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民政移管後初のミャンマー総選挙 投票始まる
11月8日 9時25分

民政移管後初のミャンマー総選挙 投票始まる
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ミャンマーで、4年前の民政移管のあと初めてとなる総選挙の投票が始まり、民主化運動を率いてきたアウン・サン・スー・チー氏の野党が、軍事政権の流れをくむ与党に勝利し、政権交代に必要な過半数の議席を獲得できるかが焦点です。
ミャンマーの総選挙の投票は、現地時間の8日午前6時(日本時間の午前8時半)から各地で投票が始まりました。
選挙戦は、軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党に対し、民主化運動を率いてきたアウン・サン・スー・チー氏の野党NLD=国民民主連盟が挑む形となっています。
ミャンマーでは半世紀以上にわたって軍の影響力が強い政権が続き、4年前に民政移管したあとに成立した現政権も大統領や閣僚の多くが軍の出身者で占められています。
現地のメディアなどによりますと「変化」をスローガンに掲げる野党NLDが、長年続いた軍事政権に対する国民の反発を背景に、優位に選挙戦を進めてきたとみられ、野党が政権交代に必要な過半数の議席を獲得するかが焦点です。
しかし、ミャンマーの議会は議席の4分の1があらかじめ軍に割り当てられているため、NLDが過半数に達するには選挙で争われる議席のうち3分の2を超える議席の獲得が必要です。
投票は現地時間の午後4時(日本時間の午後6時半)に締め切られ、各地の投票所で即日開票される予定です。

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