生字幕放送でお伝えします1年納めの九州場所と言いますが大相撲、本場所はこれが最後です。
きょう四日目を迎えています。
3連勝は早くも休場明けの白鵬、大関の琴奨菊平幕はきのう終わって連勝はきょうは、魁聖、勢と千代鳳の3人です。
きょう魁聖は敗れています。
西から隠岐の海、東から遠藤です。
きょうは全勝の白鵬と小兵嘉風という非常な非常に楽しみな一番が組まれている九州場所四日目です。
両者の対戦は過去2対0と隠岐の海がリードしています。
きょうまで両者白星がありませんね。
内容は決して悪くないと思うんですが。
白星につながっていないという状況ですね。
人気力士に館内から大きな声援が飛んでいます。
きょうはまだ満員御礼の垂れ幕が下がっていません福岡国際センターです。
80日連続の満員御礼でしたが二日目以降は満員御礼にはなっていません。
しかし館内には熱気が渦巻いています。
制限時間がいっぱいになります。
人気を二分した力士どうしの対戦です。
制限時間いっぱいです。
木村庄太郎が合わせます。
遠藤左四つ、隠岐の海も左四つで右でも取ることができます。
遠藤が寄り切りました。
今場所の初白星遠藤。
きょうは攻めに攻めました。
左四つに渡り合って上手を引いて上手を切るといううまさも見せました遠藤です。
隠岐の海は4連敗です。
決まり手は寄り切りです。
芝田山親方の解説です。
上手を取っていましたね、遠藤は。
右の上手前みつをねらいにいきましたね。
隠岐の海は懐が深いですからね。
十分とは言えませんけれども体勢を作り直せる状況ですね。
右の上手も取りました。
やはり遠藤のうまさですね。
上手を切りましたもんね。
結局立ち合いは取った上手が最後効きましたね。
そうですね。
その上手が勝負を決めましたね。
きょうは四日目を迎えています。
正面解説は元横綱・大乃国の芝田山親方⇒青色向正面は元小結・高見盛の振分親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
前半戦の取組8番をまずはご覧いただきましょう。
寄り切りで千代鳳の勝ち。
寄り切りで大栄翔の勝ち。
はたき込みで北太樹の勝ち。
突き落としで高安の勝ち。
押し出しで臥牙丸の勝ち。
上手投げで松鳳山の勝ち。
寄り切りで蒼国来の勝ち。
寄り切りで佐田の富士の勝ち。
前半戦11番のうちまず8番をご覧いただきました。
千代鳳は4連勝。
魁聖が敗れました、3勝1敗です。
土俵上は関脇の妙義龍と東3枚目の豊ノ島です。
過去は4対4と互角です。
制限時間いっぱいです。
豊ノ島左が入りました、得意の左。
豊ノ島の勝ちです、3勝1敗。
妙義龍は1勝3敗とかわりました。
きょうは前に出る相撲豊ノ島らしい相撲が見られました。
向正面は振分親方です。
立ち合いのあたりは妙義龍だと思いましたが。
そうですね、豊ノ島は胸で受けたかと思いましたけども妙義龍はなんか動きを止めたような気がしました。
そこをちょっと隙をついて豊ノ島がすかさず攻めたという見方ができます。
動きが止まってしまったのかもしれませんね。
立ち合いがあんなによかったのにどうして攻められなかったのかは妙義龍ちょっと不思議です。
決まり手は寄り切りです。
前半戦の残り3番と後半戦の最初の取組をご覧いただきます。
寄り切りで玉鷲。
送り出しで徳勝龍の勝ち。
突き出しで琴勇輝の勝ち。
引き落としで勢の勝ち。
休場明けの高安は3勝目を挙げています。
地元の松鳳山は3勝1敗です。
大きな声援が飛びました。
勢の4連勝です。
遠藤は今場所初白星です。
休場明け3連勝の横綱白鵬と今場所すでに1横綱1大関を倒している嘉風、結び前の一番が楽しみです。
白鵬とともに勝ちっぱなしの上位陣は琴奨菊。
勝ちっぱなしは4人だけとなっています。
まだ時間前ですが早くも大きな声援です。
栃煌山が対戦成績ではリードしています。
この1年は五分です。
3対3です。
両者にとって大切なきょうの一番です。
琴奨菊コールがきょうも起こっています。
地元の声援を受けて土俵上。
分の悪い栃煌山をきょうは倒しておかなければいけません。
