フォルクスワーゲングループのディーゼル車排出ガス操作事態と関連して国内で訴訟を提起した顧客が1500人を超えた。

11日、業界によるとフォルクスワーゲングループブランドであるフォルクスワーゲンとアウディを購買した顧客1536人が法務法人パルンを通じて6日まで自動車排出ガス操作による詐欺による売買契約の取り消し及び売買代金の返還請求をソウル中央地方裁判所に提起した。

関連の告訴を受けた会社はフォルクスワーゲンAG、アウディAG、アウディ・フォルクスワーゲンコリア、国内販売代理店などだ。

6日に訴訟を提起した顧客は2008年以降、出庫されたフォルクスワーゲンやアウディ(ディーゼルエンジン2.0TDI、1.6TDI、1.2TDI)車両の購買者326人、リース使用者44人、中古車28人など総398人だ。 今まで6回累積訴訟人団の規模は1536人だ。

法務法人パルンのハ・ジョンソン弁護士は"これからも1週間に1回ずつ400~500人余りの原告らが追加で訴状を受付するように進行する予定"とし、"現在まで訴訟に必要な書類を提出した人は6000人に達している"と話した。

このように国内で集団訴訟が拡散する中、フォルクスワーゲンは最近、北米の顧客のみ1000ドル(約116万ウォン)相当の商品券とバウチャーを補償することにし、国内顧客の不満を買っている。

フォルクスワーゲンは9日、米国やカナダの自社ディーゼル車のオーナー48万2000人を対象に所有主1人当たり1000ドル相当の商品券カードとバウチャーを補償し、3年間無償で修理もすると発表した。 商品権補償規模は4億8200万ドル(5586億ウォン)だ。 ラグジュアリーブランドのアウディについた同じ補償政策も13日に発表する方針だ。

しかし、北米を除いた地域の消費者たちはこの補償対象から除外されて公平性問題が提起されている。 韓国内のリコール対象車両もフォルクスワーゲン9万5581台、アウディ2万9941台など2つのブランド28車種12万5522台に達するが、アウディ・フォルクスワーゲンコリアはリコールおよび補償計画を具体的に出していない。