大相撲九州場所 三日目 2015.11.10


生字幕放送でお伝えしています年に一度この福岡で開催される九州場所、三日目を迎えています。
これから後半の取組が始まっていきます。
福岡国際センター、海に近い。
初日はこの福岡もかなり気温が上がりました。
きのうからは気温も下がり始めた福岡です。
正面解説は元大関・琴風の尾車親方⇒青色向正面は元小結・普天王の稲川親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
土俵上後半最初の一番。
2連勝の勢、西は琴勇輝です。
勢は先場所、終盤まで優勝争いに加わりました。
番付を8枚上げて上位にまた戻ってきました。
こちら琴勇輝。
後半で相撲を取るのはおととしの秋場所以来です。
千秋楽で碧山との対戦があってそれが、いちばん最初に後半で取る相撲、これが2回目です。
過去の対戦は2対1。
琴勇輝のほうが対戦成績を上回っています。
ほっ!
気合いの声
拍手
突き落とし。
勢が勝ちました。
3連勝です。
勝負が決まったあたり少し視線を送った琴勇輝。
拍手
決まり手は、すくい投げでした。
立ち合いは尾車さん琴勇輝の攻めでしたね。
いい立ち合いでした。
よかったですよ。
この攻めも決して悪くありません。
どんどん前へ出て右を封じます。
出るしかないですからね琴勇輝は。
最後足がそろいました。
右からうまくすくわれました。
負けて悔いなしの相撲ではないでしょうか。
攻めるのほうは攻めたし、残るところは残ったしいい一番だったと思います。
北太樹寄り切りの勝ち。
千代鳳、突き落としの勝ち。
朝赤龍、上手出し投げの勝ち。
豪風はたき込みの勝ち。
高安、はたき込みの勝ち。
蒼国来、つり出しの勝ち。
臥牙丸、寄り切りの勝ち。
まず前半の取組7番ご覧いただきました。
この一番のあと残りの4番の取組をお伝えします。
人気の遠藤が上がって館内、歓声が大きくなりました。
1勝1敗の豊ノ島。
遠藤は攻める相撲は見せていますが、今場所白星がありません。
2連敗です。
この対戦最初遠藤が2連勝のあと豊ノ島が4連勝中です。
遠藤3連敗。
この身のこなしが豊ノ島です。
出し投げでかなり崩されましたが最後まで諦めませんでした豊ノ島です。
決まり手ははたき込みです。
この対戦は大体遠藤が序盤突っ張っていきます。
きょうも右から押っつけながら左を封じながらまずは突っ張りました。
左がのぞきましたが遠藤の上手の位置どうですか。
悪くないと思います。
出し投げもうまかったです。
そのあとここというところで距離がありましたね。
出し投げで豊ノ島の体が伸びました。
九分九厘勝ってるような内容でしたが、豊ノ島はさすがでした。
身のこなしが素早いですね。
総合テレビでご覧いただけなかった、前半の残り4番をご覧いただきます。
魁聖、寄り切りの勝ち。
誉富士、はたき込みの勝ち。
佐田の海、寄り切りの勝ち。
旭秀鵬、寄り切りの勝ち。
総合テレビでご覧いただけなかった前半の相撲をご覧いただきました。
幕内の結果です。
千代鳳は3連勝です。
魁聖3連勝です。
勢も3連勝です。
高安と松鳳山は物言いがつきましたが、高安が勝っています。
豊ノ島のリポートです。
出し投げを正直にこられると嫌だなと思って出し投げがくる瞬間に体をひねったということです。
うまくいってよかったと言っていました。
あの瞬間に反応していたんですね。
自分が先にひねろうという思いがあったようです。
さすがですね。
よく考えてるんですね。
その半回転分距離が開きましたね。
そこに手を伸ばしていったもんですから上体から遠藤はいったものですから押していきましたね。
はたき込みです。
だいたい左からの押っつけこれで安美錦が嫌がるという相撲がこの両者の対戦、多いんですがきょうも、左から押っつけが効きました栃煌山です。
決まり手は突き落としです。
ちょっと尾車さん安美錦が左にずれました。
ちょっと左にずれてますね。
左の前みつ横を取りたかったんでしょうね。
その辺を栃煌山に見られていますね。
左からの押っつけが効いていますね。
きょうのような相撲を見ると栃煌山は地力があって強いなと思うんですが途中でなぜか効果があるんですね。
もったいないですね。
波があるといわれていますが先場所も先場所も三日目から4連敗でした。
