5→9〜私に恋したお坊さん〜 #05【5時から9時まで】 2015.11.09


(英語の会話)
(英語の会話)
(ベルの音)
(潤子の英語)
(清宮)《桜庭。
もう授業終わりだぞ》
(潤子)《はい》
(清宮)《今までお疲れさん》
(潤子)《先生》
(清宮)《うん?》
(潤子)《ホントにありがとうございました》《あっ。
ニューヨークにクリスマスカード送ってもいいですか?》
(清宮)《待ってる》
(潤子)《先生》
(潤子)《私先生のこと…》・
(ドアの開く音)・
(女性)《清宮先生》
(一同)《送別会やりますよ。
やりますよ。
やりますよ》《いいお店なんですよ。
行こう。
行こう》
(清宮)《桜庭。
俺と一緒にニューヨークへ行ってくれ》ああー。

(恵子)ハハハ!やだ!ハハハ。
アハハ。
もううるさいな。
はっ!?
(恵子)あっ。
高嶺君。
次お風呂どうぞ。
あっ。
でも湯加減大丈夫かしら?うち超ぬるいから。
(満)ホントホント。
(高嶺)滝行で冷水には慣れてますのでお気になさらず。
いや。
気になるから。
ねえ?何でいるの?
(恵子)はい。
これ。
お父さんの甚平。
(寧々)いや。
脚の長さ違い過ぎて半ズボンになっちゃうでしょ。
(満)おいおい。
寧々。
ちょっと待ってくれよ。
高嶺君。
ちょっと立って。
もう。
お父さん。
そんなんやんなくていいから。
もう。
(満)ほら。
そんなに違わ…。
2倍違うな。
だろうね。
だから何でいるの?
(寧々)いいじゃん。
もうすぐ家族になるんだから。
ならないから。
約束を果たしに参りました。
約束?
(恵子)デートよ。
デート?確かに約束しました。
(恵子)お泊まりのとき約束したんでしょ?
(一同)キャー。
えっ?《あなたとデートがしたい》《はいはい》あれは流れで。
しかし「はいはい」と確かに二度も。
「イエスイエス」の「はいはい」じゃなくて「アーハーアーハー」の「はいはい」だから。
全然違うから。
(恵子)でもさ潤子。
何だかんだであんた高嶺君ちに泊まりまくり。
(恵子・寧々)まくり。
うるさい。
ちなみに週末はお仕事午前中までですね?だから何なんですか?この日は大安吉日。
そして新月。
さらに一粒万倍日と呼ばれる何かを始めるには最も適した開運日。
この日こそまさに運命の日。
勝手に決めないでください。
(恵子)やっぱりさ遊園地とかがいいんじゃない?
(満)いやいや。
浅草で食べ歩きもお薦めだぞ。
(寧々)星川さんだけにさプラネタリウムとかどう?参考にさせていただきます。
行かないから。
(寧々)プラネタリウムね。
(恵子)後ね水族館とかいいじゃない。
行かない。
(成田)「最初のデートは女子の好みに合わせるべし」
(羽田)「女子は必ずデートに遅れてくるものなり」「待つ時間も醍醐味と思って寛容であるべし」ほう。
(成田)あっ。
これは大事です。
「女子から告白させるなど言語道断」
(羽田)「大切なことはデートの最後で自分から告白すべし」なるほど。

(三休)何をしているのですか?子供にはまだ早いことです。
返しなさい。
(三休)子供扱いしないでください。

(女の子)三休ちゃん。
遊ぼう。
(三休)高嶺さま。
知識より実践あるのみですよ。
(女の子)行こう。
(三休)うん。
(女の子)実践あるのみだよね。
(三休)うん。
(羽田)えっ?どこに書いてあんだよ?そんなの。

(蘭)潤子先生。
何?
(蘭)どっちから聞きたい?うん?
(蘭)私にとってハッピーなニュースと潤子先生にとってハッピーなニュース。
うーん。
全然関係ないけど。
蘭ちゃんの方からで。
(蘭)ついに昨日彼氏ができました。
拍手。
拍手。
おめでとう。
で私の方は?
(蘭)はい。
これ。
ビジネス?
(蘭)今日からビジネスクラスも兼任です。
おめでとうございます。
ホントに!?・
(清宮)本当だ。
(蘭)お疲れさまです。
(清宮)お疲れ。
(清宮)頑張れよ。
はい。

