無痛〜診える眼〜 #06 2015.11.11


(朋美)殺害現場の帽子から採取した毛髪と早瀬さんからもらった毛髪同一人物のものにほぼ間違いありません。
(早瀬)ホントにあの子が…。

(物音)
(佐田)やった…。
やってやったぞ!
(為頼)高島さん!高島さん。
高島さん!
(太田)早瀬さん。
高島菜見子が…。
(男性)高島さん聞こえますか?
(女性)高島さん大丈夫ですか?
(男性)着きましたからね。
もう少しですよ。
側頭部に挫創。
腹腔内出血を起こしてる。
脾臓を損傷してるんです。
(白神)為頼先生診えています。
落ち着いて。
あっ…。
すぐにオペの準備を。
(一同)はい。
(男性)移します。
(一同)123。

(ドアの開閉音)それでは始めます。
メス。
(女性)はい。
コーピン。
(女性)はい。
電気メス。
(女性)はい。
(太田)発見時被害者はこれを頭からかぶせられていたそうです。
これあの事件と同じですよ。
くそったれが。
(太田)発見したのは為頼英介…あの医者です。
えっ…。

(橋本)ちょっと困ります。
まだ手術中なんです。
・どいてくれ。
(橋本)まったく…。
為頼先生被疑者の佐田とは面識があったんですか?どうして放っておいた?先生なら見えてたはずだ。
そいつの正体が…犯因症が!どうして止めなかったんだ!診えなかったんだ。
佐田に犯因症は。
えっ?またあなたですか。
終わりました。
彼女は無事です。
ですがしばらく安静にさせる必要がある。
お引き取りを。
佐田はまだ逃走中だ。
またあらためてお話聞かせてもらいますよ。
南サトミの件も含めて。
今回の事件現場の状況がまるで同じなんですよ。
半年前の石川一家殺害事件と。
佐田と南サトミこの2人には何らかのつながりがある。
俺はそうにらんでます。
らしくないですね為頼先生。
えっ?確かに高島さんの傷は軽くはなかったが助かる状況ではあった。
先生なら診えていたはずだ。
それにしてもどうして彼女があんな目に。
私のせいです。
えっ?高島さん。
病院です。
もう大丈夫です。
(菜見子)私…。
あっ…あの男は?今警察が捜索中です。
面目ない。
俺のせいで高島さんは…。
私大丈夫ですから。
高島さん…。
ごめんなさい。
怖かった…。
(泣き声)・
(菜見子の泣き声)
(和枝)え〜。
ひどい目に遭ったのね高島さん。
はい。
(和枝)英介君ゆうべから寝てないんでしょ?これ食べたら少し休んだら?診えなかったんだ。
佐田に犯因症なんて。
診えなかった。
なのにどうして…。
もうそんな辛気くさい顔しないの。
高島さん無事だったんだから。
もう英介君の方が病人みたいじゃない。
いやそんなことないよ。
うつむいてたってしょうがないでしょ。
やれることやるしかないのよ。
んっ…これ食べないんだったら私がもらうわよ。
いや食べる食べ…。
うん。
いただきます。
(男性)南区金橋4丁目にて巡回中の警官が被疑者佐田要造のものと思われる車を発見。
(太田)どうやら乗り捨てて逃走した様子で。
(太田)ホントくそったれっすね。

(捜査員)佐田要造は元恋人の高島菜見子さんに悪質なストーキング行為を続けていたようです。
(涌井)被害者から話は聞けないのか?
(捜査員)それが院長の白神先生から止められています。
まだ精神的なショックが大きく安静にさせるべきだと。
(涌井の舌打ち)
(涌井)まあいい。
別の線から追う。
(捜査員)はい。

