ドラマ24 孤独のグルメ Season5 #6【東京都目黒区大岡山の魚定食】 2015.11.09


《五郎:ここ1週間で急に冷え込んできたな》《えっ?駅ビルかと思いきや病院》《個人商店の連なり。
嬉しい》《今日の仕事は決まればでかそうだしなんだか今日はいいことがありそうな気がする》
時間や社会にとらわれず幸福に空腹を満たすときつかの間彼は自分勝手になり自由になる。
誰にも邪魔されず気を遣わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒やしといえるのである
失礼いたします。
〜オフィスのインテリアを変えたいと伺って来たんですが。
(八代)1月にこの大岡山支店も六本木に移すんで。
ああ。
本社と同じ六本木に。
すごいですね。
インテリア全部とお伺いしましたけれども具体的に何をご用意すればよろしいでしょうか?全部ですよ。
机イスキャビネ打ち合わせテーブルソファー。
発注表を秘書に送らせるんでそれで揃えてもらえますか。
ああわかりました。
では全体的なイメージやコンセプトはどのようにお考えでしょうか?別にどうでもいいですよ。
どうでも?インテリアを新調するのはただ単に今期の経費で計上したいだけなんで。
1,000万くらいかけてやってもらえればそれでいいです。
いやそれでは…。
まあ好きなようにやってくださいよ。
そういうわけにはまいりません。
社員の方が働きやすい環境であったりお越しいただくお客様にとってですね…。
関係ないでしょう。
どこでやったってできるやつはできるしできないやつはできない。
職場の環境がどうとかそんなのは言い訳にすぎませんよ。
じゃあお願いしますね。
お断りします。
えぇ!?いやいや何でもいいって言ってんですよ?適当にやって結構なカネになるんだ。
おいしい仕事でしょ?私には私の仕事のやり方があります他を当たってください。
なんで?仕事なんていくら儲けたか結果がすべてじゃない。
失礼します。
(ドアの開閉音)
(ため息)《嫌なやつ。
俺はこんな嫌な気分のまま仕事はできない。
絶対に…》《しかし人間って悲しいかな。
腹が立ってもムカついていても腹が減るんだよな〜》《こんなときはうまいもんを食いたいだけ食うにかぎる》《こういうときは何を食えばいいんだ?俺のムカっ腹は何でなだめればいいんだろう?おっ。
あれ飯屋じゃないか》《つみれだんごなべ定食。
新サンマかば焼き定食》《漁師料理》《そういや最近お魚食べてないな》《うまい魚で御飯バクバク味噌汁ズルル。
フフッいいじゃないかいいじゃないか》いらっしゃいませ。
お先どうぞ。
あっはぁ。
あっすみません。
あっいらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
どうぞ。
父ちゃん。
おう。
あいよ!はい。
お〜。
《魚がいい。
そして大将の顔がいい。
期待値急上昇中》はいどうぞ。
何にします?九絵定食で。
はい。
私も九絵で。
はい。
え〜今日は…サンマかば焼き定食かな。
はい。
はいと。
パパ水止めて。
聞いてた?えっ何?ボーっとしない。
九絵2とかば焼き。
あいよ。
《ここは何で勝負に出るか。
九絵定食1,200円上鉄火丼に海鮮丼。
金目煮付定食。
よだれジュルルもんだな》はいどうぞ。
何にします?あの九絵定食ってのは何ですか?刺身と煮付け両方食べられる定食でいちばんのお勧めです。
《刺身と煮付け。
風神雷神揃い踏みか》あの海鮮丼定食っていうのは?魚は刺身盛り合わせと同じでご飯は酢飯になってます。
煮付けがついてないんでいろいろ食べたい方は九絵定食頼まれますね。
じゃあ九絵定食でお願いします。
はいかしこまりました。
九絵もう一つ!あいよ。
《おっ!カツオの解体ショー》よっ。
《この席最高。
リングサイドS席最前列だ》おうミユキちゃんご飯お願い。
はいよ。
ほい。
はいお待たせしました。
上鉄火丼定食で〜すはい。
《ほう》こんにちは!ウッス。
おういらっしゃいどうぞ。
今日はまぐろのフライがお勧めだよ。
こんなトンカツみたいなやつだ。
おう。
あっまぐろフライに刺身は?父ちゃんまぐろフライに刺身つけたいんだって。
ああいいよ任せときな。
ありがとうございます!俺九絵定食の煮付けをシーフードカレーにしてください。
はい。
あっじゃあ俺も同じので。
はい!
(3人)お願いします。
《煮付けをカレーに変更。
そういうこともできるのか》いらっしゃいませ。
はいいらっしゃいませ。
はいどうぞ。
今日は何にします?そうだね…あっ九絵で。
あら量大丈夫です?うん大丈夫。
これ持ってきたから。
あ〜じゃあ大丈夫ですね。
あっお刺身はダメですよ。
わかってるよ。
ヘヘヘ!《テイクアウト可能》ほら刺身ばっかりやんないで煮付けやんなきゃ。
《完璧にミユキちゃんがボスフッ》お待たせしました。
あっは〜い。
は〜いウナギのかば焼き。
サンマでしょ?ウナギだと思って食べてください。
気持が大事ですよ。
いらっしゃいませ。
あっ竹内さんいらっしゃい。
九絵ね。
はい。
パパ九絵は刺身5に煮付け3カレー2だよ。
忙しいな。
忙しいのはありがたいこと。
わかってますよ。
よ〜しミユキちゃんお願い。
はいよ。
は〜いお待たせをいたしました。
九絵定食です。
ご飯と味噌汁おかわりできますんで言ってくださいね。
はい。
《お〜。
