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首相 南シナ海問題 ASEANは一体で発信を
11月12日 15時25分

首相 南シナ海問題 ASEANは一体で発信を
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安倍総理大臣はインドネシアのノファント国会議長と会談し、南シナ海で中国が人工島の造成を続けている問題について、ASEAN=東南アジア諸国連合が一体となってメッセージを発信することが重要だとして、インドネシアの積極的な関与に期待を示しました。
総理大臣官邸で行われた会談で、インドネシアのノファント国会議長は、南シナ海の南沙諸島(英語名・スプラトリー諸島)で、中国が人工島の造成を続けている問題に関連し、「日本とインドネシアの協力の強化は国際社会にとっても重要であり、南シナ海の問題を含め日本政府が効果的に協力し積極的に貢献していることに敬意を表する」と述べました。
これに対し、安倍総理大臣は、「南シナ海については、現状を変更する一方的な行動を懸念している。ASEAN=東南アジア諸国連合が一体となってメッセージを発信することが重要で、インドネシアが積極的に関与することを期待する」と述べました。またノファント国会議長は、「防衛装備、防衛産業分野での協力拡大に期待している」と述べたうえで、インドネシアが日本製の救難飛行艇「US-2」の導入を検討していることを伝えました。

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