本人はけがもなくきているので体調としてはいいと思いますと話していました。
あす四日目の取組です。
嘉風はあすも上位戦が組まれて横綱白鵬戦です。
きのう稀勢の里が嘉風に敗れました。
尾車さん、ちょっときのうは攻め急いだ部分がありませんでしたか。
そうですね。
左からうまく押っつけて体を入れ替えて、出るところを先に嘉風に肩すかしを受けました。
ちょっと焦りましたね。
嘉風に立ち合いから攻められた分体が焦りを見せてしまいましたね。
毎場所優勝争いに、あとひとつ届かないところがあります。
本人もそのへんは自覚をして今回は場所前はもちろん巡業からずいぶん稽古をしていました。
体を張っていましたしいいんじゃないかなと思っているんですよ。
きのうの一番は終わったことですから今場所はいい線いってくれるんじゃないかなと期待しています。
あとの上位戦が始まるまで落とさずにいくことですね。
脇が甘いところを見せないように自分の立ち合いでいってもらいたいものです。
突き落としました稀勢の里の勝ち。
向正面の普天王の稲川さん。
きょうの立ち合いはどうですか?妙義龍のほうがいい立ち合いをしました。
そこで、引かずに思いとどまって左から押っつけてしのいだのがよかったと思います。
稲川さん最初起こされていますね。
押されています。
抱え込まずに押っつけにいったのが稀勢の里はよかったと思います。
ちょっと稀勢の里は立ち合いを受けてしまいました。
押っつけも高かったんですけどね。
腰が高いまま出てきましたがうまく下にして押っつけて突き落としました。
後半、腰高ですね。
最後回り込んでうまく突き落としました。
稀勢の里に話を聞きますと地方場所でも連合稽古を組んでくださる親方の皆さんに感謝していますと話していました。
なんとか結果で答えなければいけないと話していました。
そもそも稀勢の里や琴奨菊をなんとかさらにもう一歩上に上げようということで連合稽古が始まったんですよね。
部屋ごとに稽古をするよりも関取がみんな集まって思い切って稽古したほうが場所前のいい稽古になります。
本場所にそれが出てくれればと思っています。
地方場所は特にばらばらになっていますが宿舎がそれでも集まろうということでやっています。
その中で嘉風も稀勢の里に胸を借りていい稽古になっていますね。
お山の大将じゃだめですね。
たくさん競い合って出世争いをしていく。
これは最終的には力を出している結果になっていると思います。
あとは稀勢の里はこのあとは1つも落とさずに上位戦まで行かなければいけませんね。
稀勢の里、琴奨菊早くね。
稀勢の里琴奨菊に早く綱を締めてもらいたいとみんな思ってますよ。
まずは優勝ですね。
そこからですね。
先場所は右の膝を痛めました。
その右膝のけがで途中休場も心配されましたが最後まで出場して決定戦まで行きました。
優勝こそなりませんでしたが最後まで取りきって12勝3敗照ノ富士です。
右のサポーターはきのうからつけています。
きのうは栃煌山に敗れました。
まだ見ているとひやひやするところがありますね。
そうですね、場所前に私の部屋に来て稽古をしたんですがそのときは豪風とやっていたんですが、ひざを確かめるような稽古でしたね。
まだ本調子ではないなという感じを受けました。
初日のように攻められて逸ノ城に右からすくうということは膝に負担をかけるような相撲を取ってはいけませんね。
過去4回、この両者照ノ富士が勝っています。
上手投げ、照ノ富士の勝ちです。
一瞬ひやっとするような場面がありました。
痛めている右足でふんばって投げにいきました。
2勝1敗としました。
隠岐の海がうまく右を巻き替えて足を脅かしながらいきました。
あの辺ちょっとひやっとしましたね。
そうですね、一瞬危ないところがありましたね。
あたった勢いがないですね出足の。
お互いに止まってしまうんですね。
どうしても上体で相撲を取りますね。
尾車さんも膝のけがで苦労されましたね。
気持ちをどう切り替えて相撲を変えていったんですか?私は下がると同じ痛みを繰り返すので勝っても負けても前に出ようと速い相撲を取ろうとこれだけ考えて。
まあ、けがの確率が低くなるということを考えて相撲を取りにいきました。
そういった相撲、照ノ富士にも必要でしょうか?彼もこれだけの体がありますからもっともっと出足がついてきたらいいと思うんですね。