(百絵)さっきから3秒置きににやにやしてるけど。
してないよ。
(百絵)3・2・1。
フフフ。
(百絵)ほら。
何?してないよ。
(百絵)何かいいことあった?えっ?別に。
(百絵)清宮さんに聞いたよ。
えっ?
(百絵)おめでとう。
よかったじゃん。
えっ?えっ?何で?何で?嘘。
(百絵)ビジネスクラスも担当するって。
あっ。
ああ。
そっちか。
びっくりした。
(百絵)そっち。
いや。
他に何かあった?の…飲みに…。
ちょっと待って。
(百絵)何?何?何?何?
(百絵)えっ!?清宮さんが?ああっ!ちょっ。
声でっかいから。
ちょっと。
(百絵)それってプロポーズじゃん。
いや。
えっ?プロポーズじゃないでしょ。
えっ?えっ?えっ?えっ?プロポーズ?失礼します。
失礼しました。
・間違っていませんよ。
お寺にビジネス英語が必要ですか?グローバル化が進む中わが寺にもビジネス英語が必要不可欠だと思いまして。
それ本当ですか?もちろんです。

(ドアの開く音)あっ?えっ?何で三嶋?えっ?
(三嶋)「何で?」ってビジネスクラスだから。
あっ。
ハァー。
イエス。
OK?ハァー。
OK?フッ。
OK?
(ベルの音)潤子さん。
次回はぜひマンツーマンで。
お疲れさまでした。

(蘭)すいません。
潤子先生。
ちょっといいですか?由希ちゃん。
(由希)《由希男だよ》《えっ?》
(まさこ)もう具合よくなったんだって。
ああ。
そっか。
よかった。
よかった。
来てくれて。
(由希)本当にごめんなさい。
ううん。
もういいって。
(蜂屋)みんなに心配かけたからってケーキ買ってきたんだよな。
(由希)うん。
カップケーキ。
おお。
みんなで食べよう。
食べよう食べよう。
フフフ。
(蜂屋)潤子ちゃん。
うん?
(蜂屋)ありがとね。
えっ?
(蜂屋)何であいつがああいう格好してるか何も聞かないでくれたんでしょ?だって由希ちゃんは由希ちゃんだから。
(蜂屋)ホントありがと。

(由希)潤子ちゃん。
食べよう。
食べよう。

(ノック)はい?
(清宮)どう?順調?はい。
頑張ってます。
(清宮)あっ。
飯行く?はい。
あっ。
先行ってる。
はい。
・潤子さん。
お疲れさまです。
週末のお出掛けについてなんですが。
どこか行きたい場所はありますか?
(清宮)《俺と一緒にニューヨークへ行ってくれ》ああー。
星川さん。
あのう。
私星川さんにちゃんとお伝えしなきゃならない大切な話があります。
大切な話?
(成田)《「女子から告白させるなど言語道断」》
(羽田)《「大切なことはデートの最後で自分から告白すべし」》私星川さんのこと…。
うわー。
お待ちを。
大切な話ならデートの最後に私が。
ではこよいはこれにて。
えっ?ハァー。
(清宮)元気ないな。
いや。
いやいやいや。
全然全然。
(清宮)うん?じゃあ元気が出るもの見せてあげる。
えっ?何ですか?
(清宮)うん?はい。
あっ。
これロックフェラーセンターのツリーですよね?
(清宮)そう。
去年の。
ああ。
奇麗。
(清宮)点灯式の日はアメリカ中から見物客が集まってお祭りみたいな雰囲気になるんだ。
へえー。
いいな。
「来年は私も一緒にニューヨークでクリスマスを迎えたいです。
桜庭潤子」ごめんな。
クリスマスカード。
えっ?返事出せなくて。
いやいや。
そ…そんな。
気にしないでください。
(清宮)出すつもりだったんだけどな。
ことしのクリスマスは桜庭と一緒にいたいって思ってる。
フフッ。
は…はい。
フフフ。
ただいま。

