開発の開始から７年越しの悲願達成。
国産初のジェット旅客機、ＭＲＪ＝三菱リージョナルジェットの試験機が今日、初飛行に無事、成功した。
前輪が浮き、機首が、ＭＲＪのその目が大空をとらえ、今、飛び立ちました。
午前９時３５分、国際初の国産旅客機、ＭＲＪが大空へと飛び立ちました。
ＭＲＪは、午前９時３５分頃愛知県豊山町の県営名古屋空港から初めて大空に飛び立った。
ＭＲＪは、航空機産業の発展に向け戦後初の旅客機、ＹＳ−１１以来、およそ半世紀ぶりの国産旅客機として２００８年に開発が始まったが、これまで５回にわたり初飛行を延期。
当初の予定から４年遅れの初飛行となった。
離陸したＭＲＪは、安全性を考慮し通常は、機体に格納する車輪を出したまま渥美半島から遠州灘の上空を飛行。
およそ１時間半ほど飛行した後、午前１１時２分頃、無事、初飛行を終え、県営名古屋空港に着陸した。
県営名古屋空港の北側に来ています。
初飛行を終えたＭＲＪは大勢の関係者に迎えられ、現在は駐機場で羽を休めています。
今日は平日ですが、空港近くの公園にはＭＲＪの初飛行を見ようと大勢の航空ファンらが駆けつけその様子を見守りました。
今後、ＭＲＪは日本国内とアメリカで２５００時間に上る試験飛行を行い安全性を入念に確認した後、再来年の４月から６月に航空会社への１号機納入を目指す。
これまでに国内外の航空会社から４０７機の受注があったＭＲＪ。
部品点数が多く、すそ野の広い産業だけに量産が始まれば、国内の製造業に大きな経済効果が期待される。
京都市の小学６年の男子児童が大麻を吸ったと話していた問題で大麻は兄が持っていたとも話したことから、警察は今朝、児童の自宅を捜索し、大麻草を押収、１７歳の兄を逮捕した。
この問題は、先月中旬、京都市内に住む小学６年の男子児童が担任の教諭に対し、大麻を吸ったことがあると話したもので、学校が教育委員会と警察に通報していた。
警察によると、男子児童の身の回りからは大麻草や吸引器具などは見つからなかったとのことだが、児童が兄が持っていた大麻を吸ったと話したことなどから、今朝、児童の自宅を捜索、兄の部屋から大麻草などが見つかったため通信制高校１年の兄を大麻取締法違反の疑いで逮捕した。
京都市では先月６日にも合わせて４人の男子高校生が自宅で大麻を隠し持っていたなどの疑いで逮捕されていて取り調べに対し、無料通信アプリＬＩＮＥで大麻の取引をしていたと供述していた。
警察は、少年の間で大麻の使用が広がっているおそれがあると見て、慎重に調べている。
国の税金の無駄遣いを点検する行政事業レビューが今日から３日間の日程で始まった。
原子力関連の予算や東京オリンピックの予算にどこまで切り込めるのか注目が集まっている。
会場から中継。
ちょうど１時間ほど前から私の後ろで議論が始まっています。
河野行政改革担当大臣が自ら議論の場に参加し、時折メモをとるなど、真剣な様子で議論の推移を見守っています。
河野大臣は先ほど、このように意気込みを語った。
行政事業レビューは、多額の税金を使っているにもかかわらず、その効果が疑わしい５５の事業について、外部有識者を交えて検証するもの。
現在、学校教育や子どもの学力について議論されている。
中でも注目されているのは、午後、取り上げられる使用済み核燃料運搬船「開栄丸」。
この５年間、全く使われていないのに維持費などだけで年間１２億円の税金が使われておりこの事業をどう判断するのかに関心が集まっている。
今まで原子力関連予算がレビューで取り扱われることはほとんどなかったと語る河野大臣。
原子力関連事業に本当に切り込んで来年度の予算編成に反映させることができるのかその手腕も注目される。
国会では今日、参議院で予算委員会が開催され、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定などについて議論が行われている。
国会記者会館から中継。
民主党の徳永議員はＴＰＰ協定によって日本がどう変わるのか、具体的に説明すべきだと安倍総理総理にただしました。
また、徳永氏はイメージだけはいいことずくめのような感じだがデメリットや懸念事項はないのかとただしたのに対し、ＴＰＰ担当の甘利大臣は、日本の農産物は価格は高いが安全で魅力がある、それが訴えられる消費層はどこなのかという工夫になっていくと説明しＴＰＰ参加の意義を強調した。
今月、結党６０年を迎える自民党が安倍総理直轄の機関として歴史認識の検証委員会を今月下旬に立ち上げる方向で最終調整していることがわかった。
