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≫こんばんは。
早速ですが今日のコメンテーターのご紹介です。
憲法学者の木村草太先生です。
どうぞよろしくお願いします。
まず初めは夕方の6時なんですけど我々、マスコミに読売巨人軍からこういう文書が3枚なんですけど送られてきまして。
何が書かれているかというといろいろ書かれているんですが大きくいうと2つありまして1つ目は、この野球賭博はこの3人が関係していた。
しかしながら野球賭博ではないんですがそれ以外に、複数の例えば10人とか11人という選手がこの3人以外の選手も賭けマージャンであるとか賭けトランプ、ポーカーとかそういうものをさまざましょっちゅうやっていたという実態が報告されています。
それもビックリするんですがもう1つはこの中心人物とみられている笠原選手に関しては違法カジノにいっていてバカラ賭博をやっていて、数十万円もらってそれがわかったので球団は誓約書を書かせて二度と行かないと言わせたにもかかわらずそのあともずっと行っていた。
そういうことも出てきました。
≫突然の発表だった。
巨人は、野球賭博に関与していたとされる3選手の契約を解除する方針を決めた。
野球賭博に絡んで選手が解雇となればプロ野球の歴史に汚点として残るあの黒い霧事件以来だ。
原沢敦球団代表の引責辞任も発表された。
≫こうコメントした巨人の原沢敦球団代表。
自らも責任を取って辞任することを明らかにした。
野球賭博に関与していたとして解雇の方針が決まったのは福田聡志投手と笠原将生投手松本竜也投手の3選手だ。
調査委員会の中間報告によると3人は、笠原投手が紹介した知人を介して、プロ野球やメジャーリーグなどの試合で野球賭博を行っていたという。
≫今日、午後6時過ぎ巨人が出した文書では新たな事実も明らかになった。
全選手、コーチ、職員ら合わせて276人を対象にした調査の結果3人の選手以外に野球賭博を行っていた人物はいなかったが一般客の出入りする雀荘での賭けマージャンや練習後の2軍のロッカールームでの賭けトランプが頻繁に行われていたという。
≫巨人のチーム内で賭け事が横行していたことについて朝日新聞編集委員の西村欣也氏はこう指摘する。
≫こうした土壌があったこともショックだがより衝撃が大きいのは一方に続く記述だ。
この報告書では3選手全てが違法なバカラ賭博を行っていたとし巨人が初めて反社会的勢力との関係について言及した。
≫笠原投手が違法なカジノ店でバカラ賭博を行い数十万円を受け取っていたことがわかり球団は二度とバカラ賭博などを行わないよう誓約させていたがその後も続けていた。
今回の文書は、一時的とはいえ選手と反社会的勢力とのつながりの可能性を示したものだ。
≫日本野球機構の調査委員会はこの問題について近く最終報告を出し巨人はそれを待って3人を解雇する予定だ。
≫とにかく、しらみつぶしに調べたんだというところを強調したい部分があるのかもしれませんけれど冷静に考えても野球賭博は何をかいわんやですが日常的にいろんな賭け事ギャンブルをやっていたというのは野球選手夢を提供するわけですからファンや仲間を裏切っちゃだめです。
更に、コーチ陣を含めて2軍選手を含めてそういう動向をもっと上の人たちが見なきゃだめですね。
教育しなきゃだめだしその辺りをちゃんとできていなかったのかもしれませんね。
小川さん、次いきましょう。
≫こちら、ご覧ください。
ミャンマーの最大都市ヤンゴンの現在の様子です。
アウン・サン・スー・チーさん率いる政党の本部前の様子なんですけど大変な人があふれかえっています。
非常に盛り上がっている様子が映し出されていますがまだ開票結果は出ていないんですけど野党の躍進が確実のようです。
≫NLDの本部の前です。
まもなく、あちらのモニターに選挙結果が映し出されるということで多くの人たちが集まっています。
≫情勢はアウン・サン・スー・チーさん率いる野党のNLD・国民民主連盟が有利だ。
支持者は踊り喜びをあらわにする。
一方の与党側は敗北を受け止めなければならないと話した。
