報道ステーション 2015.11.10


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫早速ですが今日のコメンテーターをご紹介いたします。
朝日新聞、立野純二さんです。
どうぞよろしくお願いします。
立野さんにはニュースVTRをご覧いただいたあとじっくり伺いますけど。
臨時国会はやらなきゃおかしいですよね。
≫全くおかしいですね。
≫あとで伺いますけども今日が衆議院そして明日が参議院。
あっという間の2日間だけだっていうんですね。
重要なテーマが目白押しだと思うんですがそれでも、閉会中審査今日の国会模様を見てみましょう。
どれも重要で全部お伝えしたいんですけど時間の関係でそのほかのニュースもあるので今日、このあと取り急ぎ順番でお伝えしますのは本当威勢がいいですよね介護離職ゼロ。
このスローガンは本当にできるんでしょうか。
こっちも気になりますが軽減税率の問題、年金生活の実態それから、辺野古。
高木大臣をめぐって。
順番にお伝えします。
≫ようやく国会で与野党の論戦が繰り広げられた。
しかし、これは臨時国会ではない。
あくまで閉会中審査だ。
≫野党のトップバッターは民主党の岡田代表。
冒頭、憲法9条の改正を問いただした。
≫安倍総理が掲げる新3本の矢。
その1つが、家族の介護を理由に仕事を辞める人をなくす介護離職ゼロ。
≫この1万2000円をいつ、どのように配分するかは事業主の判断となっている。
介護職員の労働組合の調べでは現時点で、月給が1万2000円上がっているわけではないという声が多く聞かれるといい…。
消費税が10%になったときの低所得者対策として与党が導入に向けた議論を進める軽減税率。
消費額が多い人ほど得をする仕組みだ。
≫前原氏は食料品などの税率を下げる軽減税率よりも低所得者には現金が給付される給付付き税額控除のほうが適切だと主張。
≫前原氏は、議論の中で年金生活者の問題についても言及した。
≫テーマは辺野古に。
政府は、辺野古周辺の3つの地区に対して名護市を飛び越えて直接、振興費を支給する方針だ。
≫予算委員会は明日、参議院で開かれる。
しかし、その後決まった予定はない。
≫残念ながら後ろにあるTPPとかアベノミクスとかそのほかの論戦臨時国会をなぜ開かないももうちょっとお伝えしたいところだったんですがまだほかにもいろいろあります。
一番隅にあります高木大臣の問題が取りざたされております。
ご本人は全く否定している部分もありますがこちらを3分ほどご覧ください。
≫復興大臣の高木毅氏。
疑惑は、およそ30年前地元・福井県内で下着を盗んだ過去があると週刊誌が報じたものだ。
≫下着の窃盗なる文言が国会の中で飛び交う異例の事態。
更に高木大臣をめぐっては新たに香典問題も持ち上がった。
≫高木大臣の政治団体は選挙区内の8件の香典代合わせて16万円を支出していた。
公職選挙法では政治家や政治団体が選挙区内で香典を出すことは有権者への利益供与にもなりかねないため禁止しているが政治家本人が葬儀などに出席して香典を渡す場合は例外として認められている。
しかし、高木氏本人は葬儀に出席せず香典を渡したのは代理人だったというのだ。
≫別の人の葬儀でも…。
≫仮に証言が事実なら公選法違反になりかねない。
これに、大臣は…。
≫葬儀には行っていないがその前に弔問に行ったという高木大臣。
法律では、葬儀のあとはだめだが葬儀のときだけでなく葬儀までの間の弔問で本人が渡す香典も認められている。
ただ、これも食い違う。
≫今日、野党側は証人喚問も要求。
この問題を更に追及する構えだ。
≫大臣の進退について永田町からは…。
≫立野さん、今日、明日しか閉会中審査は2日間しかないわけですから明日の参議院。
いろんなことが深まったり事が動いたりしようがないじゃないかとむなしく感じちゃうのが1点。
それから全体を見渡してみますとものすごい問題がいっぱいあるわけですね。
≫ほとんど、いずれも国民の暮らしに直結する重大な問題ばかりなわけですよね。
それが今日の国会を見ていますとまるで、もう駆け足論戦のようにして1日が終わってしまったと。
