すっぴんからゴージャスメイクまで、レディー・ガガが資生堂新年広告で50セルフィー披露

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昨年は水原希子を起用するなど、毎年時代の空気を反映したアートワークやメッセージが話題となる資生堂の新年広告。2015年は世界の歌姫、レディー・ガガ(Lady Gaga)が起用され、彼女のセルフィー(自らを被写体にして撮影した写真)50枚が新聞各紙を飾った。

読売新聞にはすっぴんにナチュラルな表情を浮かべたガガ、産経新聞にはブロンドヘアに赤いリップがゴージャスなガガ、毎日新聞にはピンとはねたアイラインにボリューミーなカーリーヘアのガガ、朝日新聞には黒髪にキリっと引かれた眉が印象的なメイクでこちらを見つめるガガの姿が登場した。1月1日に46紙にそれぞれ異なるセルフィーが掲載されており、5日にも4紙に掲載される。

これまでに5回のグラミー賞に輝き、全世界でアルバム2,000万枚を売り上げたガガ。米『タイム』誌や『フォーブス』誌が選ぶ、世界で最も影響力のある100人のうちの1人として名を連ね、ツイッターのフォロワー数は4,300万人を超える。彼女のクリエーティビティーは音楽だけに留まらず、ファッションやメイクも注目されている。

ラグジュアリーブランドのドレスを纏った姿を見せたかと思えば、日本を始め世界中の若手デザイナー達が手掛けた奇抜な衣装で度肝を抜く。万華鏡のように変わるその姿を、世間は当初こそ好奇の眼差しで見ていたが、いつしかそれがガガの個性、素晴らしいクリエーションとして認めるようになった。若い才能を発掘し、世界へ発信するガガは今やクリエーター達にとってミューズのような存在になっている。そんな彼女がユニークなスタイルの中で一貫して表現してきたのが、「その人がその人らしく生きることを応援」する姿勢だ。LGBT達へ対する助力も惜しまない。

今回、日本を代表する化粧品会社として美を追求してきた資生堂がガガのセルフィーと共に発したメッセージは「あなたはあなたでいて。それが、あなたの美しさだから。」。中長期戦略「VISION 2020」の下、個々の美の多様性を認め、それぞれの美を応援する方向へ向かう資生堂と、ガガの姿勢が共鳴する広告となった。

両者は今年、この広告を皮切りに今後もコミュニケーション企画を展開して行く。また、今回掲載された各セルフィーは、資生堂の企業情報サイト(http://www.shiseidogroup.jp/corporate-ad-2015/?rt_pr=tr245)でも段階的に公開されている。
《編集部》
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