栃煌山も上を目指すためには1人でも横綱大関を倒さなければいけない九州場所です。
制限時間いっぱいになりました。
万理一空の文字が見えます。
大関に昇進したときのことばです。
琴奨菊。
目指す先は1つだという意味だそうです。
館内から大きな歓声、拍手。
けがを克服して体をいじめて下半身を強化してこのところ相撲に集中してきています琴奨菊。
白星を伸ばすか琴奨菊。
寄り切り、琴奨菊勝って4連勝です。
一気に張り差しからいきました。
そのあとは得意の左差し、速い攻め。
芝田山さん、きょうも集中していますね。
そうですね。
いい感じではないですか。
拍手
決まり手は寄り切りで琴奨菊の勝ち。
師匠の元関脇琴ノ若佐渡ヶ嶽親方に聞きますと去年、おととしと九州ではいい成績が残せなかった。
それだけに琴奨菊は今場所そうした地元の皆さんの期待に応えたい。
ただその思いが硬さに変わらないように、いい形で相撲が取れていますと師匠は褒めていました。
かまわず出ますよね。
左から張っておいて立った瞬間は栃煌山のほうが中に入っていくのかと思いましたがすかさず琴奨菊のほうが攻めましたね。
栃煌山はもろ差しになってはいましたね。
なってはいたんですがやはり琴奨菊のほうがそんなことはかまわずにどんどん前に出ていくと同時に体が下に沈みましたよね。
両膝もまだ万全ではありませんまだといいましてもそういうよくはなりません。
そして大胸筋断裂という大けがも負いました。
稽古で痛みを克服していく九州場所四日目ですあすで序盤戦が終わります。
十両はきのうまで勝ちっぱなしだった大翔丸と千代皇がきょう敗れました。
早くも勝ちっぱなしがいなくなりました。
4連勝の琴奨菊のリポートです。
目尻を下げてにっこりと笑って帰ってきました。
張り差しについては勝つ確率の高い方法を選んだということを話しました。
土俵上は大関の稀勢の里です。
ことし1年は春場所を除いて2桁の勝ち星を連ねてきましたが優勝争いということになりますともう1つ2つ足りなかったというここまでです。
この九州場所こそはという期待が集まる稀勢の里。
二日目に嘉風に敗れました。
対するは栃ノ心です。
先場所、三役に復帰初の勝ち越し、しかも2桁、10番勝っています。
時間いっぱいです。
両まわしの稀勢の里じっくりと攻めます。
寄り切りました。
稀勢の里の勝ち。
拍手
栃ノ心粘りましたがやはり左四つ、右上手では大関が1枚も2枚も上手です。
3勝1敗、白星を伸ばしました。
拍手
栃ノ心も土俵際、懸命に残りましたが、しかし四つは左四つですと力が出ません。
向正面は振分親方です。
今の相撲、どうでしたか。
稀勢の里の我慢勝ちみたいな感じがしましたね。
栃ノ心が少し途中で下から組んでいってしかも途中で首投げまで打ったようなことがありましたよね。
それでもこらえて我慢して自分の形に持っていってそれで最後まで粘っていったというそういう見方ができますね。
稀勢の里は体勢を作ってからなかなか出ませんでした。
それも我慢でしたね。
下手に動いたら栃ノ心が引いたり投げたりするんだろうからだから自分に十分な有利な形を作ってから攻めようと思ったんでしょうね。
確かに稀勢の里は時折土俵際、詰めを怠るところがありますね。
だからこそじっくり見て攻めようと考えたのではないでしょうか。
このあとは稀勢の里負けられませんね。
まだ前半ですからね。
後半に備えてこういうところでじっくりと相撲を取っていかないと後半で崩れないようにしっかりと目の前の一番一番を頑張っていきたいと思っているんでしょうね。
向正面は元小結高見盛の振分親方です。
琴奨菊、稀勢の里と両大関が白星を伸ばして琴奨菊は4連勝です。
そして、かわる土俵には照ノ富士です。
過去6回はいずれも照ノ富士が勝っています。
先場所、右膝を痛めました照ノ富士ですけれどもきょうは装具の入ったサポーターはつけていないようです。
きのうおとといと特別に作ったいわゆる装具サポーター周りを固めるサポーターを施していました。
初日はテーピングだけでした。
そしてきょう四日目もテーピングを本人に聞くとやはりしっくりこないという言い方をしています。
きょうは特注のサポーターは外してきました。
