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(発行=15.11.05)
途中退場者や急病人が続出
顕正会の南東北大会は杜撰な運営で失敗 ㊤
「信者でなくても入れます」と大会当日も勧誘
顕正会(本部・さいたま市大宮区、会長・浅井昭衛)が三日、南東北大会を宮
城県のセキスイハイム・スーパーアリーナで開いたが、宮城・山形・福島県の
南東北の会員だけでは空席が目立つため、北東北をはじめ東京、神奈川、千葉、
埼玉、富山、新潟、栃木、茨城など他の都県からも無理に集めての大会だった。
大会の前日、仙台駅の構内や周辺では「明日の顕正会の大会に来ませんか?」
「信者でなくても、誰でも入れますので……」等と、血走った眼で手当たり次
第に声をかける非常識な会員の姿が、あちこちで見られた。通行する人達は「
何の大会?」「薄気味悪いわね」と顕正会員を避けるようにして歩いていた。
こんな駅や周辺での強引な勧誘は大会当日の開会前、そして大会の開催中も
続いていた。
大会の運営は杜撰で役員は無責任、病人や体調不良を訴える者が続出し、浅
井昭衛の話を聴かずに途中で帰る参加者が目立ち、トイレ近くの椅子で居眠り
する人も見受けられた(写真)
気の毒なのは体調が悪くなった女子中学生が母親に支えられて駐車場に向かっ
ていた時、すぐ近くには役員もいたが、見て見ぬふりで、手を貸そうともしな
いばかりか、声も掛けないことだ。
また、無理やり連れ出された高齢者は疲れ果て、会場には入らずに駐車場で
グッタリしていたし、場内に入った人も階段やベンチで横になって寝込み、な
かには道端で倒れ込む老婦人もいた。
車椅子の高齢者も大勢、参加していたが、これらの人達は差別されて、全員
がサブ会場(同時中継)に詰め込まれていた。
隣接するスポーツジムのトイレには顕正会員が長蛇の列、会場内の女子トイ
レには百人以上が並び、特に、東側のトイレは水が流れなくなって大混雑。我
慢できずに、うずくまる人も多く、男性会員が「トイレのことくらい考えろよ
な、このボケ!」と、運営役員に怒りをぶつけていた。
強制的に連れ出された外国人も多くいたが、入場者数に加えた後は放置して
いたため、途方に暮れていたが、そのうちに会場を抜け出して、近くの露天で
弁当を買って食べていた。これらの外国人も結集数に入っているのだ。
急病人が続出して救護班はお手上げ状態。救護室に行っても診ようともせず
に「ここは、もう終わりだから」と追い出された病人が「何のための救護室か」
とふらつく足取りで恨み節をもらしていた。(つづく)
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