(一同)あっ。
おかえり。
うん。
(恵子)何かいいことあったでしょ?えっ?別に。
(満)絶対いいことあった。
(恵子)あんたのことなら足音を聞いただけで分かるの。
何?それ。
えっ?っていうか何?それ。
おいしそう。
(恵子)この「最中」と書いてもなか。
上品なお味なの。
(寧々)全部お兄さんから。
ほら。
見て。
あんなに。
えっ!?
(満)あっ。
潤子。
「来るデートに向けてどれが潤子さんのお口に合うか試食していただきたくお届けいたしま…」
(一同)えっ?送り返す。
(恵子)えっ?何で?だって私あの人とは。
(寧々)付き合ってるんじゃないの?友達にはなったけど。
(恵子)高嶺君いい人じゃん。
いい人はいい人だけど。
(満)心の準備できてるのに。
だって私他に相手いるし。
(一同)えー!?
(恵子)えっ?ちょっと。
誰?誰?誰?いいでしょ。
別に。
(寧々)デ…デートどうすんの?お断りする。
(一同)えー!
(満)そうか。
高嶺君振られるのか。
かわいそうに。
(恵子)うん。
かわいそうね。
(寧々)お兄さん。
あしたちゃんとお付き合いできないって言うから。
ちょっと。
お父さん!食べちゃ駄目。
(恵子)ハァー。
かわいそうに。
ハァー。
うわっ!?あっ。
(百絵)あっ。
潤子先生潤子先生。
ちょっ。
ちょっとお願いがあるんだけど。
あっ?うん?
(百絵)スペシャルイベント。
ペアじゃないと参加できないの。
しかも今夜。
ねえ?ペアで何するの?
(百絵)アハハ。
あの。
こんな感じのシーンをこう2人で再現するだけ。
いやいやいやいやいやいや…。
(百絵)ああ。
大丈夫。
衣装とかつらは向こうで用意してくれるから。
このせりふ覚えるだけだから。
いやいやいや。
そういうことではなくて。
ああ。
お願い。
プレミアグッズどうしても欲しいの。
いやいやいやいやいや。
でも今夜でしょ?私今夜話さなきゃいけない人がいて。
あの。
こういうのいつかいつか。
いつかやろう。
ごめんね。
ちょっとごめんね。
(百絵)潤子先生。
ごめんごめんごめんごめんごめん。
(ベルの音)
(英語の会話)
(英語の会話)星川さん。
ちょっといいですか?ですから大切な話ならデートの最後に私が。
いや。
違うんです。
この後私のっぴきならない用事がございますので。
のっぴき?申し訳ございませんが。
失礼します。
あっ。
(三嶋)ホントにごめん。
俺あのときかなり酔っぱらっちゃって。
もうあれなしで。
もう忘れて。
なしでって。
ちょっと。
もう友達なくしたと思ったんだからね。
(三嶋)ホントごめんごめん。
ったく。
(三嶋)あっ。
ああ。
でこれ遅くなっちゃったんだけど。
うん?
(三嶋)はい。
誕生日おめでとう。
いや。
遅いわ。
アハハ。
えっ?何?えっ?えっ?うわっ。
万年筆?ああ。
ありがとう。
(三嶋)なあ?さっき坊さんと何話しようとしてたの?いやさ。
もう付き合えないって言おうと思って。
(三嶋)ホントに!?いや。
何?びっくりした。
ちょっと。
(三嶋)いや。
まあ。
そっか。
うん。
・やっぱ三嶋だわ。
さすがだわ。
フフッ。
・もうホントよかった。
友達に戻れて。
もう。

(蜂屋)今日一緒に寝てくれる人探してんだけど。
俺何かあんたのこと気に入っちゃった。
(まさこ)こっちは気に入ってないから。
(百絵)いや。
属性が違うのは承知しているがここはひとつ曲げてもらってだな。
駄目か?駄目なのか?
(通話の切れる音)
(百絵)あっ。
たっ…。
あっ。
ハァー。

