寒い地方に行ったときなんだか肌が白く綺麗に見える、毛穴が引き締まったような気がする…という経験はありませんか。実は「冷やす」という行為は顔の毛穴がキュっと引き締まる現象につながります。
アイスティーやウイスキーロックなどに使われる氷ですが、実は飲み物だけではなく顔や頭皮の毛穴にも美容効果を発揮します。
今回は、氷による様々な効果や簡単に出来る美容法、氷マッサージなどについてご紹介しましょう。
氷を使ったスキンケア、要はお肌を冷やすことで毛穴の引き締めやシミの改善を期待するものなんですが、調べてみるとすでに多くの女性が実行してその効果を実感していることが分かりました。
他にも芸能界で際立つゴージャスな存在感たっぷりの美人姉妹、今となっては芸能人並みに有名になった美魔女など、世の中の美女は肌を冷やす美容法を実行しているようです。
まずは、氷が毛穴や肌に対して美容効果を発揮する理由を5個ご紹介しましょう。
洗顔中に刺激を与えることで血行が良くなりますが、氷を使うことで更に血の巡りが良くなります。血液の流れが良くなれば肌にも十分な栄養がまわりやすく、美肌力がアップします。
シミは、紫外線を浴びた時に作られるメラニンによってできてしまいますが、氷によって冷やすことでメラニンを作り出す成分の働きを弱めることができます。
また、メラニンの生成を抑制する効果もあるので既にあるシミに対しても効果を発揮し、シミを薄くすることができるでしょう。
氷は肌を冷やす効果があるので、肌の血管や毛穴を収縮させて引き締める効果があります。毛穴を引き締めるということは顔のむくみ解消にも繋がるので、小顔効果も期待できるでしょう。
氷によって肌が冷たくなるとその反動で肌は温めようと機能し始めます。これによって血流が良くなり新陳代謝しやすい肌になります。新陳代謝が高まると肌の生まれ変わりに欠かせないターンオーバーも正常化します。
30代の女性の場合にはターンオーバーの周期は45日程度と言われていますが、ストレスや不規則な食生活によって乱れやすくなります。氷を使うことでターンオーバーが正常化すれば、アンチエイジング効果も期待できます。
毛穴の炎症によるニキビや吹き出物は、氷を使うことで鎮静化させることができます。冷やすことで毛穴の炎症を抑える効果があるので、日焼け後に起きやすい肌のほてりにもお勧めです。
では実際に氷を使ってできる美容方法をご紹介しましょう。
氷マッサージは、直接氷をあてるのではなく氷を容器に入れて使う美容法です。氷マッサージの手順は以下です。
氷を使って洗顔する方法は、温めて冷やすことを繰り返すことで効果が発揮されます。
熱が出た際に使うことが多い氷のうを洗顔後の肌に置いて顔全体を冷やすという方法もあります。部分的ではなく、一気に顔全体を冷やすことができるので毛穴全体に対して均一に働きかけるでしょう。
また、氷が無い場合には保冷剤を使うという方法もあります。小さいタイプであれば横になった状態で顔に並べれば顔全体を冷やすことができるでしょう。
頭に血が上るよう首を高く固定して仰向けになります。そしてたるみが気になる部分に保冷剤を当てるだけです。
外出する際、保冷剤とガーゼを持ち歩き、頻繁に顔のほてりや炎症を落ち着かせるよう冷やす方法です。夏は特に汗をかきますが、その汗に含まれる塩分はお肌にとって大敵!小じわ、炎症の原因になります。
ガーゼやハンカチに包んだ保冷剤でこまめに肌を冷やして肌を鎮静化します。汗もとれますが、日焼け止めも取れてしまうので、このケアをしたら日焼け止めは塗りなおすようにしましょう。
1990年代後半に山形県山形市から広まった氷シャンプーをご存知でしょうか。頭皮を冷やすことで以下の効果が期待できます。
頭皮を冷やすことは特に体に問題が無いようで、顔に使う場合と同じように温水と冷水を交互に使用すれば、血管が緩む血管が引き締まるという繰り返しによって頭皮の血行も促進されます。
頭皮に氷を使う場合には、固形の状態ですと流れ落ちてしまうのでかき氷器を使って細かくすることをお勧めします。手順は以下です。