こっこっこれは…》《大きな盆いっぱいのおかず群。
これでおかわり自由という心強さ。
鼻血級サービス》いただきます。
《う〜んう〜ん》《うまい刺身と醤油と白いご飯。
日本人でよかりけり》《白身もいける》〜うまっ。
ありがとうございます。
すごくおいしいです。
煮付けはマグロのカマです。
大根はマグロとは味を変えてあります。
へぇ〜。
パパ水!水!大根の味付けは吸い物で味付けしてます。
《この煮付けがまずいわけがない》《煮付けって深いなぁ》《あ…確かに全然違う。
こっちは優しい味だ。
手をかけてる。
もてなしの心がいいダシになっている》《フッ…簡単にほぐれる》《ん?アラか…》今日さばいたカンパチのアラが余ったから味噌汁にぶち込んどいたよ。
あ〜そうなんですか。
余っても余らなくても勝手に入れちゃうでしょパパは。
だからうちは儲かりゃしないんだよ。
ハハハハ!《アラ汁の滋味は漁師の滋味。
島国の滋味だ》《ダメ押しの付け合せ軍団》《しっかりおかずだ》《煮付けで食べるご飯の尊いようなおいしさはどこからくるんだろう》《そこに刺身アラ汁。
1ミリの隙もない完璧な魚定食》《更に栄養の守りを固めるサラダ》すみませんおかわりください。
はい。
はいはい。
はいどうぞ。
《まだ少しあるな。
おかわりもらうか》はいお待たせ。
ありがとうございます。
ごちそうさん。
ありがとうございます。
あっいらっしゃい。
ここ置いとくよ。
ママなめろう茶漬。
《なめろう茶漬?》またなめ茶?だってここでしか食べられないからさ。
パパなめ茶だって。
まな板汚れるから嫌だな。
バカ。
そんなこと言わない。
あっおかわりされますか?あのなめろう茶漬って何ですか?あのねなめろう冷茶漬っていうんですけどね。
カツオのなめろうをご飯の上にのっけて冷たい味噌汁をかけて食べるんですよ。
カツオで冷たい?ええ。
うちはねアジじゃなくてカツオなんですよ。
じゃそれいただけますか。
はい!《これは拾っておかねばならないタマだ》あっやりましょうか。
うんお願い。
はい!今晩は煮付けと熱燗ですね。
そうそう。
《ああこたえられないんじゃないののんべえには…フッ》昨日のトレーニングほんとにつらすぎて。
ありがとうございました!バキバキだよな。
やばいマジで。
ありがとうございました!お待たせしました入れておきましたよ。
どうも。
どうもごちそうさん。
ありがとうございました!ミユキちゃん!次なめろういくよ!あいよ!カズヤ洗いもん!
(カズヤ)あいよ!すみません!おかわり半分で!半分?私半分なんてよそったことないよ。
若いんだから情けないこと言わないでしっかり食べなさい!ごちそうさん!ありがとうございました!今度はマグロくらい食いなよおいしいぞ!また来ます!はいありがとう!《この店には無言の誠意があふれている。
毎日を精一杯生きているほがらかさに満たされている》ごちそうさまでした!ありがとうございました!ごちそうさまです!ありがとうございました!お待たせしました。
なめろう冷茶漬です。
お盆下げますね。
いらっしゃい!はいいらっしゃいませ!《氷まで入ってる》はいおたま!まずねなめろうだけ食べて。
そのあとご飯と一緒に食べて。
最後に冷たい味噌汁なみなみかけて食べてください。
なみなみですか?そう。
これがスルスルっと食べられちゃいますから。
パパ水。
ではいただきます。
《うわっ何?これ!うまっ!アジとは全然別物のなめろうだ》《大好物が1つ増える予感ビンビン》《よし心の準備万端》《なみなみだよな?》もっとジャブジャブになるまでかけちゃってください。
なみなみじゃなくジャブジャブ?そう。
はい。
《ジャブ…ジャブ》《おぉ!こうなるか!これは…》《ん〜冷たいのがいい。
スルスル入るこれはたまらん》《よ〜し》《これ好きです俺。
ずっと前から好きだったけど今日初めて2人だけで話したって感じ》ごちそうさまでした。
おっと。
セーフ。
《いい店だった。
この分だとサンマのかば焼きも恐ろしくうまいに違いない》《でかい仕事を蹴ったモヤモヤ吹っ飛んだ。
なんというか救われた》
原作者久住昌之が実際にお店訪問
大岡山駅のほど近く。
新鮮なお魚が食べられる漁師料理九絵
いいですね。
黒板がすばらしいですね。
すみません。
はい。
新サンマの蒲焼き定食をください。
はいわかりました。
更にもう一つお店の裏メニューを。
なんとカツオのなめろうをコロッケにしてしまうという驚きの料理。
そして大将お勧めの飲み物があるとか
そうなんですか。
ええ。
はいわかりました。
え?ワオ。
こんなの初めてだぞ。
おっ。
(石井さん)まあ好き好きではあるけど…。
おいしいおいしい。
いいんじゃないですか。
はいあがりました!
(久住)うわおいしそう!
(石井さん)なめろうメンチです。
(美由紀さん)やけどしないように…。
うん。
うわおいしい。
その間に口直しにこれを…。
(石井さん)蒲焼きは…。
たまらんですね。
お次は新サンマ蒲焼き丼
うわ!うまい。
これはおいしいね。
(久住)すごいことになってますよこれ。
いや…。
え〜!不思議ですねこれ。
だけど…。
笑いの絶えない楽しいお店。
ランチの刺身はお得なサービス価格。
夜の値段とは異なりますのでご注意を
2015/11/09(月) 23:58〜00:40
テレビ大阪1
ドラマ24 孤独のグルメ Season5 #6【東京都目黒区大岡山の魚定食】[字]