(アーサー)ウオールドン。
あっ。
け…結構です。
(アーサー)「本日限定!」「キュン死確定・萌え萌えイベント」「本日限定!」「キュン死確定・萌え萌えイベント」
(百絵)デュフ。
デュフフフフ。
デュフフ。
デュフフフ。
デュフフフ。
(アーサー)よだれ出てますよ。
(百絵)すいません。
ありがとうございます。
っていうかこんな変なことに付き合っていただいてすいませんでした。
(アーサー)ううん。
ノープロブレム。
(百絵)あの。
すいませんついでに。
フッ。
さっきのもう1回だけやってもらってもいいですか?
(アーサー)OK。
(アーサー)「悪魔と契約を結ぶ前にこの私と永遠の契りを結ぶのです」
(百絵)やびゃあー!ルシファーさま。
(アーサー)ミス百絵。
キャラが変わり過ぎるにも程がありますよ。
(百絵)あっ。
気持ち悪いですよね。
私なんかが調子に乗って。
あの。
すいません。
(アーサー)謝らないでください。
今日はとっても楽しいデートでしたよ。
(百絵)うっ…。
これがデデデ…。

(アーサー)もっとあなたと一緒にいたい。

(百絵)ああー!あれって。
全種類下さい。
(店員)オールポップコーンです。
(一同)オール。
よかったら。
(百絵)あのう。
星川さん。
事前調査?
(アーサー)ミス潤子のために並んでたようで。
(百絵)あのお店すぐ売り切れちゃうから。
のっぴきならない用事ってそれか。
(アーサー)他にも商店街でリサーチしたり。
《潤子さんの好きなものについて伺いたいんですが》
(秋)《カニ》
(メグミ)《あっ。
そうだね》
(男性)《あとうちのパンだな》
(メグミ)《あっ》《遊園地好きかも》
(男性)《おうおう》《潤子さんの嫌いなものは?》
(男性)《こいつんちのパンが駄目なんだよ》
(男性)《新しいパン焼いてくっからよ》
(メグミ)《あっ。
潤子蚊が嫌いかも》《虫よけ持ってった方がいいよ》《ほう》
(一同)《頑張れよ。
万歳。
万歳》
(アーサー)色々なスポットに足を運んだり。
《すいません》
(従業員)《ご注文どうぞ》《こちらからこちらまで全部下さい》
(アーサー)ミス潤子が好きそうな料理を選んだり。
《いただきます》《ありがとうございました》
(一同)《ありがとうございます。
頑張れよ。
頑張れ》
(アーサー)夜景の奇麗な場所を探したりとミス潤子を喜ばすために色々と調べているみたいですよ。
(アーサー)幸せ者ですね。
ミス潤子は。
「午後1時。
待ち合わせ。
遊園地」「午後1時半。
昼食。
遊園地の庭園」「午後3時。
メリーゴーラウンド乗車」「午後4時半。
ポップコーン購入」「午後7時。
夕食。
カニ料理専門店」「午後8時半。
永遠の愛を誓う公園。
夜景観賞」「午後11時。
お家までお送りいたします」「お約束。
私から離れないこと」「持ち物。
あなたの笑顔」ああー。
早く言わなきゃ。
ああ。
もう。
あぐっ。
うーん。
(清宮)一緒にいいか?はい…。
(清宮)今日も交換いい?はい。
どっちがいいですか?こちらがいいと思います。
(成田・羽田)おおー。
当日はこれを昼食にいたします。
(羽田)うまっ。
(成田)えっ?当日これ何個持ってくつもりなんですか?潤子さんは食べっぷりがいいので15個は必要かと。
・これじゃあ全部僕たち食べるんですか?
(美樹)こんにちは。
(蘭)ねえねえ。
シンちゃんが前髪つくれって言ってんだけどさ…。
(英語)
(英語)
(蘭)すいません。
コーヒーしかなくて。
大丈夫ですか?
(香織)ありがとうございます。
(蘭)失礼します。
(美樹・好子)誰?誰?何の話してたの?
(蘭)あれは男だね。
まあ私には分かんだよね。
(香織)高嶺さまと結婚する気がおありなのですか?
(香織)もしないのなら思わせぶりな態度はやめていただけませんか?高嶺さまがふびんでなりません。
星川さんと結婚する気はありません。
(香織)だったらなぜ?これ以上高嶺さまを傷つけないでください。
ただいま。