きょうは対戦相手は碧山です。
二日目に栃煌山に敗れました照ノ富士です。
照ノ富士といいますと年間最多勝も気になるところです。
先場所休場した白鵬と星の差は1つです。
注目したいのは5番目琴奨菊46勝。
栃煌山45勝です。
勝率5割を達成しているのは今の力士だけということになります。
勝率5割というのは今の大相撲では難しいということです。
年間最多勝争いトップをいく照ノ富士本人はそんなことは考えていませんという話をしています。
右膝の状態がとにかく毎日気になるという照ノ富士です。
碧山は琴奨菊、鶴竜、日馬富士と上位戦が続きました。
まだ白星がありません。
きのうは行司差し違えで一度は軍配をもらいました日馬富士戦でした碧山です。
上手出し投げ、照ノ富士の勝ち。
このあたりは、うまさ勝ち。
技で碧山を上回りました。
対碧山戦は7戦全勝の照ノ富士です。
拍手
上手投げで照ノ富士の勝ちです。
芝田山さん、体勢は碧山が作ったかと思いました。
立ち合いから照ノ富士は左からいきましたが碧山の頭のほうにいったんですよね。
そのまま碧山が自分の形を作って前に出ていったんですが徐々に徐々に照ノ富士が逆転しましたね。
上手の取り方、上手の切り方このあたりを身につけながら大関に上がっていったという照ノ富士ですね。
照ノ富士はね腰の重さがやはりね武器ですからね。
碧山の大きな体にどんな形になって寄られてもしっかりと残せるんですよね。
膝の力の入り具合が、いまひとつなのかもしれませんけれどもそうも言っていられませんからね。
照ノ富士から言わせるとテーピングも装具もつけていなくても膝は、はまるという言い方をしました。
ひざは、はまります。
装具をつけても、はまりますがつけていなくてもテーピングだけでも、はまるのでという言い方もしていました。
ちょっと膝が緩いんでしょうね。
照ノ富士本人いわく少し膝が緩いというようなことを気にしていました。
ただ力強さは変わりがありませんね。
そうですね。
きょうの上手投げもですね相手をしっかりと下しましたね。
きょうはいわゆるテーピングとその下のかちっとはめるようなテープというかそれを巻いていました。
ここまで3人の大関が登場していずれも勝っています。
稀勢の里、照ノ富士は3勝1敗と星を伸ばしました。
琴奨菊は4連勝です。
そして4人目の大関豪栄道が土俵上です。
カド番大関の豪栄道です。
きょうは安美錦戦。
照ノ富士のリポートです。
膝の器具についてはやはりきょう、体を動かしているときに、ないほうが動きやすかったということできょうは外したです。
きょうの相撲は危なかったなと反省していました。
ほぼ同じタイミングで東から嘉風、西から白鵬が入場してきました。
きょう結び前注目。
3連勝しかし休場明けの白鵬です。
今場所も1大関1横綱を倒しています先場所に続いて絶好調の嘉風です。
先場所の対戦は嘉風が勝っています。
芝田山さんちょっときのうの黒星のあときょうは豪栄道としては嫌な相手ですね。
安美錦は、くせ者ですからね。
しかしカド番です。
そうそう星の取りこぼしは許されませんね。
この状況をしっかりともっていかなければいけないと思いますけれどもね。
安美錦は10月3日に37歳になりました。
関取最年長です。
このところ安美錦はインタビュールームはご無沙汰です。
しかし豪栄道としては安美錦にインタビュールームに行かせてはいけません。
安美錦の殊勲のインタビュー夏場所以来ということになります。
豪栄道にとっては大切なきょうの安美錦戦です。
先ほどご覧いただいたようにこの両者の対戦現在豪栄道が3連勝中です。
つかまえてしまえば豪栄道です。
押し倒しました、豪栄道の勝ち。
立ち合い、張り手から先手を取って気迫を表に表しました豪栄道です。
連敗はしませんでした。
カド番の大関豪栄道、3勝1敗としました。
拍手
安美錦は相撲になりませんでした。
押し倒しで豪栄道の勝ちです。
向正面は元小結高見盛の振分親方です。
大関が気迫を表に出しましたね。
いつもだったらちょっと体が崩れてちょっとはたき込みを食らうというのが多いんですがきょうはしっかりと前に攻めていきましたからね。