そうすると、けがも少なくなりますね。
先場所の千秋楽本割で鶴竜に勝ったあのあたり突っ張って上手を取って前に出て勝ちました。
ああいう相撲を心がけていけばいちばんけがも少なくなりますし星も挙がってくるとということになってくるんじゃないかなと僕は思うんですが。
稲川さんは、どうですか?見るかぎり状態はよくないという印象を受けますね。
いつもだったら抱え込んでいても前に出ているという気がするんですね。
それが止まってしまうということはそこまでまだ負担をかけることができないのかなという気がします。
今場所だけではありませんので無理をしないで千秋楽まで無事でいってほしいですね。
土俵上は栃ノ心と豪栄道です。
土俵下にはすでに東に琴奨菊、西に嘉風が控えています。
両者ともに2連勝できています。
ともに目を閉じて気持ちを高めています。
その前を大砂嵐と白鵬が入場してきました。
栃ノ心と豪栄道の取組のあと琴奨菊と嘉風という楽しみな相撲が待っています。
栃ノ心はまだ勝ち星がありません。
2連敗です。
先場所10番勝ちましたが今場所も小結です。
豪栄道はカド番の大関です。
豪栄道はよく足も出ていますし前に攻めるという気持ちが感じられますよね。
豪栄道が二所ノ関一門の連合稽古に行きましたね。
稀勢の里と琴奨菊と3人でいい稽古をしました。
この稽古をどうして巡業中に2、3回やらないのかなと思いました。
そうすればもっと本場所でも成績が残せるのになと思いました。
今度の巡業のときには言おうと思っています。
巡業が終わってから稽古をしても遅いんだよということを伝えたいと思います。
早く3人の中から綱を締めるのを見たいですね。
寄り切り、栃ノ心の勝ち。
豪栄道、破れました。
2勝1敗です。
栃ノ心は初日を出しました。
まともに胸が合う形になってしまいました、豪栄道。
三日目に今場所敗れました。
決まり手は寄り切りです。
稲川さん、きょうは豪栄道は右を差しにいきましたかね。
稲川⇒そうですね。
どちらにしても先に左の上手をほしいところなんですが逆に栃ノ心に取られてしまいましたね。
そこがいちばんの敗因だと思います。
もろ差しというような考えでもよかったかなという気はします。
でも左上手を強い相手に先に取られてしまうとこういう形になってしまいますね。
カド番の豪栄道大関、今場所の初黒星です。
栃ノ心は今場所初白星1勝2敗です。
行司は式守勘太夫です。
琴奨菊の表情がいい表情に変わりました。
去年は九州ふるさとで6勝9敗。
大関として悔しい負け越し。
ことしは途中休場もありました琴奨菊。
なんとかこのふるさとでいい成績を挙げてファンの皆様に見せたいという気でしょう。
館内のお客さんもこの一番を待っていましたね。
琴奨菊は福岡ですし嘉風も大分ですから九州どうしの戦いに一気に場内がざわめいてきましたね。
ありがたいことだと思いますよ。
琴奨菊もだいぶ戻ってきた感じがしますね。
先場所11番勝ちました。
それで自信を取り戻してきたというか相撲の出足もついてきましたね。
場所前の稽古も先ほど言った3大関の稽古でいい稽古をしましたよ。
もう一丁、もう一丁と声をかけていました。
そういう気持ちは大事ですね。
立ち合いが勝負だと稲川さんはおっしゃっていましたが尾車さん、どうでしょうか。
全くそのとおりだと思います。
この2人は対照的な相撲っぷりですから嘉風の対戦成績が悪いのは立ち合いからあたってもはね返されてしまうそれがいちばんの敗因です。
右から抱え込まれてつかまるんですね。
先場所は左右とうまく中に入り込めましたからね。
立ち合いの一瞬でつかまるのか入り込めるのかというところになってくるんじゃないですか。
それだけにお互い立ち合いが大事ですね。
20代の後半は幕内を守ればいいそういうだめな自分だったと言っていました。
確かに本人は僕にもよく言いますが確かにそうだと思います。
そんな中で奥さんが自分よりあとに入ってきた力士に三役を先にいかれて悔しくないのかとよく言ったそうです。
やっぱり嫁さんに言われるほうが効くんですよ。
男の子もできて分かるまで取りたいという気持ちを持っていますからね。
また大関にぶつかっていきます嘉風です。
式守勘太夫が合わせます。
このところ嘉風2連勝中です。
琴奨菊、寄り切り。