今、ミャンマーが大きく動こうとしている。
≫党首のアウン・サン・スー・チーさん。
結果が出るまでは何も話さないとしていた。
だが今日、支持者の前で少しだけ口を開いた。
言及したのは事実上の勝利宣言と敗者への配慮だった。
≫結果はまだ出ていないがNLDが議席を伸ばすのは確実だ。
問題は、その数だ。
ミャンマーの議会では上院・下院合わせて664議席あるがそのうちの4分の1は軍に割り当てられている。
NLDが政権交代に必要な過半数に達するためには333議席以上が必要となるのだ。
一方の政権与党。
事実上の敗北宣言を行っている。
≫現在の与党は軍の流れをくむ政党だ。
大統領のテイン・セイン氏も元ミャンマー軍の士官だった。
軍と政治が切っても切れない関係にあるミャンマー。
かつてはビルマと呼ばれていた。
≫戦後まもなく独立したが軍による独裁政権が続いた。
民主化運動は武力で徹底的に弾圧されてきている。
1990年の総選挙ではNLDが全議席の8割を占めて圧勝したが軍はこの結果を無視して政権移譲を拒否。
その後も軍政は続き軍に有利な憲法の制定後の2011年にやっと民政移管された。
民政移管されたとはいえ今でも軍が絶大な権力を持っているのに変わりはない。
議会の4分の1の議席が保証され国防相などの任命権を持ち憲法改正に対して拒否権すらある。
こうしたところにメスは入れられるのか。
≫ここ数年アウン・サン・スー・チーさんは軍事パレードに参加するなど軍との関係改善を模索してきている。
今日の演説も軍への配慮に聞こえた。
≫軍を刺激し民主化が再び遠のくことだけは避けたいのだ。
一方、軍や現在の与党の中にも下野を見据えてアウン・サン・スー・チーさんにすり寄るような動きがあるという。
地下資源が豊富なミャンマーはアジア最後のフロンティアと呼ばれながら長年続いた軍政によりいまだ世界最貧国の1つだ。
だが、民政移管後は経済制裁の一部が解除され外資系企業の進出も相次ぎGDPも上がり続けている。
多くの国有企業にも関わる軍がこの流れを断ち切るとは考えづらい。
≫選挙結果がどうであれミャンマーが抱える問題は根が深く、そして大量だ。
今後について、専門家に聞いた。
≫そしてミャンマーは今年8月ですが大洪水に見舞われました。
多くの犠牲者も出しましたその傷というものがあるはずです。
そういう中では格差貧困というものがより浮かび上がってきている状況もあろうかと思います。
現地、ミャンマーのヤンゴンに小林理記者です。
小林さん、音声の具合があまりよくないようですけど私の声が届いているでしょうか。
そちらから聞こえていたらしゃべり出していただけますか。
≫今は良好に届いています。
よく聞こえます。
ちょうど今あちらがNLDの本部の前なんですが恐らく2000人の人が集まっているのではないかと思います。
本来であれば片側2車線で4車線あるはずですが現在は、2車線がつぶれてしまって2車線しか走行できない状態です。
そして、長い渋滞ができているような状態でちょうどあちらにモニターがあって映し出されていますが当選した候補者の名前が掲示されるたびに大きな歓声が上がっているような状態です。
≫あと、小林さん。
どうなんでしょうか。
一方の政権与党のほうは早くも敗北宣言。
この辺りはどうですか。
≫やはり圧倒的にNLDの議席獲得数が多いのではないかとそういった情報が数多く入っていましてNLD側も事実上の勝利宣言とまではいかないのですがそうした情報を地元メディア等には流しているような状態です。
そしてUSDPのほうも独自で自分たちの調査等を行っているとみられていましてそうした意味で敗北していると認めざるを得ないようなそうした数字が出て敗北宣言をしたのではないかと思われます。
≫小林さんそれから伺いたいのはもう1つだけ。
USDPというのは政権与党ですが普通そこが負けて過半数をスー・チー氏率いるNLDがとるかといわれている中でじゃあ、単純に民主化がより進むのかというふうに思いがちなんですがミャンマーというのは特殊で民主化勢力と軍部、これがハイブリッド状態じゃないとなかなか、うまくいかない。