はたき込みで少し崩れるんですけれどもね。
うまく余裕を持って攻めていきましたね。
渡し込みがうまく入らなくて上体が浮いてしまいましたので安美錦は敗れてしまいましたね。
連敗しなかったのはカド番大関として大きな白星だと思います。
特に安美錦はくせ者ですからね。
結構投げを打つし、土俵際粘るしそれを攻めて勝てたというのは自信にもなると思います。
きょうは、4人の大関がそろって勝ちました。
ここからは横綱戦です。
きょうも満員御礼は残念ながら出ていませんが放送席はいちばん高いところにあります。
芝田山さん、熱気はすごいですね。
暑いぐらいですね。
暑いですね。
熱気がどんどん上がってきますからその中でこれから横綱戦横綱戦2番目は白鵬、嘉風戦です。
楽しみですね。
そうですね。
どの辺りがポイントになってきますか。
嘉風がつかまらない動き回った中でね勝機をどうやってつかむのか。
また白鵬は立ち合いからどうやって相手に動かれないうちにさばくかですね。
先場所、嘉風が勝っています。
嘉風としてはある程度何か考えているでしょうか。
もう1つのポイント白鵬は休場明けです。
嘉風、いい表情ですね。
内に秘めた何かやってやるぞという表情ですね。
そして目をつむりました。
この両者の対戦が四日目注目の一番です。
この次の次です。
豪栄道のリポートです。
ほっとした表情というより引き締まった顔で自分から攻めようという気持ちがありました、ということです。
はたかれてもついていきましたね。
張っていったことについては特にまわしを取ろうとかそういうことではありません。
やはり攻める気持ちですと言っていました。
花道を引き揚げてきても気迫が変わっていなかったというリポートです。
土俵上は、ここから横綱戦です。
きょうは日馬富士から登場です。
きのうは結びの一番で碧山戦。
攻め込みながら碧山のはたき込みに、あわやという一番。
行司の軍配は一度碧山に上がりましたが最後執念で足を払いました。
すそ取りという決まり手で行司差し違え。
辛くも日馬富士が碧山を破って2勝1敗としています。
きのうは本当にひやっとしましたね、芝田山さん。
本人がいちばんひやっとしたと思うんですけれどもね。
2場所休場して休場明けの横綱です。
どう見ますかここまでの相撲内容。
相手をしっかり見ながら相撲を取っていますからね。
休場明けということもあるでしょうけれどもね。
その辺はどうなんでしょう。
合わせてくると思うんですけれどもね。
二日目の大砂嵐戦は胸が合ってしまいましたね。
振られてしまったんですね。
そうですね。
ああいう形になってしまうとそして胸を合わされてしまったりするとやはり軽量なところが出ますね。
軽量という話がありましたが133kgの日馬富士に対して逸ノ城は208kg。
逸ノ城はこのところ照ノ富士白鵬、鶴竜と上位戦が続いて白星がありませんがこの大きな体を生かす相撲前に出る相撲をとにかく目標に稽古に取り組んでいます。
日馬富士としてはこの大きな体でまともに攻め込まれると苦しい部分があります。
体を入れ替えた逸ノ城に対してさらに体を入れ替えた日馬富士の勝ちです。
ちょっと危ない場面がきょうもありましたが日馬富士3勝目を挙げました。
決まり手は下手投げです。
右肘をきのうあたりから気にしている日馬富士。
右肘を痛めて休場していました。
向正面の振分さんきょうは逸ノ城も前に出るという意識があったようですね。
そうなんですけれどものど輪を受けて少し受け身の体勢が強かったんじゃないでしょうか。
前に出ようとしてものど輪で上体が浮いてしまったから、いこうとしても、守りに入ってしまったんじゃないですかね。
だから思い切り投げられなかったんじゃないですかね。
逆に日馬富士は危ない場面もあったように見えたんですけども改めて見ると大丈夫だったんですか芝田山さん。
危ないという感じはなかったですね。
逸ノ城のここ3日間の動きを見ても本来であれば止まったのであれば、もっと粘りが出て腰が下りてという形になればいいんですけれども本当に逸ノ城は粘りもなくあっさりしすぎていますね。
そのあたり壁にぶつかっている逸ノ城ですね。
