|
詩 「永遠の都」 池田大作 (詩の一部抜粋)
・・・落日の都を染める 革命の烽火
古き体制の玉座を揺るがし
正義の道を開かんと起つ
黎明の挑戦の号砲
再発見の歴史の軌道を進みゆく
熱狂と騒然のなかに
確かなる人間真実の詩を唱いながら
民衆の都への蘇生のために
非難と戦い 革新に生きぬいた
二人の劇的な親友よ
数奇なる星の下に
波乱の運命をこえて
ひとり孤独に挑む青年ロッシ
わが児を敵の砲弾に失い
みずからは獄舎に囚われながら
盟友を信じきりながら
昂然と散り去った信念のブルーノ
彼ら二人の苦闘の持続のなかから
遂に民衆勝利の
激しき凱歌はあがった
・・・平和革命に走るロッシは
暴力を否定した
かれはアナーキストではない
人間主義を至高の権威としながら
すべての人間群が相擁して生きる
人間家族の幸福と
人間共和の繁栄を夢みたのであった
・・・時は去り
時は移り
いま われらは
現在の血によって
永劫の憂苦を民にのこす
未来の福祉という
むごい美名の宿命論を
絶対に許すまい
無気力な現状肯定の道か
また 流血の革命の道か
われらは
その二律背反を止揚したいのだ
われらは目ざす
自身の限りなき苦闘の決意を秘めながら
一人の犠牲をも需要しない
無血にして悠遠の革命の方途を選ぶ
・・・新天地の都を荘厳するのは
ぜいたくに着飾った
高貴な人たちではない
胸中に錦を纏うた
強靭にして平凡な
庶民群であることを忘れまい
・・・われらは築きたい
累々たる瓦礫の真っ只中から
万年につづく
燦然と輝き残る
崩れなき永遠の都を
(著書;アレクサンドロスの決断・・・よりP204~)
|
|