つまり民主化のほうに一気に流れるとまたクーデターが起きて軍部が圧制を敷いてくるかもしれない。
その辺りの微妙な状況が今後も続いていくんでしょうか。
≫なかなか軍の出方というのは微妙な問題かと思うのですがNLDにとっても少し今回の選挙をめぐってというか候補者という部分で弱い部分があるんです。
NLDの候補者なのですがスポーツ選手や医師学者、それから歌手など政治経験がない人が集まっています。
今回躍進したとしてもほとんど政治経験がない人の集まりなので、どこまで政権が運営できるのか。
そういった部分はNLDの支持者の中にもあるんです。
そういった意味で次の選挙まで5年あるんですが政治に素人の人がどこまで実績を残せるのかと。
そういった意味でこれまで、ある一定の実績を残してきたUSDP。
軍や現政権、そうした人たちとの関係性をどこまで尊重すべきなのか。
そういった微妙な問題をはらんでいるんだと思います。
≫正式な結果はもうちょっと待たないと出ないようです。
ありがとうございました。
スタジオの木村さんに伺いますけど。
憲法上、縛りがあるのでアウン・サン・スー・チーさんは大統領にはなれない。
仮に勝って過半数を抑えたとしても。
非常に微妙な状況ではあると思います。
≫こういうのと比べますと日本の憲法というのは国民が誰を選んでも自由という自由選挙の原則やあるいは投票の資格について財力や身分で差別されないという平等選挙普通選挙の原則というのが定められていますからこの政治にした国民がみんなで自由で平等な選挙をやって選ばれた代表が重要事項を国会で決めていくという政治が当たり前になっています。
しかし世界的に見ればまだまだそのような段階にきている国家というのは多くないわけですし。
いまだ、今回のミャンマーの選挙でも繰り返し出てきましたように上下両院640議席中の166議席が国軍の最高司令官が任命するということで。
ここで、自由選挙、平等選挙が十分に実現できていないということです。
しかし10年前の選挙では選挙のルールがあまりに不公正だということで野党が選挙をボイコットしたわけで。
それに比べれば今回きちんと選挙が実施され軍や野党がそれを尊重しようとしているのが本当に大きな一歩であるように感じます。
ミャンマーに民主主義が根付いていくためには時間をかけて民主主義のよさを国民が実感しながら一歩一歩進めていくことが大切だと思いますしそうでないと、やはり先ほど古舘さんもおっしゃったように昔はよかったというふうに軍事独裁の復活を願うような勢力が台頭してくるということも可能性としては否定できないわけです。
日本もかつては民主化を始めたときには日本人も努力しましたし他方でフランスやドイツの法律家や政治学者に協力してもらって制度を作ってもらったり法律を整備したりしたわけですね。
なので、ミャンマーの民主化のためにほかの国も立法技術も含めてさまざまな点で民主主義の確立のために協力ができるはずなのでそうした協力もしていく必要があるのかと感じますね。
≫立法技術。
そういうものを、いろいろと学んでくださいと謙虚な形で持っていくことこそが結果、経済的にもいろんな投資した部分にきちんとリターンがあるという部分につなげないと。
経済だけでいっても利用するだけではね。
≫やはり、党首というのはその国の制度が民法とか商法とかきちんとしていないと結局成り立たないわけですから必要だと思います。
≫次のニュースは…。
なんだろうと思いますね。
≫続いてのニュースですが日本大学の名誉教授が指定暴力団の元幹部から多額の借金をしていたということがわかりました。
その額、2000万円です。
普段は大学院で法律を教えていたという名誉教授ですけれども暴力団の元幹部とどのような交際をしていたのでしょうか。
≫指定暴力団山口組の元最高幹部から2000万円もの大金を借りていたのはこちら日本大学大学院法学研究科でアメリカの法律などを教えていた77歳の名誉教授でした。
日本大学ではこの問題が発覚して以降この名誉教授の授業を中止にしています。
