自分の通う大学の生協でも街の本屋と同じように、伊藤計劃が押し出されており、ウンコ大学を中退した大量生産大衆作家の本と一緒にズラ〜と陳列されている。
このようなキャンペーンに自分はまんまと嵌り、買って読んだのだが、読みにくかった。
お話の内容は、たいていの人間の意識が消えてユートピアができましたー、文科省は人文系廃止できるね ヨカッタヨカッタとかいうものである。
そんな絶賛されるものか?と感じた。
しかし、「お前の文章の方が読みにくい」とか「映画化決定」と言われると何も言い返すことができない。
だから、自分には文句をいう権利など微塵もないのだけれども、ヒロインのある言葉にねーよと強く思った。
とかいうお言葉である。そして、「若きウェルテルの悩み」が引き合いに出されている。
正直、人を殺す力など言葉にはないだろ。
できていたら、今頃安倍晋三なんか数億回くらい死んでいるはずだ。
感受性に乏しいだけじゃないのか…?
すべての物語があらゆる人に影響を与えることができるってことじゃないかねえ。 敏感な感性を持った人が、ごく一部の鋭い物語に出会ったときに、影響されることがある。それだけの...
総理の生命力が限りなく低下しているのが見えないのか?