news every. 2015.11.11


この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
まずは先ほど、新しいニュースが入ってきました。
菅官房長官は、日本の女子学生の13%が、援助交際を経験していると発言した、国連の特別報告者から、数値を裏付ける公的なデータはなく、誤解を招くものであったとする書簡が届いたことを明らかにしました。
13%という数値を裏付ける公的、そして最近のデータはなく、13%という概算への言及は誤解を招くものであったという結論に至った。
菅長官はまた、今後、13%という数値を使用するつもりはないとの説明があり、事実上、発言は撤回したものと受け止めていると述べました。
日本の女子学生の13%が援助交際を経験しているとの発言は、国連人権理事会の任命を受け、各国の児童ポルノの現状などを調査している、ブキッキオ氏によるものです。
日本政府は、根拠が不明確で、国際的な誤解を助長するおそれが京都市内の小学6年生の男子児童が、担任の教諭に、大麻を吸ったと告白し、関係者に衝撃を与えた問題で、この男子児童は、兄の部屋にあったので吸ったと話していることが、新たに分かりました。
警察はけさ、17歳の兄を逮捕し、大麻の入手経路について、さらに調べを進めています。
小学6年生の大麻を吸ったという衝撃の告白を受けて、京都市の教育委員会は、小中高校の校長らを緊急招集。
薬物乱用の防止を再徹底するよう指示するなど、対応に追われました。
そんな中、きょう、大麻の入手先に関する新たな証言が飛び出しました。
兄の部屋に大麻があったので吸った。
小学生と高校生の兄弟が、ともに大麻を吸っていたと見られる戦慄の実態。
最初の告白は、先月中旬に明かされました。
京都市の市立小学校教諭が別の6年生の児童の保護者から、子どもの喫煙に関する相談を受け、教室で指導をしました。
児童のかばんから複数のたばこが見つかり、さらに、この児童が友人の男子児童も一緒に吸っていたと話したため、教諭は今回問題となっている、6年生の児童を呼び出しました。
すると、この男子児童が、前に大麻を数回吸ったことがあると告白し、発覚したのです。
そして。
留守中、兄の部屋に勝手に入って、緑の葉っぱを見つけた。
よくないものと思ったが、見つからないように、パイプに詰めて少しだけ吸った。
兄の関与が浮上し、警察はけさ早く、男子児童の自宅などの家宅捜索に乗り出し、自宅で微量の大麻草を発見。
17歳の府立高校1年の兄を、現行犯逮捕しました。
調べに対し、兄は。
僕が吸うために持っていました。
大麻草は、兄の部屋の本棚にあった小さな容器から見つかり、兄は容疑を認める一方、弟の男子児童が大麻を吸っていたことは知らなかったと見られています。
一方、弟の男子児童は、吸った回数について、9月上旬から4回くらい吸ったと話し、好奇心からの吸引で、現在は反省の色を見せているといいます。
京都市では先月から、大麻を巡って、高校生4人が逮捕されていて、吸うとストレスが発散できると話していた高校生らは、LINEで取り引きしていたことも分かっています。
若年層への大麻の広がりは、どこまで拡大しているのでしょうか。
警察は、今回問題となった男子児童を児童相談所に通告するとともに、兄からも詳しく話を聞き、入手ルートなどを慎重に調べる方針です。
開発を始めてから7年半。
ついに半世紀ぶりの国産旅客機MRJが初飛行を行いました。
気になるのは、機内がどうなっているかですが、私たちはその全貌に迫りました。
けさ、名古屋空港近くの公園に、多くの人が集まっていました。
そのお目当ては。
日本初の国産ジェット旅客機というので、それを一番最初に見に行きたいなと。
飛行神社っていうのが京都にあって、そこでお守りを頂いてきました。
離陸準備が着々と進められていきます。
午前9時過ぎ。
ゆっくりと旅客機が動きだしました。
最終チェックを終えて、滑走路へ。
そして9時35分。
今、飛び立ちました、飛び立ちました。
離陸です、離陸です。
MRJが今、飛び立ちました。
ついに大空へと飛び立ったMRJ・三菱リージョナルジェット。
飛行機さん、バイバーイ!