圧倒しました、琴奨菊。
すばらしい相撲でした。
立ち合いで嘉風の上体を起こしました。
稲川さん、やはり立ち合い勝負でしたね。
稲川⇒そうですね。
大関の相撲でしたね。
休みませんでした。
そのまま寄り切りましたね。
嘉風のほうも立ち合い低くしてなんとか残ろうとしたんですが残す前に寄り倒されてしまいましたね。
師匠の尾車さんが解説ですが。
尾車⇒私が取る前に言ったとおり右から抱え込まれて動きを封じられましたね。
あたりは悪くないんですがね。
それ以上に琴奨菊の出足がいいですね。
いさいかまわず腰も立っていましたが足がよく出ていましたよ。
嘉風が回り込む空間がなかったですね。
二本嘉風が入っているんですが止まりませんでしたね。
嘉風は決して立ち合い悪くなかったんですよ。
琴奨菊は左から押っつけ腰も浮いていたんですが馬力で持っていきましたね。
九州では負けられないという気持ちがよく出ました。
この相撲はいい相撲でした。
栃ノ心関のインタビューです。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
大関を破って初の白星どうですか。
よかったですね、うれしいです。
すぐに自分のいい形になりましたか。
そうですね。
思い切りいこうと思って立ち合いがよくできたのでそれがよかったと思います。
先場所に続いて豪栄道関に勝っていますね。
はい、そうですね。
先場所は小結で2桁、今場所はどんな目標ですか。
先場所10番勝ったので今場所は頑張らないといけない気持ちが大きいのであしたからまた気合いが入っていい相撲が取れるように頑張ります。
あすの活躍も期待しています。
ありがとうございます。
栃ノ心関でした。
三瓶⇒先場所小結で10番勝ってそのまま東の小結の番付です。
気の毒な感じがしますね。
そうですね。
2桁勝っていますからね。
審判部も悩んだんじゃないですか。
張り出しを作ろうか作るまいかと悩んだと思いますよ。
先場所は序盤は上位戦が続いて2勝5敗の成績から中日から8連勝で2桁に乗せた栃ノ心です。
地力がついていますよね。
大関候補ですよね。
嘉風のリポートです。
とにかく胸を合わせないように低く低くあたろうと思いました。
相手の圧力で起こされてしまいました。
圧力負けですと言って帰って行きました。
琴奨菊の出足左右から挟みつけるような相撲、すばらしい相撲でした。
琴奨菊が楽しみになってきましたね。
いいときを思い出すような相撲ですよ。
あれは彼の相撲なんですよ。
体勢が悪くても一切かまわずに前に出ていくというのが彼のいいところだったんです。
それが型に入りすぎる型を作ってからという相撲に変わってきていて成績が挙がらなくなってきていたんですけれどきょうの相撲で思い出したと思いますよ。
今場所はやりそうですよ。
琴奨菊のリポートです。
差されたんだけれどもいい踏み込みができました。
きょうはそれに尽きますということです。
3連勝の琴奨菊です。
横綱大関陣で初日からの勝ちっぱなしは琴奨菊と豪栄道が敗れましたので土俵に上がっている白鵬だけです。
その白鵬ですが初日、二日目と得意の左の上手前まわしが引けています。
向正面の稲川さん休場明けの白鵬についてどんな印象ですか。
仕上げてきたなというか少し体も大きくなったかなといういい意味ですよ、そういうふうに見えます。
最近ちょっと細いような感じがしていましたけれど相当作ってきたなという印象です。
膝の心配は全くない感じですか。
先場所の初日と二日目のような感じでは全くないですね。
力強いですし。
きょうの相手は大砂嵐です。
きのうは力強い相撲でした。
ちょっと読めない力士ですよね。
だけどやっぱり白鵬にかかるとどうなんでしょうか。
過去3回の対戦、1つは不戦勝です。
土俵で勝ったのは2番です。
大砂嵐が結構頑張っているんですよ。
きのう勝っているだけに制限時間いっぱいを迎えました。
去年の名古屋では1分を超える長い相撲で白鵬が大砂嵐を破りました。
拍手と歓声
最後は上手を切って寄り切りです。
大砂嵐も頑張りました。
館内を沸かせました。
白鵬が3連勝です。
決まり手は寄り切りです。
2日続けての金星はなりませんでした、大砂嵐です。
立ち合いです。
もろ手左が少しずれる形で白鵬が速い攻めに行ってじっくり慎重に入りました。
