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「イルカ漁、説明を」=伊豆ジオパークで指摘―静岡

時事通信 11月14日(土)14時31分配信

 世界的に貴重な地質や地形を示す「世界ジオパーク」をめぐり、9月の会議で認定されなかった伊豆半島ジオパークの推進団体が、イルカの追い込み漁について追加説明を求められていることが14日、分かった。
 
 伊豆半島ジオパーク推進協議会(会長・佃弘巳静岡県伊東市長)が明らかにした。イルカ漁は2005年以降、この地域で行われていないといい、同協議会は対応を検討している。
 同協議会は昨年12月、国際機関「世界ジオパークネットワーク」(GGN)に加盟を申請したが、今年9月に鳥取市で開かれた会議では認定されなかった。
 その後、GGNを支援する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の関係者から、イルカの追い込み漁とジオパークの関係など10項目について、情報不足を指摘するメールが送られてきたという。
 同協議会の担当者は「地元漁協と相談しながら、回答を書く作業を進める」と話している。 

最終更新:11月14日(土)14時35分

時事通信