≫項目をどんどん消化するだけみたいになっちゃいますよね。
≫これやったら、はい次のテーマですと駆け足だったような気がします。
どうして臨時国会を開かないのか。
どうして安倍政権は臨時国会から逃げようとするのかそこが解せません。
このTPP、外国等をまとめた交渉。
一体、日本は何を守って何を譲ったのか。
日本の農業をどうするのか。
あるいは先日原子力規制委員会から指摘された1兆円を投じて今なお動かない高速増殖炉もんじゅをどうするんですか。
そして先ほどVTRにもあった軽減税率ですね。
低所得者の皆様への対策としては軽減税率がいいのかそれとも税額控除で対処するのがいいのかもう、そういう満載の問題があるわけですよね。
それを臨時国会というのを本来50日から60日ぐらいやるものを今日の衆議院の7時間明日、参議院で7時間計14時間で終わりましょう。
それで終わるはずがないと思います。
こういう切実な国民の暮らしに関わる政策それを国民の前でつまびらかにしようとしないそういう姿勢というのは国会軽視というよりは国民軽視そのものじゃないかと私は思います。
≫今おっしゃったもんじゅ1つとっても1兆円を投じてきた。
年間でいろんな計算の仕方によって違いはありますが200億円を投じる。
あるいは核燃サイクル全体でいったら1兆円どころの話ではない。
こういうこともさあ、どうなんですか。
介護離職ゼロにしたってこれは特別養護老人ホームとか施設を増やそうという動きは動き始めたようですがそこで働く人が不足しているんだと。
なぜなら大変で所得も多くはないからという問題があるわけですよね。
≫高木大臣の問題についても触れたいと思うんですけれども東日本大震災から今なお19万人の方々が避難生活を送っておられてそして5回目の冬を今、迎えようとしているわけですよね。
その担当の大臣。
そのスキャンダルをめぐってこんな与野党が駆け引きをしていると。
この政治の有り様はなんと嘆かわしいことかと多くの方が思っていらっしゃるんじゃないでしょうか。
≫東北被災地の方々が復興に向けてなんとか、いろいろあっても頑張ろうというときに大臣がこういうことで国会でいろいろ質疑応答をやっているのをどう見るかということですね。
もうちょっとお伝えしたいところなんですけど小川さん、ほかにもこれ、お伝えしなきゃいけないニュースがあるんですよね。
≫2012年ロンドンオリンピック陸上女子800mの金メダリストと銅メダリストそして、コーチ。
ロシア勢です。
笑顔を浮かべていますけれどもこの3人を含む10人がドーピングをしていた関わっていたとして世界アンチ・ドーピング機構が国際陸連に対して陸上界から永久追放すべきだと勧告しました。
ただ、選手たちだけが悪いのかといえばどうもこのバックには右、陰になっていますがスポーツ大臣が写っていますがロシアの国ぐるみという背景があるようなんです。
≫295個。
ロシアがソ連時代も含め近代オリンピックで手にしてきた陸上競技でのメダル数だ。
この栄光は、次のリオ大会では積み上げられないかもしれない。
≫1999年に設立されたWADA・世界アンチ・ドーピング機構。
300ページを超える報告書を出しロシアが組織ぐるみでドーピングを行っていたと結論付けた。
その中には2人のメダリストの名前があった。
2012年のロンドンオリンピック女子800mのファイナル。
ロシアからは3選手が残った。
その中のマリヤ・サビノワ選手とエカテリーナ・ポイストゴワ選手。
サビノワ選手は残り200mまで5番目だった。
≫ロシアのサビノワが逆転してそのままいく。
サビノワ、1着フィニッシュ金メダル!≫このレースでドーピングが確認されたわけではないがロシアは、金メダルと銅メダルを手に入れた。
サビノワ選手ステロイド系筋肉増強剤のオキサンドロロンを使ったとされる。
オキサンドロロンは瞬発力を上げいわゆる細マッチョ系の筋肉がつきやすいとされる。
もちろん、禁止物質だ。
ポイストゴワ選手はこの禁止物質と血液に作用し持久力を高める禁止物質を使用したとされる。
報告書は、ほかに2人を指導していたカザーリンコーチをはじめとするコーチや中距離選手の計10人が関わったとした。