歴史認識の検証委員会は安倍総理に近い稲田朋美政調会長が設置に意欲を示しているもので、安倍総裁直轄とすることや結党６０年の記念式典が行われる今月２９日をメドに立ち上げる方向で最終調整しているとのこと。
党幹部によると、委員会は日露戦争以降の歴史について専門家を招いた勉強会形式で行い、報告書などは出す予定はないとのこと。
ただ、戦後７０年談話との整合性などをめぐり、委員会の設置は海外からの反発も予想される。
消費税が１０％になる際に導入される軽減税率をめぐって公明党が菓子類や飲料を軽減の対象から除外する妥協案を自民党に打診していることがわかった。
自民党と公明党は、軽減税率が導入された際、事業者の経理負担を軽くする案として軽減対象品目の割合をあらかじめ定めて納税額を決めるみなし課税を導入する方向で調整が行われている。
また、関係者への取材で、公明党は当初、１兆円以上の財源が必要とされる酒を除くすべての飲料や食料品を対象とするよう求めていたが自民党からの反発を受けて、菓子類や飲料を除外する妥協案を打診していることがわかった。
これで必要な財源は８２００億円までに抑えられる形。
しかし、今日の協議で両党は加工食品の中で、飲料や菓子などの線引きをするのは難しいとの認識に至り、公明党としては、改めて加工食品全体との主張することになった。
昨日夜、千葉県警の警察官が酒気運転をして民家に突っ込んだとして現行犯逮捕された。
昨日午後１１時前、千葉県一の宮町の民家のコンクリートの塀に乗用車が激突した通報を受けた警察官が駆けつけ運転していた千葉県警茂原警察署留置管理課の巡査長、鈴木博容疑者の呼気を調べたところ、基準値以上のアルコールが検出されたとのこと。
鈴木容疑者は酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。
鈴木容疑者は、右腕と右足を骨折する重傷。
調べによると、鈴木容疑者はこの日、非番で同僚３人と一緒に酒を飲んでいたとのことで、茂原市内の飲食店で酒を飲んだ後、家に帰る途中だったと容疑を認めているとのこと。
千葉県警茂原警察署は、署員が事故を起こしたことは誠に遺憾であり、県民の皆様にお詫び申し上げますとしている。
１が並んだ今日、１１月１１日は中国で独身の日と呼ばれている。
１を独身にたとえて名づけられたのだが彼らをターゲットに始まったある商戦が過熱している。
今日午前０時から中国でネット通販最大手、アリババグループのイベントが行われた。
中国では１１月１１日、多くのネット通販サイトで一日だけの格安セールが実施される。
アリババが６年前、独身者にネット通販の楽しみを提供しようと企画したものだが実際は、独身者以外もこの機会を利用している。
間もなく午前０時です。
私も実際に中国で人気のあの商品を購入してみたいと思います。
この通販サイトでは、日本製の紙おむつ、メリーズが通常よりおよそ８００円安くなっている。
午前０時、購入ボタンを押してみるが…注文が殺到しているせいか、取引を成功させることができません。
そして…たった５分の間にすべて完売してしまっています。
今年も取引額を更新しそうな勢いの一日だけの爆買いイベント。
その戦いは今後も熾烈さを増しそう。
「復興への日々」。
東日本大震災では、多くの企業が事業をやめざるを得なかった。
被災した宮城県のある企業は、この反省を生かそうと事業を継続するための計画をつくり、次の災害に備えている。
宮城県石巻市。
秋サケの水揚げが最盛期を迎えている。
作業を見守るのは、水産加工会社、ミノリフーズの専務、渋田大和さん。
渋田さんたちの工場は、津波で全壊した。
それでも震災の２週間後には再建を考え始めたと言う。
再建のキーワードとなったのが、ＢＣＰ＝ビジネス・コンティニュティ・プラン。
事業継続計画と訳されるこのＢＣＰは企業や自治体が災害に遭った場合に事業を続けるための方法を定めておくもの。
ミノリフーズは震災半年後、津波被害の少なかった内陸に新しい工場を建てた。
次の災害に備えて、リスクを分散させるため。
翌年には、もとあった海沿いの工場も再建。
津波のリスクを考え、あえて木造を選んだ。
震災を機に、改めてその意味が見直されつつあるＢＣＰだが、中小企業での策定状況はいまだに３割以下にとどまっている。
専門家は企業の復旧が進んでいる今こそ、計画づくりを始めるべきだと話す。