(一同)おかえり。
(恵子)今日はねお好み焼き。
(満・寧々)イェーイ。
お疲れさまです。
あしたの予定表をお持ちいたしました。
はあ?午後1時にこちらの場所でお待ちしております。
あの。
ちょっと。
ちゃんとお話ししたいことがあるので。
ちょっとここじゃ…。
ですから大切なことはデートの最後に…。
(恵子)高嶺君高嶺君。
もうすぐできるわよ。
ほら。
お父さん。
ひっくり返して。
違うんです。
星川さん。
集合は1時でよろしいですか?そういうことではなくて。
(満)ああー!失敗した。
ちょっと静かにして。
(満)高嶺君。
ちょっとこれ。
では潤子さん。
(寧々)お兄さんお兄さん…。
(恵子)ほら。
あんたも。
私が。
(恵子)座って。
はいはい。
えい。
(一同)おおー。
(寧々)ああ。
お兄さんホントうちの家族のこと好きですよね。
(恵子)うーん。
好きな人の好きな人を好きになるのは当然ですから。
(恵子)いやー。
ちょっと。
ためたわね今。
(満)高嶺君。
(寧々)ああ。
お父さん汚いからお兄さんに抱き付いちゃ駄目。
(恵子)そうよ。
(満)汚いとは何だよ?お前。
(寧々)ありがとうございます。
あしたデートなんだよお兄さん。
(満)ああ。
そっか。
デートか。

(恵子)高嶺君すんごく楽しみにしてるわね。
ハァー。
お母さんが言うことじゃないんだけど。
行くだけ行ってあげたら?それが武士の情けってもんよ。
ハァー。

(寺田)おおー。
よいではないか。
(三休)頑張ってきてください。
(寺田)高嶺。
やめておくか。
ああ。
(羽田・成田)おおー。
(寺田)これはな。
ハハハ。
ではいってまいります。
(寺田)おいおい。
待ち合わせは1時では?まだ6時だぞ。
男子は早めに行くべしという鉄則がございますので。
(寺田)うん。

(ひばり)何ですか?騒々…。
あっ。
(寺田)ああ。
大奥さま。
(ひばり)このけさ。
ああ。
これは先々代の形見。
高嶺。
(ひばり)このけさを着用するということはそれだけの覚悟を持ったご用なんですね?では。
(ひばり)た…。
た…。

(蘭)あっ。
シンちゃん?ランランだよ。
今日半休だからもう出られるよ。
フフフ。
(蘭)えっ?ドタキャン?嘘でしょ?
(アーサー)そういえば今日でしたね?ミスター星川とのデート。
はい。
はい。
では失礼。
お疲れさまでした。
ハァー。

(清宮)桜庭。
はい。
(清宮)ニューヨーク校のスティーブ。
俺も向こうで世話になってる。
(清宮)今家族と旅行に来ててさ。
(一同)ハーイ。
(清宮)で悪いんだけど。
今から本部の人間交えた打ち合わせがあって。
しばらく子供の面倒って頼めたりする?い…今からですか?予定入ってるよな?いや。
OK。
OK。
ありがとう。
助かる。
いえいえいえ。
(清宮)スティーブ。
ヘーイ。
あっ。
(子供)ああー。
(子供)ぶうー。
(英語)うわわ。
ピ…。
ピーピー?おお。
OK。
OK。
ピーピー。
えっ?どうしよう?OK。
OK。
OK。
(女性たち)すいません。
写真撮ってもらってもいいですか?あっ。
(子供)お坊さんだ。
えっ?
(寺田)大奥さま。
どちらへ?
(ひばり)またあの女に会いに行っているそうですね?連れ戻してきます。
(寺田)なぜです?なぜ潤子さんでは駄目なのですか?私は高嶺を立派な住職にするとあの子の父親に誓ったんですよ。
だいたいあなたがあんな女と見合いさせて。
高嶺がのぼせ上がっちゃったからですよ。
(寺田)私は。
私は高嶺を自分の息子だと思っています。
あのように生き生きした顔を高嶺がいつから見せてないか?大奥さまが一番分かっておいでではないですか?
(寺田)仏道のために全てを捧げてきた高嶺の初めてのわがままです。
どうか今日のところは私に免じて。

