人民元、主要通貨入りへ ドル・円と並びSDRに 【共同通信】
中国人民元の100元紙幣(共同) 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は13日、中国の人民元をドルや円などと並ぶ主要通貨に採用する方針を固めた。30日の理事会で決定する。人民元の国際化を掲げ、自由な取引を妨げていた規制の撤廃に取り組んでいる中国の姿勢を評価した。 来年10月から、経済危機に陥った加盟国が換金できるIMFの仮想通貨「特別引き出し権(SDR)」の算出に使う主要通貨に加える。 IMFが13日、人民元を主要通貨に加えるよう理事会に提案したと発表した。IMFのラガルド専務理事も同日「提案を支持する」との声明を公表した。30日の理事会はラガルド氏が議長を務める。 |