その中には1人の医師が含まれていた。
ポルトゥガロフ医師。
ロシアにおけるスポーツ医学の権威とされる人物だ。
彼を中心に、ドーピングは組織的に行われていたとみられる。
最初に、この事実を告発したのはドイツのテレビ局の取材に応じたロシアの元800mの選手ステパノワ氏だ。
今は安全上の理由でロシアを出て暮らしている。
ポルトゥガロフ医師とのやり取りをこう話す。
≫数日後試合で結果を出したときにステパノワ氏はポルトゥガロフ医師との会話を録音していた。
≫WADAが出した報告書では選手たちが身の危険を感じていたということにも言及している。
≫ロシアはソ連時代国威発揚やイデオロギーのために国家ぐるみでオリンピック選手を育成し利用してきた。
数々の記録を残す一方でドーピングを疑う声も絶えなかった。
今回、WADAが一番問題にしたもの。
それはドーピングの証拠を国家ぐるみで隠ぺいまでしていたことだ。
≫1976年モスクワオリンピックに備えスポーツ医学を研究するために設立された研究所が2013年ソチオリンピックの直前にWADAの公式な検査機関になりました。
今回、1400以上の検体が破棄され組織的に証拠の隠滅が行われました。
≫報告書ではロシアがドーピング違反を隠すために国際陸連のディアク前会長らにおよそ1億6000万円の賄賂を渡していたことも認めた。
≫ロシアの組織的な不正にはインターポールも捜査に乗り出すとしている。
これらの件にはプーチン大統領のスキー仲間であるムトコスポーツ相が深く関わったとされる。
≫国際陸連は今週中にもロシア陸連の事情聴取に乗り出す。
その過程で資格停止となった場合来年のリオデジャネイロ五輪の陸上競技にロシア選手が出場できない可能性もある。
≫立野さん、どうですかね。
この国威発揚に利用されるという選手も犠牲者のように見えてきてしまいますしそれだけでなくてこの番組も商業放送ですから商業をなんら否定する気はさらさらないんですけれど商業オリンピック的なものが度を超えていくとどうしてもそこに製薬会社から何からいろんなものがまとわりついてきて実験しようとする。
そしてコーチを通じて選手がそそのかされる。
こういうのも、なしにしないとどうしようもないですよね。
≫スポーツの意義はなんなのかということだと思うんですよね。
お金、ナショナリズム権威。
そういったものがスポーツにあまりにもまみれすぎてしまっている。
そういう現状があるのは何もロシアだけじゃないのかもしれないなと。
≫本当、ちょっとそういう感じしますね。
薬のドーピング、大問題ですけどその温床となるベースのものは金というドーピングですよ。
お金に目がくらんでそれが絡むから選手がああいうことをやっちゃう。
で、偉い人もお金をもらって黙っているという構図がはっきりしているわけですからね。
≫巨人の選手3人が野球賭博を行っていた問題です。
調査を行っていた日本野球機構は今日、3人を無期の失格処分とすることを決めました。
これを受けて巨人は3人の契約解除を発表しました。
≫契約を解除されたのは読売巨人軍の福田聡志投手、笠原将生投手松本竜也投手の3選手。
野球賭博を行ったとして日本野球機構の調査を受けていた。
巨人に先立って行われた調査委員会の会見では3選手に対する調査の最終報告があった。
≫野球協約180条が定める無期の失格処分というのは期限を定めず選手としてはもちろん球団などでの活動もできなくなるものだ。
今回は八百長行為が確認できなかったため177条が定める永久追放ではなく無期の失格処分が妥当と判断。
コミッショナーが裁定を下した。
無期の失格処分を受け、巨人は3選手の契約を解除した。
これで事実上、野球選手としての道を絶たれることになった。
また、巨人には指導・監督が不十分だったとして1000万円の制裁金が科されることも決まった。
ただし、調査委員会は3選手に関わった野球賭博の常習者とされる2人の男性から調査を拒否されていて反社会的勢力とのつながりなど全容解明には至っていない。
≫この件について警視庁も事情聴取を行い3人は野球賭博をしたなどと事実関係を認めているという。