(子供)ああー。
(英語)おおっ。
うっ。
ああ。
うん。
ああ。
そうだ。
あの人携帯持ってないんだ。
おおー…。

(寧々)ごめんなさい。
お姉ちゃん急な残業が入って来れなくなっちゃったみたいで。
残業?
(寧々)ホントに申し訳ないって謝ってました。
ハァー。
よかった。
(寧々)えっ?事故にでも遭っていてはと気が気ではありませんでした。
無事と分かり安心してお待ちできます。
あの。
お兄さん。
だから。
あの。
お姉ちゃん今日ホントに来れないって…。
もう少し待ってみます。
おっ。
ああ。
ああー。
アハハ。
(メールの着信音)おっ。
ああ。
(寧々)「お兄さんと合流できたよ」「事情は説明したから大丈夫だよ」ハァー。
(一同)ツナ。
(一同)ツナ。
うん?ピーピー?ピーピー。
OK。
お気になさらず。
勝手に待っているだけですから。
(寧々)お兄さんが帰らないなら私も帰りません。
(はなをすする音)・
(ひばり)高嶺さん。
おばあさま!?
(寧々)こんにちは。
(ひばり)あなたいつまでこんなバカなまねを続けるつもりですか?詳しい話もせずにこの法衣を持ち出したことは謝ります。
(ひばり)はっ。
そんなケチなこと私は言ってませんよ。
こんな場所で何時間も待たされるなんて。
ああ。
情けない。
待たされているのではありません。
私が待ちたくて待っているのです。
あなたね私の言ってることが理解できないの?あんな女に振り回されて恥ずかしくないんですか?おばあさま。
潤子さんのことをそのように呼ぶのはやめてください。
はっ?
(一同)はっ。
高嶺さま。
参りましょう。
高嶺さま。
参りましょう。
帰りましょう。
(寧々のくしゃみ)すみません。
ごめんなさい。
寧々さん。
帰りましょう。
(寧々)はい。
寧々さんが風邪をひいては困ります。
行きましょう。
(寧々)ああ。
ああ。
すいません。
(寧々のくしゃみ)オー。
(子供)バーイ。
(潤子・清宮)バーイ。
バーイ。
ああ。
お疲れ。
桜庭。
フフフ。
(清宮)ごちそうさせていただきます。
ありがとうございます。
(清宮)行こう。
はい。
あ…。
清宮さん。
(清宮)うん?今からどこに向かうんでしょうか?
(清宮)ああ。
うちだよ。
いやー。
いやいやいやいや。
いやいや。
ウフッ。
いや。
(英語)
(英語)えっ?
(清宮)行こう。
は…はい。
えっ?ワーオ。
(英語)ダ…ダンス!?ナウ?
(ランス・エリック)フゥー。
うわっ。
(清宮)また始まった。
桜庭。
あっち行こう。
はい。
はい。
(清宮)あいつら夜でも関係なくてさ。
あの2人ってもしかして?
(清宮)ご想像にお任せするよ。
もう。
何かホントにニューヨークにいるみたいです。
(清宮)すぐに現実になる。
(清宮)それともまだ迷ってるか?
(清宮)俺は本気だ。
もう決めたんだ。
お前をニューヨークに連れてくって。
俺にお前の夢かなえさせてくれ。
清宮さん。
一緒に来てくれるか?はい。
ついていきます。