(ドアの開く音)
(捜査員)涌井係長鑑識から報告が上がりました。
(涌井)現場に残っていた佐田の靴跡。
半年前の石川一家殺害事件の靴と同型のものであると判明した!
(涌井)今後は石川事件とも併せて佐田要造の行方を追う。
徹底的に洗え!以上!
(一同)はい!
(涌井)早瀬どうしてお前がここにいる?はっ?俺は佐田要造の捜査…。
そのヤマもうちが預かる。
それにな問題のある刑事はうちには必要ない。
どういうことですか?
(涌井)早く出てけ!すいません。
課長が呼んでます。
はっ?おい。
お前…。
すいません。
あっ…。
何だよ。
(仁川)白神院長からうちに抗議が来たわ。
えっ?お前あちらさんに多大なご迷惑掛けたそうやな!俺は捜査をしてたんです。
(仁川)ええかげんにせい!お前は別件の取り調べしとけ。
別件?
(仁川)お前にぴったりのな。
(女性)それがさあもう超しつこい客だったわけ。
だから引っかいてやったの。
おかげで爪が台無し。
もう見てよこれ。
ヤバくない?あっあっ…うん。
ヤバいヤバい。
ヤバい。
(女性)でしょ?あっこっちの刑事さんノリ悪い。
つんつん。
ぷんぷん。
怒っちゃや〜だ。
後遺症の心配はありません。
まあ無理は禁物ですが1週間ほどで仕事に戻れるでしょう。
(菜見子)ありがとうございます。
しばらくはこの部屋で寝泊まりして構いません。
自由に使ってください。
えっ?
(横井)院長。
あんなことがあったんだ。
自宅には帰れないでしょう。
犯人もまだ捕まっていませんしね。
横井君すぐに手続きを。
ではそのように。
(菜見子)あのこんな立派な部屋じゃなくても…。
んっ?立派でない部屋がこの病院にあると?
(菜見子)あっ…あっいえそんな…。
何も気にしなくていいんですよ。
それから南サトミさん…彼女の件もしばらくの間主治医と私の方で見ておきますから。
高島さんあなたは患者なんです。
体を治すことそれが今のあなたの仕事です。

(菜見子)はい。
分かりました。
(看護師)橋本さん。
(橋本)んっ?
(看護師)高島先生殺されるかもしれなかったんですよね?
(橋本)痴情のもつれってやつでしょ。
男にだらしないからそうなるんです。

(ゲンさん)それじゃ先生どうも。
お大事にどうぞ。
(ゲンさん)ありがとうございます。
(和枝)よかったわねゲンさん。
お大事にね。
(ゲンさん)はいよ。
(和枝)あっお酒はまだ駄目よ。
(ゲンさん)うっホホホ…。
ハハハハはいよ。
(ドアの開閉音)
(和枝)はい。
午前の診察は終わりっと。
聞いてんの?俺ちょっと出てきます。
んっ?あっ…。
はいはいはいはいはいはい。
お水お水。
はいお待ち遠さん。
怖い。
まるで刑事さんの方が犯罪者みたい。
はっ?何言ってんだお前!先輩!先輩落ち着いてください。
課長今県警本部に行ってて今日はもう戻ってきません。
行ってください。
ここは俺が見ますから。
太田…。
(女性)それ私の水。
ちょっと!
(太田)座ってろ!先生…。
事件のこと教えてくれ。
佐田の車から石川一家殺害事件の新聞記事が発見されました。
それにそこにある佐田の靴跡も石川家にあったものと一致したんです。
他にも類似点が多くありやはり佐田は石川一家殺害事件と関わりがあると警察はみています。
それだけじゃない。
これはまだ俺しか知らないことですけど南サトミの毛髪…DNA鑑定の結果石川家に残っていたものと一致したんです。
まさか…。
あの日南サトミは現場にいた。
それだけは間違いないんです。
しかし…。
彼女から犯因症は見えなかった。
けど今回のことだってあるでしょう。
先生はその目に見えるもので判断をする。
けど俺は刑事です。
科学捜査に基づく物証で判断をする。
先生のその目は絶対と言い切れますか?俺もそれを確かめに来たんだ。
えっ?高島さんの傷は2つ。
おそらく最初に殴られそして倒れたときにここで背部を強く打った。
傷が深かったのはむしろ倒れて偶然ぶつけたときの方だ。
例えば佐田には最初から高島さんを殺す気なんてなかったとしたら?どういうことですか?いやただの俺の言い訳かもしれない。
佐田から犯因症が診えなかったことの。
(イバラ)捜し物ですか?
(菜見子)えっ?あっはい。
携帯を。
(イバラ)痛みますか?大丈夫。
心配してくれてありがとう。
(イバラ)痛みなくなるといいですね。
(バイブレーターの音)
(バイブレーターの音)《先生のその目は絶対と言い切れますか?》カズさん?
(和枝)あっ英介君?久留米さんの容体が…。
(久留米のせき)苦しいですね。
ゆっくりと呼吸しましょうね。
・為頼です!久留米先生!
(久留米のうめき声)骨転移による痛みだ。
(大)じいちゃん!じいちゃん!
(真理子)お父さん。
先生鎮痛剤投与します。
はい。
(久留米)必要ない。
しかし…。
(大)何やってんだよやぶ医者!早く治せよ!
(真理子)大。
(久留米のうめき声)先生!このままで…いいんだ。
うっ…。
(大)助けてよ!何で何もしないんだよ!先生!
(真理子)大。
(大)じいちゃん苦しんでんだろ!助けてよ!以前お話しした開発中の新薬です。
この薬が認可されれば痛みに苦しむ多くの患者を救うことができるんです。
(岡部)この薬の完成が君の長年の夢だったな。
はい。
先生に懸かっています。
あとは治験に入れればと。
(岡部)任しときなさい。
厚労省には顔が利く。
私が話を通しておくよ。
ありがとうございます岡部先生。
(岡部)うん。
どうぞ。
(バイブレーターの音)
(バイブレーターの音)はい。
(佐田)あっ…あっ俺だけどよ。
なあ菜見子どうしてる?
(佐田)何がどうなってんだよ。
何で俺が警察なんかに追われてんだ?申し訳ありませんがどちらさまでしょう?
(佐田)おいふざけんなよ。
なああんたがアドバイスくれたんだろ。
女は押しとサプライズに弱いって。
だからあんな手の込んだことしたんじゃねえか。
けど菜見子のやつ倒れて気失ってよ。
いやそれだけなんだよ。
なああんたの方から警察に説明してくれよ。
あそこまで事を大きくしろなんて言ってないわよ。
全てそっちの責任でしょ。
おい何言ってんだよ。
ちょっとおい…。
たす…。
(横井)失礼します。
おい!・
(不通音)・
(不通音)
(バイブレーターの音)
(バイブレーターの音)・
(捜査員)現在販売店の特定をすべく調査中です。