国産の旅客機が試験飛行を行うのは、およそ50年ぶりのこととなります。
開発を担う、三菱航空機の社長は。
ほっとしているというのが、率直なところでございます。
ゼロからのスタートという意味におきましては、よくここまで来たなという思いもしております。
航空関係者らの夢を乗せて、無事、初飛行を成功させたMRJ。
その開発は、2008年、官民連携のプロジェクトとしてスタートしました。
ただ、これまでの道のりは平たんではありませんでした。
当初の予定では、2011年に初飛行、2013年には航空会社に引き渡すはずでした。
しかし、設計の変更など、5度の延期を重ね、初飛行は2015年、引き渡しは2017年と、4年も遅れることになりました。
MRJは、リージョナルジェットと呼ばれる、中距離を結ぶ小型旅客機です。
航続距離は最長3300キロで、東京からは、上海やグアムまでをカバー。
最先端のエンジンを使い、機体の設計を工夫して、低燃費を実現しています。
今後、リージョナルジェットの需要は、世界的に伸びる見込みで、その市場に、MRJを売り込み、日本の新たな基幹産業を育てたい考えなのです。
私たちは、三菱航空機を訪ねました。
そこにあったのは、実物大の模型。
セールスポイントの一つは、その広さです。
横幅が大体2.7メーター、高さが2メーター弱あります。
さらに、座席のシートも、従来より薄く作られ、間隔が広く取られています。
ほかにも、トイレのスペースを広げるなど、細かい工夫が見られるMRJ。
こんな訓練も行われていました。
この日、三菱航空機では、パイロットがMRJのシミュレータを操作していました。
無事、離陸したかに見えたそのとき。
エンジンファイア。
レフト、レフトですね。
片側のエンジンから出火したという想定の訓練です。
めちゃめちゃ安定してる。
機体はバランスを保ったまま、飛行をし続けました。
一方で課題も。
やはりこの親指の置き場が困る。
操作していたのは、ANAグループのパイロットです。
実は、世界で最初にMRJの購入を決めたのが、ANAホールディングスで、開発にも協力しているのです。
設計の段階で、どこまで盛り込めるかが、非常に大きなポイントになってきます。
初飛行が迫った先月には、両社の担当者が集まり、改善点を話し合いました。
もうちょっと操作しやすいフィーリングのいいものに変えようとしています。
引っ込んでいるような形にして、手がいっても押さないようにしようとしている。
第1号機の引き渡しは、1年半後。
今後もこうした会議を頻繁に開き、MRJの改修を行うということです。
午前11時過ぎ。
MRJは1時間半の飛行を終え、空港へと戻ってきました。
上空で上昇や下降、旋回などの動作を確認したということです。
やっぱり自分の国の飛行機が、期待どおりに飛ぶというのは、感動的です。
本日は、離陸速度に達したら、飛行機が飛びたいと言っているような感じで、ふわっとこう、浮き上がりました。
トップクラスといえるぐらいの操縦性と安定性があったと感じております。
今後は、2500時間に及ぶ試験飛行を行い、国土交通省の厳格な審査をクリアする必要があります。
日本の航空史に、新たな1ページを刻んだMRJ。
実用化の時が近づいています。
ミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏が、政権交代を見据えて動きだしました。
みずからが率いる政党が、総選挙で圧勝し、単独過半数の議席を獲得する見込みとなった、アウン・サン・スー・チー氏はきょう、総選挙で示された民意を正しく実行するために、テイン・セイン大統領や軍の司令官らに、面会を求める書簡を送りました。
国民和解について話し合いたいとしていて、政権交代をにらんで協力を求め、混乱を避けるねらいがあるものと見られます。
テイン・セイン大統領は、選挙の結果が確定したあと、面会に応じる意向を示しました。
軽減税率の対象範囲について、自民党は、歩み寄る姿勢を示しました。
明確な線引きがあるのは、生鮮食品であるということも事実でありますので。
自民党はこれまで、軽減税率の対象について、精米など極めて限定的にすべきと主張してきましたが、宮沢税調会長はきょう、対象範囲を生鮮食品に広げることも検討する構えを示しました。