今後は、賭博罪にあたるかなど慎重に調べるとしている。
球界に大きな汚点を残した今回の野球賭博にファンは…。
≫立野さんどうですかね、この問題は。
≫巨人球団の独自の調べによりますと広い意味での賭け事をやっていたというのは何もこの選手に限った話ではなくて巨人の2軍の練習のあとのロッカールームでは賭けトランプとかですねあるいは高校野球をめぐる賭け事をやっていたということがわかっているんですね。
振り返れば60年代から70年代にかけてわかった黒い霧事件。
そして2007年に出た新人獲得をめぐるプロ野球球団がアマチュア選手に現金を渡すというこういったことがずっとあったわけですから今回も、この3選手だけの問題なんだろうか巨人だけの問題なんだろうかそういった疑問が残ると思います。
今から警視庁が動くということですからこれから更に全容を詰めて胴元は誰だったのかということも含めて、しっかり調べてもらいたいなと思います。
そしてまたプロ野球球団にはしっかりとプロ野球選手の意識改革。
それとともに、アマチュア選手も含めてドラフトを受けた選手の教育などをできることをやってもらいたいなと思いますね。
≫どうも3選手が野球賭博に絡んだ八百長には絡んでいない。
そういうことでこれ、終わりにしようとしているのかなと。
そうだったら違うと思いますしおっしゃるように。
それから、やっぱり胴元は暴力団だと野球賭博に関しては明白なのでどういう接点があったのかも含めて、やらないとこれはトカゲの尻尾きりになってしまってまた繰り返されちゃうなんていうことはファンは≫毎月11日の日に被災地の1か所を見つめさせていただいている被災地からの生中継ですが1日早く今日、お届けをします。
そして被災地からの生中継ではなくて実は遠く離れた場所からです。
東北ではありません。
なぜかといいますといち早くあの原発事故が起きてから自主避難をされて、遠い地で暮らしていらっしゃる方をこれからご紹介したいからです。
よく自主避難者の方々というのは自主避難すらできなかった方々と比べて恵まれているよなといわれるケースがまれにあるようですがどちらであってもあの原発事故さえなければ…。
その思いは共通していると考えられます。
ご覧ください。
兵庫県の宝塚市です。
宝塚大劇場から少し離れた県道沿いにあるスナックカントリーホームみるという店。
おととしの12月にこの店を開いたのは石塚路代さん、43歳です。
この方、このあと登場されますがシングルマザーです。
人生で解決できない問題は解決できない。
これでよかったのかなという疑問を自分に投げかけながら人は生きている。
もしかしたら生きるということは答えのない問いかけに必死に答え続けていくプロセスなのか。
石塚さんは21年前から福島市内でスナックをやられていました。
しかし、事故が起きてからもちろん、放射能の影響かどうかわからない。
もしかしたら震災のショックなのかもしれない。
よくわからないが当時小学校6年生だった娘さんの体調が優れなくなった。
悩んだ。
どうしようか。
そして、娘さんと自分と結局77歳のお母さんを連れて福島を離れる決意をしました。
いわゆる自主避難者です。
もちろん、毎月の賠償金は出ません。
貯金を切り崩してこのスナックをオープンさせました。
そしてこちらに来てからの話ですが娘さんの甲状腺にのう胞が見つかりました。
これも、原因はなんともいえない段階ですが今後、経過観察が必要だと受け止めています。
生放送中に電話が鳴りましたけど出ないでくれましたよね。
あとでご本人にも伺いたいと思います。
営業妨害をしてしまいました。
娘さんともども、宝塚歌劇団の大ファンということでこの宝塚市を避難先に選びました。
福島県は自主避難者に対しては住宅の無償提供を行っているために石塚さんも家賃は免除されています。
だから、時折浴びせられるお客さんのきつい言葉にも耐えているんです。
被災したくせによく店なんか出せるよな。
あるいは、遠い国の話なんだろそういうのは。
圧倒的に原発事故に対する無関心です。
いつも受け流しています。
福島の駅前の繁華街で店をやっていたころの写真です。
