東日本大震災で被災し、土地区画整理事業のため近く解体される宮城県名取市閖上中の旧校舎正面の時計が12日、取り外された。針は地震発生時刻の午後2時46分を指したまま停止。震災の記憶を継承する遺物として市教委が保管する。
【写真特集】運び出される震災発生時刻で止まったままの時計
時計は直径約70センチ。校舎が建て替えられた1980年に卒業生から学校に寄贈された。屋外階段の地上約7メートルの位置に設置され、震災発生まで31年間にわたって時を刻んだ。
取り外し作業は業者が3人がかりで行った。固定金具を外し、配線を切断。時計背後の1メートル四方の壁も一緒に保管するため、大型カッターで切り抜いた。
閖上中の旧校舎は早ければ今月末、閖上小の旧校舎も年明け以降にそれぞれ解体が始まる予定。市教委は今月中に校名板や校庭の石碑、黒板、ピアノなども市内の別の場所に移す。将来の具体的な展示方法などは未定という。
市教委の担当者は「震災で亡くなった生徒の遺族らの意向も聞きながら残すべきものを選んだ。次世代に震災の教訓を伝えられるよう大切に保管したい」と話す。
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