≫名誉教授が元暴力団最高幹部から多額の現金を借りていたという事実。
日本大学は対応に追われた。
≫今回の問題が明らかになったきっかけは山口組元最高幹部が起こした民事裁判だった。
裁判記録によると元最高幹部は知人から投資話を持ちかけられそのあとトラブルになったという。
名誉教授は元最高幹部が投資話を持ちかけられた席に同席していたことから去年8月証人として裁判に出た。
その際、山口組元最高幹部との関係を問われこう答えたという。
≫名誉教授はあくまで借りただけ。
借用書もあると証言。
しかし…。
≫つまり、10年以上借りっぱなしだというのだ。
≫では名誉教授に2000万円貸した元最高幹部はどんな人物だったのか。
≫詳しい事実関係について日本大学は明日、名誉教授を呼び話を聞くという。
≫一方、総務省は大学より早く今日、名誉教授を呼び出し事情を聞いたことがわかった。
なぜかといえば、この名誉教授は総務省から行政相談委員に任命されていたからだ。
行政相談委員は国の機関に対する国民の苦情や相談を受け付けアドバイスなど無報酬で行っている。
東京には、およそ240人いて日本大学名誉教授は現在もそのトップの役職に就いている。
≫なんかおかしな話ですね。
あり得ないような話に感じてしまいますけど。
実際に起きているんですね。
借金というレベルじゃない気がしますね。
≫TPPへの不安というのは数あれども日本の農家はどうなる日本の農業はどうなるというそういうようなテーマで疑問などもいっぱいあるわけですがそういう中で自民党の農林部会長になったのはこの人小泉進次郎さんということ。
ばらまきなどは一切今後しない。
強い農業に生まれ変わらせるためにという威勢のいいことを随分おっしゃっているんですけど進次郎さんはイメージもいいしこの人のイメージ顔を使いながら、後ろに控えているのはやっぱり手だれのベテランの農水族がいっぱい政治界にいる。
真っ黒けになっていると印象よくないんですけど。
これは、なんで黒くしたかというと二人羽織じゃないかと。
箸の上げ下げは農水族で、この人は顔だけなんじゃないかという見方もある中で、どうでしょう。
≫自民党の農林部会長を務める小泉進次郎議員。
週末には地方に自ら赴いて意見交換を行い攻めの農業を強調していた。
TPPの大筋合意から1か月。
影響を受ける農家への対策をどうまとめるのか。
自民党では農業関係団体などとの議論が活発化している。
≫小泉議員は、TPPに賛成する意欲的な農家からもヒアリングを実施。
≫一方、TPPの影響が大きい乳製品。
酪農家の政治団体は自民党本部で会合を開き攻めの農業に対し強い懸念を示す声が上がった。
≫自民党内からも…。
≫1990年前後のウルグアイラウンド。
市場の部分開放を決めたあと政府は総額6兆円あまりの農業対策費を投じたが、その多くが関係ない公共事業などに使われた。
このときと同じような結果になるのだろうか。
年末には総額3兆円台とも想定される補正予算が組まれる。
TPPの農業対策費の事業規模もこれで決まる。
≫木村さん、どうでしょう。
ばらまきは確かによくないと思います。
ウルグアイラウンドのときも6兆円といってもそれが農家にどれだけいったかというといるか、いらないかわからない農道を作ったり温泉作ったりとかそんなことで建設業者が潤ったんですかと皮肉を言いたくなるようなこともあった。
そういうのはいけないと思いますがなんでもかんでも、だめだとこれはまたまずいですよね。
≫国際的な取引が多くなれば今出てきた酪農家の方もはじめいろいろな産業でこれまで以上に苦しい立場に置かれる人ができるのは当然だと思います。
経営努力をしていくという必要もあるというのはそのとおりなんでしょうけどただ、一方日本にはないような広大な土地を持っていたり賃金水準が日本より低い国と競争をしていくということになれば、経営努力にもおのずから限界があるということはあると思うんですね。
とすれば、農家を支えるための公的な補助金は重要な政策であるという一面は否定できないと思います。