(ノック)
(清宮)あっ。
ああ。
(英語)
(清宮)ハァー。
OK。
ちっとワインでも取ってくるわ。
はい。
はい。
(清宮)ああ。
好きにしてて。
はい。
ありがとうございます。
すいません。
ふーん。
あっ。
あれ?あれ?
(清宮)お待たせ。
(清宮)どうした?あの。
私もう帰らないと。
すいません。
(清宮)帰る?あっ。
ちょっと酔っぱらっちゃったみたいで。
すいません。
送ってこうか?あっ。
いや。
大丈夫です。
あの。
終電あるので。
あの。
じゃあまたあした。
お邪魔しました。
いるわけないか。
何で?どうしているの?すいません。
せっかく来ていただいたのにもうどこにもあなたを連れていくことができません。
申し訳ありません。
何でよ?あなたを待っていたかったので。
だから何で怒らないんですか?女性はデートに遅れてくるものだと知っていましたし。
もう10時間以上もたってるんですよ?それでもあなたは来てくれた。
あなたとどこに行こうか考えてるだけでうれしくて。
あなたがいつ来るのか待っているのも楽しかった。
それだけでじゅうぶん幸せでしたよ。
もうそういうのいいですから。
私行けないって伝えましたよね?なのに何でいるんですか?何で来ない人ずっと待ってるんですか?だいたい私星川さんが思ってるほどいい人じゃないです。
全然違います。
ホントずるいんです。
今日だって星川さんとのことはっきりさせないまま私他の男の人と会ってたんですよ。
最低じゃないですか。
私じゃなくて他の人選んでください。
何で?何でそんな真っすぐいられるんですか?断られて傷つくの怖くないんですか?私絶対に無理。
本当のこと知りたくないし。
傷つきたくないし。
カッコ悪くなりたくないし。
だから逃げてきたんです。
今。
怖くて逃げ出したんです。
最低ですよねホント。
こんな自分ホントやだ。
ホントにこんな自分嫌い。
こんな…。
私はあなたが好きです。
あなたの全てが大好きです。
おうちに帰りましょう。
潤子さん?帰りたくない。
まだ一緒にいて。
2015/11/09(月) 21:00〜21:54
関西テレビ1
5→9〜私に恋したお坊さん〜 #05[字][デ]【5時から9時まで】

イケナイ一夜!?大波乱の四角関係に禁断のジ・エンド!!いよいよ動いた清宮、待つ三嶋、そして逆襲の高嶺!3人に対し、潤子が下したとんでもない決断とは!?

詳細情報
番組内容
 桜庭潤子(石原さとみ)とデートがしたい星川高嶺(山下智久)は、潤子の家族や一橋寺の住職たちに意見を求め、潤子が喜ぶデートプラン作りにまい進する。
 一方の潤子は、ビジネス英語のクラスの兼任が決まり、一層仕事にやる気が出る。さらに清宮真言(田中圭)から一緒にニューヨークに行ってほしい、と告白され、浮足立つ。そんな潤子を見て、山渕百絵(高梨臨)は良いことがあったのか、とツッコミを入れる。潤子が早速、
番組内容2
ビジネス英語のクラスに入ると、そこに高嶺と三嶋聡(古川雄輝)がいた。潤子の脳裏に、三嶋とのキスの記憶がよみがえるが、それを振り払い授業を始めた。すると、高嶺と三嶋の、潤子を巡る英語でのトークバトルが勃発。それぞれがいかに潤子と親しいかをアピールするバトルに、潤子はへきえきとなる。 潤子がレッスンを終えてロビーに戻ると、そこに里中由希がいた。よく来たね、と頭をなでると由希は、先日、潤子に告白した件を
番組内容3
謝った。そんな由希の側には、蜂屋蓮司(長妻怜央)がいた。
 高嶺が着々とデートの準備を進める一方、潤子は清宮との距離を縮めていた。ニューヨーク行きが現実味を帯びる中、潤子は高嶺との交際を正式に断ろうと決めた。ところが、タイミングが合わず話を切り出せない。そんな折、ELAに足利香織(吉本実憂)がやってくる。香織は潤子に、高嶺と結婚する気がないのなら思わせぶりな態度を取らないでくれ、と忠告する。
出演者
石原さとみ 

田中圭 
古川雄輝 
高梨臨 
紗栄子 
吉本実憂 
長妻怜央(ジャニーズJr.) 
恒松祐里 
寺田心 
中村アン
 ・ 
速水もこみち 
戸田恵子 
上島竜兵(ダチョウ倶楽部)
 ・ 
小野武彦 
加賀まりこ 

山下智久
スタッフ
【原作】
相原実貴「5時から9時まで」(小学館 月刊「Cheese!」) 

【脚本】
小山正太 

【音楽】
出羽良彰 
羽深由理 

【主題歌】
「クリスマスソング」back number(ユニバーサル シグマ) 

【プロデュース】
後藤博幸 
金城綾香 

【演出】
平野眞 
谷村政樹 

【制作】
フジテレビ ドラマ制作センター

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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