常連客でにぎわうこのお店は数百本のボトルがキープされていました。
ここで石塚さんにお話を伺います。
石塚さん、さっきお客さんからの電話かもしれませんが電話、出られない状態にさせてしまいまして失礼しました。
これ番組見ている人がからかい半分でかけてきているのかもしれませんね。
≫どうでしょう。
≫ちょっとお聞きしたいのはあんまりこのごろはもうかっていないってスタッフから聞いたんですがどうなんですか。
その辺り、言える範囲内で。
≫やっぱり難しいというのはありますね。
全然知ってる方がいないところからゼロからの始まりですのでなかなか理解していただくというかうち、福島の野菜をとにかく知っていただきたいということでやっているんですけれども食文化の違いですとか素材の味というものをそもそも知らない方が多いのでなかなかやっぱり難しいですね。
≫偏見もあると思いますしね。
そういう中で、石塚さん。
これはどうでしょう。
最後、お店で1人になられて疲れたなと思ったときにお店の明かりをパチンと消して真っ暗になったときにお一人でいるときいろんなことが福島のことも含めてよみがえってきちゃうんじゃないですか。
≫やっぱり福島でもお店をやっていたので同じように電気を消すという時間はあるんですけども当時はそういった日常が当たり前で何も感じずに、今日も終わったなという感じだったんですけどやっぱり、こっちで1つは今日も無事に終わってよかったなっていうこととどうしても思ってしまうのがなんでここにいるんだろうというのがいつも思ってしまうことですね。
≫正直言って、原発事故さえなければという思いが募ったりすることもやっぱり、おありでしょうね。
≫それが一番多いですね。
仕事が終わって家に帰ってそのまま、朝になったら全部夢だったらいいのになっていうのはどうしても思ってしまいます。
≫娘さんのこともありますけども元気でいらっしゃるというところは安心なんですが今後冷静に経過観察をということもありますから大変といえば大変ですね。
≫そうですね。
やっぱりそれが一生付きまとうのでどうしても、事故直後一番危険な時期に福島にいたということは変えられない事実ですのでその不安というのは一生付きまといますしそれが娘に一番申し訳なかったなと思うことですね。
≫営業中にありがとうございました。
≫ありがとうございました。
≫その娘さんのほうはというと津波で家族を亡くした人や帰還困難の区域で家に入れない人もいるんだから私たちは恵まれているんだよとおっしゃるそうです。
前向きに捉えていて、娘さん舞台に上がるのが夢だということで今年の4月に大きくなられて演劇のコースがある高校に入学されています。
春スミレ咲き、春を告げる。
春、なぜ人は、なれを待つ。
宝塚歌劇団の歌の始まりです。
自主避難者への住宅支援は2017年の3月末で打ち切りです。
避難先で頑張り続けるか故郷に戻れる日がくるのか。
自主避難の方々のこれからは見えないまま。
地に足をつけた本当の生活を取り戻すのは≫2つニュースを続けます。
まず、安倍総理の国会での答弁をもう1つ。
BPOに関してです。
≫BPOの放送倫理検証委員会は先週「クローズアップ現代」などのやらせ疑惑を受けて高市総務大臣がNHKに文書で厳重注意したことについて政府が個別番組の内容に介入することは許されないと厳しく批判した。
この問題に、安倍総理が国会の場で反論した。
≫また、安倍総理はBPOが自民党の調査会による事情聴取を圧力そのものと非難したことについてヒアリングは放送法が求める事実を曲げない報道だったかどうかを確認したもの。
議論をするのは当然だと述べた。
一方民放連・日本民間放送連盟の井上会長は取材・報道の自由を尊重されなければならないということをここで確認しておきたいと述べたうえでBPOの在り方についてこう発言した。
≫大麻を吸った。
こう教師に話したのは小学6年生の男子児童。
京都市教育委員会などによると先月中旬京都市内の小学校の教師が喫煙などの非行を指導するためこの男子児童から話を聞いていたときのことだった。
男子児童は教師に対し大麻を吸ったことを認めた。
更に男子児童はこのとき大麻の入手先など具体的な話をしたという。