館内からは大きな拍手が起こりました。
九州大分県佐伯市出身ということもありますがそれ以上に先場所からの活躍、きょうへの期待白鵬と嘉風です。
休場明けの白鵬です。
そして先場所嘉風が白鵬を破って白鵬は横綱に昇進して初の休場ということになりました。
先場所は、うまく間合いを取りながら攻め込んでいって最後は体をさっと開いての引き落とし。
10回目の挑戦で嘉風が白鵬を初めて破りました。
そして今場所、初日鶴竜二日目に稀勢の里を破っている嘉風です。
先場所の勢いが全く衰えていません。
そして、きょうの白鵬戦に向けて胸の内を聞きました。
嘉風のリポートです。
勝負に関しては一点まわしを取られないことと言っていました。
取組の流れは特にイメージは作っていませんと話をしています。
そしてもう1つ、初日鶴竜二日目稀勢の里を破ったときは迷いなくあたれた。
敗れたきのうだけ立ち合い一瞬、迷ってしまった。
その反省を生かしてきょうは気持ちを充実させて思い切っていきたいという話をしています。
連日、嘉風は楽しむというよりは全力を出しきるこの一番に全力を出しきるという言い方をしています。
確かに芝田山さんまわしを取られないことその一点ですよね。
そうなりますね。
白鵬はといいますと相手は先場所から元気が続いている、いい相撲を取りたいとこの一番に臨んでいます。
白鵬頑張れという声援も飛んでいます。
先場所は白鵬は休場。
嘉風は2横綱2大関2関脇を破りました。
殊勲賞と敢闘賞2つの賞を受賞しました。
今場所は小結に返り咲いています。
特に表情に気負いはない嘉風。
そして白鵬もいつもの表情。
静かです。
白鵬自身はこれから、ここからが大事と話をしていました。
ここまでの3日間はよくも悪くもないという話をしていた白鵬です。
制限時間がいっぱいになりました。
白鵬の休場明け、ここからを占っていく意味でもきょうの一番が大事です。
相手は好調の嘉風。
先場所から嘉風という旋風が吹き荒れています。
その風に先場所は飲み込まれて敗れた白鵬。
これで決まった。
なんと勝負あっけなし。
白鵬4連勝。
立ち合い少し右に動きながら張っていきました。
これで嘉風はばったり。
どうしたか嘉風。
えてして注目の楽しみな取組はあっさり終わるものですが芝田山さんどうしましたかね?まあね、こういったこともありうるかなと気持ちの中では想像していましたけれどもね。
白鵬としては嫌な思いがあったんじゃないでしょうかね。
それで張りながら少し動いたということでしょうか。
でもそれほど大きな変化には見えませんでした。
どうですか?うん…まあ。
白鵬は右から頭を押さえて思い切ってという感じではないですけれどもね。
嘉風のほうが頭を下げすぎていったかなと。
向正面の振分さんはどう見ましたか、今の一番。
ちょっと嘉風のほうが勢いよく立とうと思ってそれでちょっと足がうまくついていかなかったかなと。
それがはたきを食らったかという見方もできますね。
4連勝と星を伸ばしました白鵬です。
先場所、嘉風は三賞、殊勲賞、技能賞の2つを獲得しました。
大いに旋風を巻き起こしましたがきょうはこの白鵬がその勢いを止めました。
嘉風のリポートです。
まさか頭に入っていなかったと言っていました。
たとえ横綱からしたらあんなので落ちてしまうのかと思っているかもしれませんねとさばさばした表情で語っていました。
確かに変化という変化ではなかったと思いますね。
そうですね。
要するに嘉風は白鵬もまっすぐ踏み込んでまわしを取りにくるんじゃないかなそういう予想もしていたからこそ思い切りあたりにいったんですよね。
それと白鵬からすると相手をよく見ながら右からちょっと頭を抑えにいった。
そこに嘉風が飛び込んでいったという形なんですね。
白鵬4連勝です。
4連勝は白鵬と大関の琴奨菊平幕の勢と千代鳳です。
早くも4人だけが4連勝です。
九州場所四日目結びの一番です。
横綱鶴竜に大砂嵐が挑んでいきます。
過去は1対1です。
現在大相撲は37代の木村庄之助が春場所で定年退職。
夏場所からは庄之助が空位です。
かわりにもう1人の立行司式守伊之助が結び前の2番を合わせます。
