小６大麻、兄の元同級生も所持容疑で書類送検

　京都市内の小学６年の男子児童が高校生の兄の大麻を吸ったと話し、兄が警察に逮捕された事件で、この１７歳の兄が以前通っていた高校の同級生も大麻所持の疑いで書類送検されていたことがわかりました。

　京都市の小学６年の男子児童（１２）が「兄の大麻を吸った」と話した問題では、通信制高校１年の兄（１７）が１１日、大麻所持の疑いで逮捕されました。

　警察などは今年９月、大麻草１グラムあたり６０００円で売り渡していた疑いで京都市の自称ラッパー・末長直喜被告（２５）を逮捕・起訴し、購入した高校生２人を逮捕しました。その後の取材で、無料通信アプリ「ＬＩＮＥ」を使い、大麻をやり取りしていた高校生グループは１１人で、このうち、１１日に逮捕された１７歳の兄が以前通っていた高校の同級生も書類送検されていたことがわかりました。高校生らに大麻を流したとされる末長被告のいたクラブ周辺では、大麻汚染が日常化していたということです。

　「普通じゃないですか、ラッパーでやっているのは。（大麻は）タバコと変わらないから」
Ｑ．（京都の）木屋町で大麻は買える？
　「買えますね、全然買える。ツイッターとかで知り合って、信じられるようになったらやりとりが始まる」（飲食店従業員）

　警察は全容解明を進めています。（12日11:34）