゲンの生成が活発に行われます。
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鉄には肉や魚などに含まれるヘム鉄(2価鉄)と、海藻や野菜に含まれる非ヘム鉄(3価鉄)の2種類あります。ヘム鉄の吸収率が15%〜25%なのに対して非ヘム鉄では2%〜3%と大きな差があります。ビタミンCは、植物性食品に含まれる3価鉄を2価鉄に還元する働きがあるので、一緒にとれば吸収率がぐんと上がります。
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ビタミンEは細胞に先んじていち早く活性酸素と結びつき、その効力を失わせます。その結果細胞は酸化の被害を受けずにすむのです。活性酸素と結合したビタミンEはその抗酸化力を失っていますが、ビタミンCの働きによりふたたび抗酸化力を回復します。ビタミンCと一緒に取ることで、ビタミンEの抗酸化力がいっそう高まるのです。
※詳細 >>老化の原因、活性酸素とは
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ビタミンCは水溶性なので、水に溶け出しやすい性質があります。そのため野菜などを水で洗う際は手際よくさっと洗いましょう。長く水に浸しているとどんどんと溶け出してしまいます。また煮物料理も汁にビタミンCがたくさん溶けでてしまっているので、食事の際は汁も一緒にとることでビタミンCを無駄なく摂取することができます。煮物料理は温めなおしで何度も火にかけると、火に弱い性質のビタミンCはそのつど消失して減っていきます。
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ビタミンCは酸化しやすい性質で、野菜などは長期保存にはむいてません。空気中の酸素と結びついて酸化してしまい、その量がどんどんと失われていきます。新鮮なうちに食べることを心がけましょう。
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ビタミンCをはじめとした水溶性ビタミンは熱に弱い性格のため、調理には気をつける必要があります。ただしビタミンCの熱による損失も、水に溶け出してしまう量に比べたらたいした事はないので、一番に気をつけるのは水への溶け出しの方です。調理は煮込み料理よりも、油でさっと炒める料理の方が、損失は少なくてすみます。またじゃがいもやさつまいもは、中に含まれるでんぷんがビタミンCを保護して熱による損失を抑えてくれます。加熱による調理につよいビタミンC供給源です。
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