その式守伊之助ですがきのう結びの一番で日馬富士と碧山戦で差し違えがありました。
立行司として差し違えがあったということで伊勢ヶ濱審判長に伴われて北の湖理事長のところに赴いて打ち出し後に進退伺を口頭で出しました。
北の湖理事長からは今後も注意をしてよく見てくださいという厳重注意がありましたがもちろん進退伺は受理されませんでした。
立行司という責任のある地位になりますと、差し違えますと理事長のもとに赴きまして進退をうかがう。
過去には謹慎処分、出場停止となった行司もいますが非常に厳しいところです。
その式守伊之助が合わせる鶴竜、大砂嵐戦です。
目の前で白鵬が4連勝と白星を伸ばしました。
鶴竜自身、先場所ようやく横綱に昇進してから初優勝。
正直ほっとしましたと話をしていました。
次は両横綱がそろっている中での優勝をと口にします。
その両横綱が見上げる土俵上。
きょうはここまで4大関とそして2人の横綱はいずれも白星です。
おととい日馬富士を破って3つ目の金星を挙げている大砂嵐。
慎重に攻める横綱。
大砂嵐の右手は内もも辺りを押さえています。
鶴竜はやりにくいんでしょうか。
大砂嵐の右手が離れました。
拍手
依然体勢は鶴竜です。
引き付けて寄りました。
横綱の貫禄1分25秒の相撲でした。
鶴竜が勝ちました。
初日、嘉風に屈したあとは3連勝です。
大砂嵐はきのうに続いて横綱戦、健闘しましたが金星はなりませんでした。
両横綱が見上げる土俵上。
鶴竜が白星を手にしました。
きょうは3横綱、4大関すべて白星です。
今場所初めて上位陣安泰の日となりました。
大いちょうがぐずぐずの大砂嵐です。
大砂嵐、力は出し切りました。
芝田山⇒鶴竜としてもいい形になっているんですけれども、大砂嵐に残されるとだめですね。
なかなかすっと出られないんですよね。
大砂嵐の右手が鶴竜の左の内ももを押さえていましたね。
これは何だったんでしょうか。
それはわかんないですね。
一瞬チャンスは大砂嵐にはありましたね。
ただ鶴竜がぐっと持ち上げるように押し出しましたね。
力を出しました。
白鵬のリポートです。
4連勝で引き揚げてきました。
勝った瞬間土俵上で首をひねりました。
このぐらいで落ちるのかなと思ったそうです。
嘉風の言っているとおりでしたね。
横綱はそう思ったのではないかという先ほど、リポートがありましたね。
4連勝は横綱白鵬に、大関琴奨菊。
平幕の勢に千代鳳です。
4連勝は4人になっています。
きょうは琴奨菊以降4人の大関と3人の横綱は四日目にして、この九州場所、横綱大関が安泰の日となりました。
あすで五日目序盤戦が終わります。
どうこれから展開していきますかね。
上位陣がこのまま中盤後半と安泰でいてくれるといいんですけれどもね。
嘉風もきょうは期待していたんですけれどもただ、このあとですね。
上位陣も、それぞれいい相撲を取った四日目でした。
「大相撲九州場所四日目」をお伝えしました2015/11/11(水) 17:05〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 四日目[二][字]
【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)振分(元高見盛),【アナウンサー】正面(幕内)吉田賢,<副音声>【実況】ラジャ・プラダン
詳細情報
番組内容
【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)振分(元高見盛),【アナウンサー】正面(幕内)吉田賢,<副音声>【実況】ラジャ・プラダン 〜福岡国際センターから中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)振分(元高見盛),【アナウンサー】正面(幕内)吉田賢,<副音声>【実況】ラジャ・プラダン
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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