5時になりました。
ニュースをお伝えします。
プロ野球・巨人の選手による野球賭博問題を調査している、NPB・日本野球機構の調査委員会は、賭博をしていた3人の選手は、いずれも無期の失格処分が相当とする処分案を盛り込んだ報告書を、熊崎勝彦コミッショナーに提出しました。
調査委員会は先月、巨人の福田聡志投手、笠原将生投手、松本竜也投手の3人が野球賭博を行っていたことを明らかにしました。
きょう、3人の処分案や、再発防止策などを盛り込んだ調査の報告書を提出。
賭博を行っていた3人の選手については、いずれも無期の失格処分とするのが相当としています。
また巨人に対しても、指導・管理監督が十分ではなかったとして、制裁金1000万円を科すのが相当としています。
働く人たちに景気の実感を聞く、先月の景気ウォッチャー調査は、秋の行楽シーズンで、日本を訪れる外国人旅行者が増え、消費も好調だったなどという声が寄せられたことから、景気の現状を示す指数が、3か月ぶりに上昇しました。
景気ウォッチャー調査は、内閣府が小売り店の店員やタクシーの運転手など、2000人余りを対象に、3か月前と比べた景気の実感を聞いて、毎月、指数化しています。
景気の現状を示す先月の指数は、48.2と、前の月を0.7ポイント上回り、3か月ぶりに上昇しました。
旅行代理店から、秋の行楽シーズンで日本を訪れる外国人旅行者が増えて、ホテルの稼働率や消費が好調だったという声が寄せられたことや、小売り店から、比較的雨の日が少なく、来店客が伸びて、売り上げが順調だったという声が寄せられたことなどが理由です。
また、2か月から3か月先の景気の先行きを示す指数は49.1で、前の月と横ばいになりました。
こうした状況に内閣府は、足元の景気に大きな変化は見られないとして、景気は緩やかな回復基調が続いているとした基調判断を維持しました。
地球温暖化対策の新たな枠組みの合意を目指す、COP21が、今月末に開かれるのを前に、日本の貢献の方法などを議論するシンポジウムが開かれました。
シンポジウムは、今月30日からフランスのパリで開かれる国連の会議、COP21で合意が期待されている、京都議定書に代わる温暖化対策の新たな枠組みへの貢献を考えようと開かれました。
この中で、COP21の議長国、フランスのティエリー・ダナ駐日大使が、温暖化対策を進めるには、資金が最も重要で、先進国は発展途上国に資金を提供する義務がある。
ヨーロッパ諸国の中には、資金の上積みを検討している国もあり、日本も努力してくれると期待していると述べ、日本の資金支援に期待感を示しました。
このあと、COP21の交渉官などが、日本の貢献と戦略について意見を交わし、一方的に押しつけられた資金の負担は認められないとか、日本は省エネなどの技術面の貢献に重点を置くべきだといった意見が出されていました。
続いて気象情報、あすの天気です。
西日本から東日本は高気圧に覆われて、広く晴れるでしょう。
北海道は低気圧と寒気の影響で雨や雪が降る見込みです。
2015/11/10(火) 17:00〜17:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
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