渋田さんは、津波のリスクと向き合いながらも、石巻にとどまりたいと考えている。
教訓を次の災害にどう生かすか、企業のあり方が問われている。
アメリカ・オハイオ州で１０日、近くの空港に向かっていた小型機が住宅に墜落し、炎上した。
地元の消防当局によると、この事故で小型機に乗っていた人のうち少なくとも２人が死亡した。
事故当時、住宅に人はいなかったとのこと。
小型機の定員は１０人で地元当局は、ほかに乗客はいなかったか調べている。
下着メーカーのトリンプが発表した世相を反映したブラジャー。
話題の映画「スター・ウォーズ」を思わせるブラジャーは宇宙でも使われる強力素材でできていて、脇についたマグネットを外すと赤いレースのプリンセスランジェリーに早変わり。
強さと女性らしさの二面性を持つ新たなヒロインを表現した今回。
およそ１年の休養から復帰したフィギュアスケートの浅田真央選手の活躍などに着想を得たと言う。
農林水産省と総務省は耕作放棄地となっている農地を有効活用するため、耕作放棄地の固定資産税を１．８倍に引き上げる方向で検討を始めた。
耕作放棄地は滋賀県の面積に匹敵するおよそ４０万ヘクタールまで増加しているが所有していても税負担が軽いため、農地を持ち続ける地主が多くなっている。
政府は、税負担を重くすることで規模を拡大したい農家に去年８月、トレーラーから漏れた食用油が原因でスリップ事故が相次ぎ、２１人が重軽傷を負いました。
国の事故調査委員会は油漏れの原因はトレーラーがネコを避けるために急ブレーキをかけたことでタンクが破損した可能性があると発表しました。
この事故は去年８月、走行中のトレーラーのコンテナから約６・４トンの食用油が漏れ出て堺市から和歌山県かつらぎ町までの約４０キロにわたってスリップ事故が相次ぎ、２１人が重軽傷を負いました。
国の事故調査委員会はトレーラーが堺市付近を走行中に飛び出したネコをさけようと急ブレーキをかけた際、油をいれていたタンクに圧力がかかり破損した可能性があると指摘しました。
また運送会社が運転手に対し漏えい事故の対処方法について指導が不十分だったため被害が拡大した可能性があるとしています。
認知症の母親に対する傷害致死罪に問われたことで解雇された元大阪大学歯学部助教の男性が職場復帰を求めて裁判を起こしました。
大学側は争う姿勢です。
元大阪大学歯学部の助教佐保輝之さんは、おととし認知症の母親に暴行し死亡させたとして妻とともに傷害致死罪で起訴され、裁判中の去年５月、大学の規定にある起訴後２年間の休職期間が満了したとして分限解雇されました。
しかし、控訴審では「暴行罪にとどまる」と認定され罰金２０万円の判決でした。
佐保さんは、「暴行罪も不服だったが、復職のために上告しなかった」「罰金２０万円の暴行罪であれば起訴されることはなかった」として職場復帰を求めています。
一方、きょうの初弁論で大阪大学側は「規定に基づいた解雇でなんら瑕疵はない」と争う姿勢を見せました。
大阪市立大学の付属病院に勤務する男性医師が、患者６６５人分の名前などが記された一覧表を病院の外に持ち出し紛失していたことが分かりました。
大阪市立大学医学部付属病院によりますと泌尿器科に所属する男性医師が今月７日午前２時ごろ大阪市内の飲食店で食事をしてタクシーで帰宅した際患者の一覧表が入ったショルダーバッグを紛失したことに気付きました。
一覧表には去年１年間で泌尿器科で手術を受けた６６５人の名前や病名などの個人情報が記されていました。
資料の持ち出しは原則禁止されていますが男性医師は学会の資料を作るために持ち出したと話しているということです。
重い心臓病を患う大阪府吹田市の１歳の女の子がアメリカで心臓移植を受けるため関西空港を出発しました。
吹田市の大林夏奈ちゃんは難病の「拡張型心筋症」を患い補助人工心臓をつけながら大阪大学附属病院で心臓移植を待っていました。
国内での子どもの移植の数は少なく両親はアメリカでの心臓移植を希望し、募金活動を行ってきました。
そして今月、渡航手術に必要な２億８千万円が集まったため、アメリカへ向け出発することになりました。
夏奈ちゃんはこれから受け入れ先のテキサス小児科病院に入院しながら移植を受ける日を待つということです。
【天気予報は字幕がありません】2015/11/11(水) 11:30〜11:55
ＭＢＳ毎日放送
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