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官房長官 “ユネスコ改善”への取り組みを指示11月8日 17時53分
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菅官房長官は、ユネスコ=国連教育科学文化機関の総会に出席した馳文部科学大臣と会談し、「記憶遺産」の制度の改善に向けて、関係機関への日本人の派遣を検討するなど、長期的な視野に立って、対策に取り組むよう指示しました。
馳文部科学大臣は、先週ユネスコの総会に出席し、日本と中国の見解が異なるなか「南京事件」を巡る資料が「記憶遺産」に登録されたことについて、事業の改善や透明性の向上を実現するよう演説で訴えたほか、ユネスコのボコバ事務局長と面会し、直接、制度の改善に取り組むよう求めました。
菅官房長官は、馳大臣の帰国を受けて8日午後総理大臣官邸で会談し、「外務省と連携し、人事を含めて長期的な視野に立って戦略的に取り組んで欲しい」と述べ、「記憶遺産」の審査を行う国際諮問委員会などの関係機関に、日本人の派遣を検討するなど、長期的な視野に立って対策に取り組むよう指示しました。
馳大臣は、会談のあと記者団に対し、「制度の透明化を軸に改善を働きかけていきたい。専門家の意見を聞きながら進めていく態勢をしっかり取り、佐藤ユネスコ大使や外務省とも連携していきたい」と述べました。
菅官房長官は、馳大臣の帰国を受けて8日午後総理大臣官邸で会談し、「外務省と連携し、人事を含めて長期的な視野に立って戦略的に取り組んで欲しい」と述べ、「記憶遺産」の審査を行う国際諮問委員会などの関係機関に、日本人の派遣を検討するなど、長期的な視野に立って対策に取り組むよう指示しました。
馳大臣は、会談のあと記者団に対し、「制度の透明化を軸に改善を働きかけていきたい。専門家の意見を聞きながら進めていく態勢をしっかり取り、佐藤ユネスコ大使や外務省とも連携していきたい」と述べました。