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理容師と美容師資格 教育内容見直し始まる11月13日 15時34分
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国家資格を取るためにいまは別々の教育課程が組まれている理容師と美容師について、厚生労働省は、両方の資格が取りやすくなるよう教育内容などの見直しを始めました。
13日は、厚生労働省で業界団体の代表などが出席し、検討会の初めての会合が開かれました。理容師と美容師は現在、同じ店舗で働くことができませんが、来年4月からは規制が緩和され、すべての従業員が両方の資格を持っていれば一緒に働くことができるようになります。
利用者にとっては例えば、ひげそりとカットのサービスを一緒に受けることができるようになるなど便利になりますが、両方の資格を持っている人は、理容師と美容師の全体の1.7%にとどまっています。
資格の取得にはいずれも2年間専門学校に通い教育課程を履修したうえで、国家試験に合格する必要がありますが、検討会では▽重複した教育内容もあるため、一つの資格を持っている人がもう一つの資格の取得を目指す際には修業期間を短縮することや、▽実技など国家試験の科目の見直しについて今後、議論を進めるということです。厚生労働省は、「利用者のニーズに合わせて資格の在り方を見直していきたい」としています。
利用者にとっては例えば、ひげそりとカットのサービスを一緒に受けることができるようになるなど便利になりますが、両方の資格を持っている人は、理容師と美容師の全体の1.7%にとどまっています。
資格の取得にはいずれも2年間専門学校に通い教育課程を履修したうえで、国家試験に合格する必要がありますが、検討会では▽重複した教育内容もあるため、一つの資格を持っている人がもう一つの資格の取得を目指す際には修業期間を短縮することや、▽実技など国家試験の科目の見直しについて今後、議論を進めるということです。厚生労働省は、「利用者のニーズに合わせて資格の在り方を見直していきたい」としています。