やっぱり上手を取られるのが嫌だったんですね。
そうですね、左から振り回したんですけれど上手を取られてしまいましたね。
そこからじっくりと。
ここはよく残しましたね。
土俵際ですね。
ですから大砂嵐も相当引きつける力は強いんでしょうね。
白鵬も無理にという感じですよね。
慌てなかったですよね。
もう一度、土俵中央に戻ってそこから上手を切ってここが、うまいですね。
頭もつけて万全の形で寄っていきました。
向正面、無理にいくと逆転の心配もあったんですね。
そうですね。
足が浮いてしまうと、俵が浮かぶようなことがありますからあそこはむきにならずに落ち着いてきましたねさすが、という感じを受けました。
先場所嘉風には敗れています。
先場所とは全く違うと思いますから出稽古に来てくれて嘉風と20番ぐらいやってました。
そのあと私に、ひざは痛くないですということを言っていましたか。
自分で確かめてこれくらい稽古したらどうなんだろうというようなそういうことを確かめながら痛くないですとにこっと安心したようなそんな表情を見せましたよ。
けがもあって休場もあってそして優勝回数も大鵬さんの記録を抜いて少し目標もなくなっていた部分があるのかなという心配があったんですけれど。
そうですね、凡人ならばもういいかと思ってもおかしくないですからね。
やっぱりそこはもう1回というふうに燃えてやるのが白鵬のすごいところですね。
だからこそ35回という優勝回数を重ねたんでしょうね。
中日からの3連勝は白鵬と琴奨菊です。
三役ではこの2人です。
向正面は普天王の稲川さんです。
鶴竜は先場所の優勝で楽になったということですけれど初日敗れましたね。
そうですね。
最後引いてしまいましたからね。
呼び込む形になってしまいました。
それで勝っていた分楽なほうにというか引いてしまいましたね。
きのうはそれでも非常に厳しい攻めを見せました。
きょうの相手はどうですか?警戒する部分はありますか。
脇が甘いですから入ってはいけると思うんですけれど左の上手を先に与えないことですね。
胸をしっかり合わせてしまうとやはり重たいですから。
先に上手を与えないように攻める。
中に入るということでしょうかね。
過去6回の対戦では逸ノ城が2勝していますが1つは不戦勝でもう1つは新入幕の場所で初めて対戦が組まれて、そのときには逸ノ城が変化をして勝ちました。
その2勝です。
三日目の結び前の相撲です。
寄り切りました、鶴竜の勝ちです。
まともに重い逸ノ城を寄り切っていきました。
最後まで上手を与えなかった鶴竜です。
初日敗れましたがそのあと2連勝。
2勝1敗です。
連覇を目指す鶴竜です。
あすは大砂嵐です。
逸ノ城は、照ノ富士、白鵬、鶴竜に敗れて3連敗です。
左がすぐには取れなかったんですね。
そうですね。
左の前みつを探るような立ち合いでしたけれどもすぐには取れませんでしたね。
右が入ってから左を取りましたね。
鶴竜のよかった部分は何ですか。
やはり頭をつけて右の肘を張って逸ノ城の左の上手これを遠くしてうまく上体を起こしていますよね。
最後まで手がかかりませんでしたね、逸ノ城は。
肘を非常によく張って逸ノ城は上手を遠くしていましたね。
向正面の稲川さん逸ノ城としてはああいう形になったときにこれから覚えなくてはいけないところなんですか。
やはり左上手をとって胸を合わせるという形をとらないと下手の相撲になってしまうと自分の体重が生きないと思いますので立ち合いで圧力をかけて攻めながら左の上手を取るという形が理想かなと思います。
逸ノ城のリポートです。
左からとにかく押っつけて出ようというふうに思ったんだそうです。
その押っつけを見せる場面はありましたか。
最初から右を差されて右の肘を横綱に張られていましたからどちらかと言ったら抱え込んでいるという感じでした。
押っつけるというところまではいけなかったんですね。
きょうの結果です。
後半に入って勢が3連勝です。
遠藤は3連敗です。
照ノ富士、ひやっとする部分がありました。
痛めた右足でふんばるような場面もありました。
結びは日馬富士と碧山です。
きょうの結びです。
休場明け、日馬富士がここまで1勝1敗できました。
初日に大入りを破ったあときのうは大砂嵐に敗れました。
きょうは碧山との対戦です。
