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ラグビー開幕 前売り券完売も空席目立つ
11月14日 0時52分

13日行われたラグビートップリーグの開幕戦はワールドカップでの日本代表の活躍で注目が集まり、前売り券は完売し、満員の観客が予想されていましたが実際はスタンドの半分しか埋まらず、日本ラグビー協会は「回数券などの入場者数で見込み違いがあった」と陳謝しました。
ラグビートップリーグの開幕戦は東京の秩父宮ラグビー場で行われ、日本代表5人を擁し、リーグ3連覇をねらうパナソニックと、代表選手6人が所属するサントリーが対戦する好カードとなりました。
日本ラグビー協会は今月8日の時点で前売り券は完売したと発表し、当日券の販売は行わない措置を取り、満員の観客が予想されていました。しかし、13日の試合ではゴール裏の席がほとんど空席になるなど、2万人収容のスタンドのうち、およそ1万人しか入りませんでした。
これについて協会は試合後、説明を行い、前売り券の枚数が5000枚のみだったことを明らかにしました。残りの1万5000人分は、両チームに販売したチケットや回数券、それにシーズンを通して使用できるチケットなどによる入場者を想定していたということです。
協会は「はっきりした原因は分からないが、見込み違いがあった。多くのファンを失望させてしまい、また、せっかくの舞台を作ってくれた選手たちにも申し訳ないことをした。2019年のワールドカップに向けて一から出直す気持ちで取り組んでいきたい」と陳謝しました。

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