でも、もちろんWTOの補助金協定では輸出を条件に交付される補助金とか国内産品を優先に使用する補助金は禁止補助金ということで輸出品を直接補助金で援助するというようなことはできないんですが。
ただ、諸外国を見れば例えば農家に対する社会保障として所得補償をしていくとかあるいは農家というのは環境を保全するという役割も担っているわけですから環境保全のための補助金という形で工夫をして農家や農村を支えている例も多く見られます。
ですから、これまで農業のある風景を守る、日本の文化を守るということへの国民的なコンセンサスが必要だということは強調してきたんですけれどもまた、当然のことなんですけれど農業がないとやはり国民は食べていけないわけで食料品を全部輸入品に頼るというのは安全保障の観点からも問題があるわけです。
ですからこの問題は安全保障の問題でもあるわけでして農業は文化という面でも安全保障の面でも国民全体で支える価値のあるものだということを認識していかなくてはいけないというふうにこのニュースを見ないといけないと思います。
≫決め付けはよくないですね。
農業団体がいろいろお金をよこせとすぐ言ってくるというふうに見ちゃっているとしたらこれは本当によくなくてやっぱりその場しのぎの農政で振り回されて来た人たちを見ていくという、その見方もちゃんとしておかなくてはいけないし。
それからTPPとは何かを≫こちら、今日未明の新宿の山手通りなんですけれどもワゴン車が横転して乗っていた大学生たちが重軽傷を負いました。
定員6人のワゴン車に12人が乗っていました。
≫今日午前3時40分ごろ東京・新宿区中落合の山手通りでワゴン車が歩道に乗り上げたあと街灯に衝突。
横転する事故があった。
このときワゴン車には定員の2倍の人が乗っていた。
≫あちらの縁石一部が欠けていて数センチほどずれています。
車はちょうど、この辺りで歩道に乗り上げたとみられていて柵は非常に硬いものなんですがぐにゃりと曲がっていて根元から倒されています。
この辺りの柵もぐにゃりと曲がっています。
≫運転していた男性はドアに挟まれ左足の指を全て折る重傷。
警視庁などによると乗っていたのは複数の大学で作るダンスサークルの仲間で二十歳から22歳の男女12人。
前列には運転手を含む2人後部座席には3人。
そして、後部座席の後ろの荷物スペースに7人が布団を敷いて乗っていたという。
ワゴン車はレンタカーで学生らは池袋駅で集合したあと日野市の河川敷で映像撮影をするために移動していたという。
定員を大きく超えた場合どういう危険性が出てくるのか。
これは、定員8人のワゴン車に1人で乗車した場合と定員いっぱいまで乗った場合を比べた実験映像。
半径20mのカーブを時速45キロで曲がる際定員8人の場合は1人で乗ったときに比べ車1台分、外側に広がった。
≫更に事故当時、路面は雨で濡れていて滑りやすい状況だった。
長い下り坂を下りてきてスピードが出ていたワゴン車。
6人乗りの車に12人も乗っていれば当然ブレーキの利きも悪くなる。
このような状態で果たして、車を制御することができたのか。
警察が事故の原因を調べている。
≫ちょっと聴いてください。
これだけじゃわからないと思いますけどこのあともちょっと聴いていただきますが日本人の快挙です。
≫世界39か国16歳から39歳までの109人がしのぎを削ったジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門で薮田翔一さんが頂点に輝いた。
≫作曲したのは弦楽四重奏大きな波を意味する「Billow」。
細かい旋律で大波のようなうねりを表現したかったという。
作曲部門の難しさは作った曲を演奏するのが他者であるということ。
≫快挙を成し遂げた作曲家の素顔。
≫部屋の棚にはぎっしりとCDが。
母親がピアノ講師だったという薮田さん。
その練習態度は…。
≫作曲に本腰を入れたのは高校3年のとき。
当時の手書きのノートが36冊今も残されていた。
≫決して平坦ではなかった道のり。
ここ2年は書きたいことを見失うことも。
≫NHKの番組をめぐってBPO・放送倫理・番組向上機構が政府・自民党を批判したことに対して反論です。