ここ1年の対戦をみますと碧山が2勝日馬富士が1勝です。
土俵で横綱として日馬富士が結果を求められています。
大変な地位ですね。
きのうの相撲を見ますと。
気になりましたね。
大砂嵐に上手を取られたぐらいで攻め手がなくなるような横綱ではないですからいくらでも攻めのある横綱ですから。
どう動くのかなと思っている間に結局何も動かずに寄り切られてしまいましたね。
右の肘が非常に気になるんですけれど。
きょうも相手は1発があります。
春場所最後の対戦では日馬富士が右で張って右左と差してもろ差しの形を作りました。
三日目の結びです。
逆転、軍配は西、碧山。
物言いです。
軍配は碧山に上がりました。
土俵際尾車さんいかがでしたか?どうなんでしょう。
そんなに横綱も早く落ちたようには見えませんでしたけどね。
右からの突き落としです。
碧山の右のかかとですね。
これが浮いているのかどうか蛇の目についているのかどうかですね。
日馬富士の体も飛んでいます。
相手の突きに応戦していきました日馬富士です。
向正面の稲川さんはどのように見ましたか?分かりませんね。
微妙ですか?そんな感じです。
軍配は碧山に伊之助が挙げました。
もう一度見ます。
右のかかと。
日馬富士も渡し込みにいっています。
最後のところですね。
日馬富士の足の甲は返っていますね。
でもやっぱり足腰のいい横綱ですからね。
あれだけ突き落としにこられても渡し込みにいってこらえていますよね。
碧山の突っ張りに対して突き返していった日馬富士です。
長い協議です。
今ビデオ室の意見を聞きながら。
なんともビデオ室も微妙なんじゃないですか。
いくつか画面があっていろんな方向から見ていますからね。
長い協議ですね。
まもなく6時になりますが大相撲放送を続けます。
向正面の稲川さんビデオ室でビデオ係をされていますけれどこれはビデオ室からはどのような答えをしているんですか?たぶん残ったかかとが蛇の目についているかついていないかの判断と出ていくところがどういう感じだったのかというところだったと思います。
分かれました。
伊勢ヶ濱⇒ただいまの協議について説明いたします。
軍配は碧山に上がりましたが碧山のかかとが早く出ており軍配差し違えで日馬富士の勝ちといたします。
碧山の右のかかとが土俵を割っていました。
行司差し違え、日馬富士物言いがつく相撲で三日目、白星です。
春日市の場をが碧山をこれで3かかとが出ていったということなんですね。
蛇の目の砂がはいてありますからそこに跡がついていったんですね。
砂が乾いているから見づらいんですよね。
今の相撲です。
何べんも見たんじゃないですか。
決まり手はすそ取りです。
すそ取りは日馬富士の2年前の九州場所の四日目豊ノ島に勝った相撲ですそ取りを決めています。
「大相撲九州場所三日目」をお伝えしました2015/11/10(火) 17:05〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 三日目[二][字]

【解説】正面(幕内)尾車(元琴風),向正面(幕内)稲川(元普天王),【アナウンサー】正面(幕内)三瓶宏志,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン

詳細情報
番組内容
【解説】正面(幕内)尾車(元琴風),向正面(幕内)稲川(元普天王),【アナウンサー】正面(幕内)三瓶宏志,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜福岡国際センターから中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)尾車(元琴風),向正面(幕内)稲川(元普天王),【アナウンサー】正面(幕内)三瓶宏志,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

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日本語
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英語
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