より広い範囲を対象にすべきと主張する公明党に、歩み寄る姿勢を示した形です。
両党は軽減税率を巡り、今月中旬までに大筋合意を目指していましたが、対象範囲の考え方に隔たりがあり、議論は来月まで続く見通しです。
読書の秋ですが、出版されたばかりの話題の本を、本屋さんで買って読む人も、図書館で借りて読むという人も、それぞれ多いと思います。
新しい本を図書館で借りて読む、そんな読書スタイルに、一石を投じる発言がありました。
一部の書籍については、発売から1年間は図書館で貸し出さないでほしいという声が、出版業界から上がっているんです。
きょう、年間およそ50万人が利用する、東京・武蔵市の図書館を訪ねると。
新着の図書は、毎週日曜日の朝に、こちらにトラックに載せて並べています。
水曜日ですが、かなりないです。
そうですね。
人気がある作品については、すぐ借りられてしまうというような。
そんな新刊の中でも、一番人気なのが。
又吉直樹さんの火花ですかね。
ことしの流行語大賞の候補にも選ばれた、お笑い芸人、ピース・又吉さんが執筆し、200万部超えを記録した芥川賞作品、火花は、1000件に迫る予約が入っていました。
ほとんど現物は見たことがないという。
おおむね2年後と考えていただければ。
このように、図書館が同じ新刊を多数そろえて貸し出すことを、複本といいます。
きのうから横浜市で開催されている図書館関係者を集めたイベント。
こちら、図書館で使われているブックカバーということなんですが、いろんな種類がありますね。
図書館のサービスを向上させて、本離れを防ごうと、さまざまな展示が行われていました。
きのう、このイベントの中で、図書館利用の在り方に一石を投じる発言が飛び出しました。
売れる本を貸し出しでぐるぐる回されてしまうと、少し出版全体が傷んでしまう、そういう構造にある。
実売部数が減っていく原因の一つに、貸し出しの問題があるんではないかと、推論できるんじゃないかと。
この機会に選書というか、どういう本を図書館にそろえるべきかということを考えてみていただきたいなというふうに思います。
大手出版社から、発売から1年間は、図書館で新刊を貸し出さないよう配慮してほしいとの要望が出たのです。
背景には、出版業界の事情がありました。
書籍の販売部数は減り続けている一方で、公立図書館のCDやDVDを含む貸し出し数は年々増えていて、2010年からは販売部数を上回っています。
こうした動きに、街の人は。
図書館の新刊本を巡る動き。
街の人に新刊を買って読むのか、図書館で借りて読むのか、聞いてみました。
自分のものだと、いつでも出して読むことができるし、後で読み直したりできるしというか。
買いますね。
図書館で借りようとしても、結構、待ちが何百件とかあったりしますよね。
一方、図書館派の人は。
無料で借りれるんで、すぐ読めるし。
高いから、買うのね、ちょっと、どうせ一回読んだら、もう二度と読まないでしょ。
では、出版業界からの要望を、図書館側はどう受け止めているのでしょうか。
正直言って、困惑してるっていうところでしょうね。
市民要望に応えるということを最重要に考えておりますので、新刊文芸書、導入していかなければならないものと考えています。
さらに、何冊貸し出したかの実績をもとに、新しい本を購入する予算も決まるといいます。
なるべくニーズの高い本をそろえたいという、図書館側の実情もあるのです。
必ずしも図書館で本を借りる方と、書店で購入する方は重なってないんではないのかなと考えています。
著作者、出版社の方とも、共存共栄を図っていきたいなとは考えておりますが。
今後、新潮社は、ほかの大手出版社や書店などとともに、公立図書館に対し、新刊の貸し出しを、2015/11/11(水) 17:53〜18:15
読売テレビ1
news every.[字]

藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。

詳細情報
出演者
藤井貴彦
陣内貴美子ほか
番組ホームぺージ
http://www.ntv.co.jp/every/

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