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最終更新:2015年11月13日(金) 20時20分

元慰安婦支援団体「駐韓大使が像に花を」

 いわゆる慰安婦問題をめぐり、韓国内で強い影響力を持つ元慰安婦の支援団体は、「韓国に駐在する日本大使が、慰安婦像に花を手向けること」が謝罪の一つであるとの考えを示しました。

 Q.被害者が納得する解決策とは?
 「日本大使が亡くなった方々を惜しみ、(慰安婦像に)花を手向けて追悼の黙とうをすることです」(「挺対協」 尹美香代表)

 これは、元慰安婦の支援団体「挺対協」の尹美香(ユン・ミヒャン)代表がJNNの取材に答えたもので、尹代表はさらに、「法的責任を認めることが最も重要だ」と強調しました。

 また、日本が慰安婦像の撤去を求めていることに対し強い不快感を示し、「解決後に撤去するかは答えられない」と、政府間の交渉の結果にかかわらず像を残す考えを示唆しました。

 慰安婦問題をめぐって、日本政府は50年前の日韓基本条約で解決済みとの立場を崩しておらず、妥結に向けた両国の協議が続いています。(13日17:05)

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