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（発行＝15.11.07）
原発を以前は肯定、今は反対
顕正会の南東北大会は杜撰な運営で失敗 ㊦
二枚舌の狂祖・浅井昭衛の変説を嗤う
顕正会が南東北大会を開いた三日、予報では温暖な秋晴れという予報だった
が、浅井昭衛が会場に到着する午前十一時半には急に寒風が吹き荒れていた。
この狂祖の浅井が入場する時、参加者は伏せ拝のまま二分以上も拍手させられ
た。
大会では十人の会員が体験発表、活動報告、代表決意と相次いで登壇。同じ
ような浅井礼賛の話に参加者はウンザリしていた。
この後、浅井が下手の長話。冒頭から「南東北の皆さんの信心で埋め尽くされ
た」とウソをついていた。本紙一四九八号で記した通り、大会には南東北だけ
ではなく、東日本の各地から結集させられたのが真相だ。
浅井の話で特に滑稽なのは原発に関する発言である。
この日の大会でも「私は、原発は断然、反対なんです」「日本中の原発が停止
してもですね、昨年も今年も停電が起きないじゃないですか」と述べて「原発
なんか無くったっていい」と力説。原発の再稼働は「犯罪行為」とまで言い放
っていた。
浅井は福島第一原発事故の後、原発反対を叫ぶように変説したが、以前は原
発を肯定し、特に、平成五年六月の青森大会では今とは正反対の話をしていた。
以下は平成五年の青森大会での浅井の発言である。
「これは直接、仏法とは関係ない話題ですが……」と前置きして「今この経
済発展を支えているエネルギー、これはもう石油には頼れない。今後、石油は
枯渇します」「そうすると、いかなる国も人類全体が新しいエネルギー源とし
て原子力に頼らざるを得ない。もし頼らないと、日本の今の経済生活は大変な
ことになる」「今のエネルギーの中で(原子力の発電が)全国の発電量の３０％
までいっている。だから原子力を全部、日本人が『捨てろ、捨てろ』と言うと
３０％の電力がなくなるから経済成長も三分の一にダウンし日本は生活できな
い」「日本だけじゃない。全世界が核エネルギーを使って現在の生活が成り立
っている」「核燃料を、核アレルギーからですね、全部捨てろ、捨てろって言
うのは、今の日本の経済生活を全部、否定して昔に戻るんだと、もう電力なん
かいらないと言うんだったら構いませんけども、今の生活を維持しようってい
うんただったら核エネルギーっていうことを無視することは出来ない」
この後、原発反対を叫ぶ某政党を名指しでソ連から資金援助を受けてきたと
して「ソ連の対日謀略の手先」と非難していた。
では現在、原発反対を叫ぶ浅井自身はロシアから資金援助を受けて「ロシア
の対日謀略の手先」になったのか？と疑いたくなる。
更に、冒頭には「エネルギーの話は仏法とは関係ない」と言っていたのに「
原発反対は感情論」だと述べて「仏法の智慧で見ていかねばならない」と強調
するなど支離滅裂の話だった。
顕正会員は浅井の無責任な妄言と変説、日蓮大聖人を悪しく敬う邪義・邪説
に早く気づくべきである。
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