≫BPOの放送倫理検証委員会は先週「クローズアップ現代」などのやらせ疑惑を受けて高市総務大臣がNHKに文書で厳重注意を行ったことを極めて遺憾であると批判した。
これに対して…。
≫また、BPOは自民党の調査会による事情聴取については圧力そのものと非難したが…。
≫間違ったことを是正するのは当たり前ですし。
中立構成を旨とした頑張らなければいけないというのも各メディアに課されている問題であって。
≫この時間六本木では雨が降っています。
少し前から雨脚が強まり始めました。
週末から降ったりやんだりでなかなか、傘が手放せませんね。
今日関東だけでなく全国的にぐずついた天気となりました。
それもそのはずで。
こちら、宇宙から見た雲の写真ですが厚い雲でどこだかわからなくなっていますよね。
実は日本列島が隠れていてすっぽり覆ってしまうほどの雲なんです。
この雲、明日もしつこく残りそうです。
朝から北海道の内陸などでは湿った雪が降るでしょう。
広い範囲で雨で関東も通勤時は傘が必要になります。
これは昼になると雨のエリアは狭まります。
関東の雨もいったんあがりますが夕方以降また、急に降り出しそうです。
北海道では1日を通して雪が降り積もる可能性もあります。
今日は雨でも暖かかったですね。
この時間も19度台となっています。
というのも南から温かい風が吹いたからなんですね。
ただ、明日になるとこれが、北風に変わりますので今日よりひんやりしそうです。
≫スポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
昨日、開幕した世界野球プレミア12。
日本は宿敵、韓国に快勝しました。
この試合を解説していたのが青木宣親選手なんですが侍ジャパンの勝因を分析してくださいました。
≫昨日、初戦となった韓国戦。
先発を任された大谷は…。
≫6回を10奪三振無失点。
開幕戦先発の大役を果たした。
一方、打線も…。
ここ10年で5勝6敗と負け越す宿敵・韓国を相手に5点を挙げ完勝した。
この試合で解説を務めていた青木宣親は…。
≫青木が試合前勝敗の鍵とにらんでいたのが韓国のエースキム・グァンヒョン。
なぜなら、これまでの日韓戦はキムの攻略が明暗を分けてきたからだ。
2008年北京オリンピックでは150キロに迫るストレート。
そして、切れ味鋭いスライダー。
キムを攻略できず日本は敗れた。
しかし、翌年のWBCでは…。
キムを攻略したことで日本は勝利した。
では、昨日この男をいかにして攻略したのか。
≫低めのボールは捨てる。
昨日の試合…。
≫徹底して低めのボールを捨て打てるボールがくるのを待つ。
そうして韓国のエースキム・グァンヒョンを崩していったのだ。
≫過去の対戦経験やデータに基づいたキム・グァンヒョン攻略法で韓国を破った日本。
今後対するのはメキシコ、ドミニカ共和国など対戦経験のないピッチャーを相手に、どう戦うか。
≫続いて海外サッカー。
ドイツ・ブンデスリーガで最も熱い一戦。
ドルトムント対シャルケのルールダービー。
日本代表香川真司が先発出場した。
0対0で迎えた前半30分。
右サイドからのクロスに香川。
珍しくヘディングでドン!ドイツでは実に3年半ぶりとなるヘディングでのゴールで勝利に貢献した。
試合後の祝杯は大好きな、うどん。
≫続いてラグビーです。
来年のリオデジャネイロオリンピックからの新種目、7人制ラグビーの日本代表が凱旋です。
オリンピック出場権おめでとうございます。
ラグビー熱まだまだ冷めません。
≫到着ロビーにずらりと並んだファン。
午後9時、羽田空港に到着した日本代表。
今大会でトライ王となった二十歳の松井千士ら悲願のオリンピック出場を果たしたメンバーが凱旋した。
≫優勝チームのみがリオへの切符を手に入れる。
男子7人制ラグビーリオオリンピックアジア予選。
試合時間は、7分ハーフ。
通常の15人制と同じ大きさのグラウンドで行われる。
予選から活躍したのは代表最年少の同志社大学3年、松井千士。
そのルックスから女性ファッション誌にも取り上げられている注目選手だ。