警察が男子児童の自宅や学校を調べたが大麻そのものや吸引器具などの具体的な証拠は見つかっていないという。
≫日曜に行われたミャンマーの総選挙。
選挙管理委員会による開票結果の発表は今日になってもなお断続的に続いている。
これまでのところ改選議席498のうち121議席の結果が発表された。
このうち、アウン・サン・スー・チー氏率いる最大野党のNLD・国民民主連盟が9割近い107の議席を獲得している。
全議席の結果が出るまでには最長2週間程度かかるとされているがNLDの幹部は改選議席の8割を獲得したと述べ自信を見せている。
≫今日の東京、夕方からシトシトと雨が降り続いていましたが少し前に雨はやみました。
ただ毎日どんよりしていますのでなかなか空を見上げる気にはなりませんが今日は、あえて東京の空を並べてみました。
土曜日からこれだけ雲に覆われていて特に、ここ3日間は日照時間がなかったんですね。
11月に、ここまで日差しが出ないのは珍しいことなんです。
雨で潤ってくれるのはうれしいんですがそろそろ太陽を見たいところですよね。
明日はというと8時間と日差したっぷりなんです。
ようやく青空を見ることができそうです。
北日本や北陸でもあさってには日差しが戻ってきそうです。
≫ここでスポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まずは世界野球プレミア12です。
日曜日に韓国を破り侍ジャパン最高のスタートを切りました。
舞台は台湾へと移り明日、メキシコとの第2戦を迎えます。
昨日、小久保監督はデータゼロと話していたんですがこのメキシコは一体どんなチームなのか侍ジャパンの最新情報と併せてご覧ください。
≫明日、テレ朝です。
≫メキシコとの戦いを明日に控える日本。
試合が行われる球場でグラウンドコンディションを確認しながら初練習を行った。
明日の先発は小久保監督が日本のエースとして期待を寄せる前田健太。
≫情報がないというメキシコはどんなチームなのか。
ベネズエラとの初戦日本はスコアラーを送りデータ収集を行う。
試合は3回。
メキシコが盗塁を決めると…。
2点を先制する。
しかし、その裏。
日本で7年間プレーしているカラバイヨの犠牲フライなどベネズエラに4点を奪われ逆転を許す。
メキシコは8回1塁、2塁のチャンス。
タイムリーツーベースで逆転に成功。
9回、メキシコは先頭バッターに出塁を許すとベネズエラに長打を浴びるもタッチアウト。
メキシコは初戦をものにした。
試合を偵察した村田スコアラーは…。
≫プロ野球合同トライアウトです。
プロとしての復活を誓う47人が集まりました。
去年までは年に2回実施されていたこのトライアウトなんですが今年は今日のみ一発勝負です。
≫元ソフトバンク白根尚貴、22歳。
育成選手としてチームに残ることを断りあえてトライアウトに挑んだ。
白根といえば記憶に残るシーンがある。
島根のジャイアンと呼ばれていた5年前、夏の甲子園。
勝利を確信しガッツポーズところが…。
まさかの逆転負け。
その後、内野手として入団したものの1軍での出場はなかった。
そして、今日のトライアウト。
長打2本を含む3安打を放ち猛アピール。
吉報を待つ。
≫がらっと変わりましてここから特集をご覧いただきます。
後ろに映っておりますけれども。
何度も何度も延期されておりました国産の初のジェット機ですよね。
このMRJなんですが考えてみれば国産のプロペラでYS11がありました。
それから、半世紀が経って初のジェット機ということですね。
これ、いろいろありまして日本の、やっぱり航空産業の重責を担ってまず、その端緒としてこのMRJの登場ということになる。
ということは製造も50年ぶりならばこの飛行機を厳重に厳重に審査するのも初めてといっていいんですね審査する側は。
これ、普通は審査する場所には入れないんですけど自慢させていただきます。
この番組、取材でつぶさに取材できるようになりましたその審査の模様。
MRJ明日初の飛行となります。
その前夜にぜひ、ご覧ください。
≫見物客が殺到する名古屋、小牧空港。