松重豊主演・人気コミック実写ドラマ化いよいよ第5弾!雑貨輸入商を営む井之頭五郎は仕事で訪れた町で、ふと店に立ち寄り自由に食事する。今回は「大岡山」。

詳細情報
番組内容1
オフィスのインテリアを変えたいという依頼を受けた井之頭五郎(松重豊)は、大岡山にやってくる。しかし、依頼主である八代(堀部圭亮)は自分の仕事に夢中で、五郎を見ようともしない。なんとか八代の希望を聞き出そうとする五郎だったが、八代は不遜な態度を続ける。怒った五郎は、その場で依頼を断り立ち去る。
番組内容2
腹が立っても腹が減ってしまった五郎は、むかっ腹をなだめることができる料理を出す店を探し始める。
「新ランチメニュー」という貼り紙に惹かれて立ち止まったのは漁師料理の店だった。最近食べていない魚に食指を動かされた五郎が、「御飯と味噌汁おかわりどうぞ!」の貼り紙に後押しされ店の中に入ると…。
出演者
【出演者】
 井之頭五郎…松重豊
【第6話ゲスト】
 ママ…鷲尾真知子
 大将…片桐竜次
 八代…堀部圭亮

原作脚本
【原作】「孤独のグルメ」
作・久住昌之 画・谷口ジロー (週刊SPA!)
【脚本】
田口佳宏
音楽
The Screen Tones(久住昌之、フクムラマサトシ、河野文彦、西村Shake克哉、栗木健)
監督・演出
井川尊史
関連情報
【番組公式ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume5/

【番組公式Facebook】
https://www.facebook.com/kodokugurume

【番組公式Twitter】
https://twitter.com/tx_kodokugurume

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
情報/ワイドショー – グルメ・料理

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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