50m、5秒8の快足を武器にチーム最多の9トライ。
日本は、4試合で得点228、失点0。
圧倒的強さを見せ決勝に進出した。
そして、決勝。
相手は地元・香港。
ラグビーの母国イギリス系の選手を多数擁する。
10分ハーフで行われる決勝。
今大会ここまで無失点の白のジャージー、日本。
しかし地元の声援を背に戦う香港に先制のトライを許す。
このあと更に1トライを許し前半を終え10点を追う苦しい展開。
後半に入ると日本、反撃を開始。
連続攻撃から後藤がトライ。
1トライ差とすると今度はトゥキリが相手の背後にキック。
同点かと思われたがここはノートライの判定。
それでも、その直後…。
同点に追いつく。
更にゴール正面からのキックを決めついに逆転。
このあと追加点を挙げ守備では終盤途中出場の松井がこのタックル。
逆転で優勝。
日本の男子団体球技としてリオオリンピック出場の第1号となった。
リオオリンピックは全12チームで争われる。
世界ランキング1位、フィジーラグビー大国ニュージーランドなど強豪ぞろいの中日本はベスト4が目標だ。
一方、女子日本代表通称サクラセブンズ。
女子は、香港と日本の2大会での合計ポイント1位のチームがリオオリンピックの出場権を獲得する。
決勝に進んだ日本はエース山口真理恵のトライなど22点を奪い優勝。
今月末東京・秩父宮ラグビー場で行われる大会にリオオリンピック出場の期待がかかる。
≫続いて浅田真央選手。
グランプリシリーズ中国大会シリーズ復帰後、即優勝と本当にすごいんですが。
その演技には以前とは明らかに違うある変化があったのです。
≫トリプルアクセルきれいに決まりました。
≫鮮やか!≫雄大な動きと細やかさが融合していて非常にすばらしいステップですよね。
≫浅田真央グランプリシリーズ復帰初戦で優勝。
試合後、浅田の口から出たのは休養前からの変化を感じさせる言葉だった。
≫試合を見た荒川静香もその変化を感じ取っていた。
≫その変化が最も表れていたのがショートプログラム。
実際の演技を見ていこう。
最初のジャンプはトリプルアクセル。
≫トリプルアクセル。
≫決めた!≫これまで最もこだわってきた最大の武器。
これは従来どおり。
続くジャンプは3回転、3回転のコンビネーション。
浅田の大きな変化はここにある。
今、女子ではこの3回転、3回転でいかに得点を稼ぐかが勝負の鍵となるのだが休養前の浅田はここが3回転2回転にとどまっていた。
しかも、浅田が跳んだのはただの3回転、3回転ではない。
注目は1つ目の3回転のあと2つ目の3回転。
トリプルループ。
ジャンプは全部で6種類ありそれぞれ難度によって基礎点が違う。
実は2つ目のジャンプでループを跳ぶのは極めて珍しいことなのだ。
実際、ソチオリンピック金メダリストソトニコワの2つ目の3回転は基礎点が最も低いトウループ。
昨シーズンのグランプリファイナルと世界選手権を制したトゥクタミシェワの2つ目の3回転もやはりトウループ。
浅田の2つ目の3回転ジャンプループはただ時代を追いかけただけでなく一歩先をいくものだったのだ。
今回の3回転ループは回転が足りずに減点。
しかしそれは逆に今後の伸びしろを大いに感じさせた。
≫まだまだ、変化しながらもっともっと強い浅田選手を見せてくれると思うとどんどん期待に胸が膨らみますね。
≫だめだ…。
まだ何がトウループで何がサルコウでというのがよくわからないので。
3回転かというところで止まるのでこれは我々もちゃんと伝えていかないとだめですね。
2015/11/09(月) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
スーチー氏率いる野党躍進か…ミャンマー総選挙、大勢判明へ▽浅田真央GPシリーズ復帰!優勝の舞台裏▽7人制ラグビー、リオ五輪決定!選手凱旋
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
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