≫日本の航空機製造産業の未来を担う試金石、MRJがついに明日大空へ羽ばたく。
三菱リージョナルジェット。
通称MRJ。
総開発費1800億円。
600億円の国費も投じられた国家的プロジェクトだ。
わずか182機で製造が中止になった国産プロペラ旅客機YS11以来実に50年ぶりとなる国産旅客機開発は長年の日本の悲願だった。
≫ところがいざ開発が始まってみるとまさに試練の連続。
技術の蓄積が途絶えたことが禍根を残し設計の変更や部品の安全性の証明に手間取って度重なる開発の遅延を招いた。
その結果、当初5割に掲げていた国産部品の比率は3割に減少。
それでも機体の随所に日本の町工場の技術を込めることはできた。
≫また、どこよりもいち早く搭載する予定だった燃費効率を10%向上させる次世代エンジン。
開発が延びた間にライバル機に搭載を追いつかれ痛恨の極みとなったが日本の最先端技術が苦境から救い出した。
それは、機体のデザイン。
コンピューター技術を駆使しなんと、設計だけで空気抵抗を大幅に削減させたのだ。
その結果、従来設計のままのライバル機に比べ10%の燃費の向上が可能になった。
何から何まで初めてとなる生みの苦しみを乗り越えMRJは去年当初計画より4年遅れてようやく完成の日を迎えた。
開発責任者は胸中を我々にこう漏らした。
≫その後、設計どおりの性能になっているかを確認するさまざまな試験が1年間に及んで行われた。
試験も大詰めを迎えた、この日。
国土交通省の審査パイロットによるフライトシミュレーターを使った飛行特性のテストが行われた。
この場にカメラが入るのは初めてのこと。
この日、試すのは着陸における操縦性能。
ただし、通常ではあり得ない異常な体勢だ。
通常の2倍の高さからしかも、滑走路から90m外れた状態から急激なバンクを切って安全に着陸できるかを試す。
もし、機体に悪い特性があればこのような事故を引き起こす可能性もある。
そして、テストが始まった。
≫90mも右にずれていた軌道を着陸寸前大きなバンクを切って戻す。
≫試験終了でOKです。
≫果たして結果はどうだったのか。
≫実は国土交通省にとっても国産旅客機の審査は50年ぶり。
事実上、初めての経験なのだ。
≫国交省は今回審査メンバーとしてJAXAやANA、JAL防衛省などから出向者を招聘していた。
新たに生まれる航空機産業に向けた基盤づくりをオールジャパンで行うためだ。
初飛行が1週間後に迫ったこの日MRJの飛行許可を出すための審査確認が最終段階に入っていた。
≫飛行の許可は離陸時のスピードのおよそ半分となる中速度の地上走行試験をクリアして下される。
≫しかし、このときMRJは走行を安定させる装置に不具合が発生しており中速度の走行試験を行えずにいたのだ。
そして三菱はついに5回目となる初飛行の延期を発表した。
≫MRJの受注数は407機。
飛行する姿を見せればその数は飛躍的に伸びる。
初飛行5日前。
中速走行試験をクリアしたMRJは念願の飛行許可をもらい多くのファンの前で200キロを超えるスピードを出して前輪を浮かせてみせた。
≫いよいよ、明日MRJは多くの国民の期待と日本の夢を乗せて大空へ羽ばたく。
≫明日の初飛行のあとに認証を取らなくてはいけない。
いろいろ大変なことはあると思いますけども、ここを1つ1つやっていくということがMRJ三菱重工業だけじゃなくて国全体ですから日本の航空産業が≫青山さん、世界野球プレミア今日お話しましたけど明日はいよいよメキシコ戦ということでテレビ朝日が放送ということで多分、試合時間が長いでしょうから「報道ステーション」の9時54分になっても2015/11/10(火) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

TPP論戦やスキャンダル追及も…衆院予算委員会、閉会中審査▽自主避難4年半…福島を離れた人のいま▽初飛行へ…国産旅客機MRJ、苦難の道のり

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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