(涌井)分かった。
(捜査員)どけ!係長佐田の携帯ですが電源が切られているため発信源は突き止められません。
(涌井の舌打ち)
(涌井)聞き込みを続けろ。
(一同)はい。
(せき)
(久留米)《このままで…いいんだ》《倫子》
(倫子)《う〜!》・
(ノック)どうぞ。
為頼先生。
少しお話が。
ステージ4でモルヒネ投与も拒否ですか。
ええ。
相当な痛みのはずなのに。
その痛み取り除いてあげたいですね。
私にとって大事な人なんです。
この薬が認可されれば対症療法に役に立つかもしれません。
開発中の新薬です。
痛みを取り除き意識も明瞭に保つ。
この薬は私が目指す無痛治療の完成形といえるものなんです。
よければ詳しいデータをご覧になりますか?あっはい。
・白神だ。
イバラ君。
何をしてるんだ。
輸血?
(イバラ)僕は痛みを感じないんですよね?君の血を輸血しても高島さんの痛みが消えるわけじゃない。
イバラ君高島さんは大丈夫だよ。
安静にしてればじきに傷の痛みは消える。
問題は心の方なんだ。
心…。
あれがイバラという男です。
あのとおり痛みを感じない。
知らないんです。
ええ。
しかし初めてですよ彼があんな感情を見せたのは。
心配してるのは為頼先生も同じでしたね。
高島さんのことをご自分の責任だと。
私は…。
そしてその久留米先生のことも。
あなたは本当にいろんなことを背負ってしまう人だ。
診えるが故に。
時折思うんです。
自分とは…この目とはいったい何なのかと。
われわれは患者の症状が診える。
いうなれば本人以上に。
だからこそ絶望も見ることになる。
われわれは神じゃない。
治せないものはどうしても治せないんです。
はい。
むしろ見るたびに突き付けられるんです。
自分がいかに無力な人間かを。
しかし患者にとっては自分の苦しみを理解してもらえるだけでも救いになるのかもしれません。
救い?あなたの存在を知ったとき私はうれしかったんですよ。
優秀な医師としてはもちろん同じ診察眼を持つ者として初めて分かり合える友人ができたと。
私は1人じゃないんだと。
どこか救われたような思いが。
それと同じです。
われわれは治すことはできなくても救うことはできる。
この目には意味がある。
私はそう思うのです。
白神先生はどうしてそこまで思えるようになったんですか?先生は…。
為頼先生。
その話はまたゆっくり話しましょう。
あっ…はい。

(バイブレーターの音)お加減いかがですか?
(菜見子)大丈夫です。
サトミちゃんのこともしばらくは白神院長に見ていただくことになって。
そうですか。
前に為頼先生がサトミちゃんに言ってくれたじゃないですか。
心じゃなくて体の不調なんだよきっと良くなるよって。
ええ。
そのとき私うれしかったけど正直ちょっと落ち込んだんです。
サトミちゃんのことずっと見てきたはずなのに結局私は何も見てなかったんだなって。
そんなことないですよ。
えっ?サトミちゃんにとっては菜見子先生がそばにいてくれたことが…。
でもやっぱり申し訳ないです。
サトミちゃんにずっと連絡できずにいて。
私携帯なくしちゃって。
サトミちゃんさみしがってるかも。
(バイブレーターの音)彼女誰と…。
(仁川)早瀬!お前俺言うたよな?言うたよ。
言うたわ!お前まだ佐田追ってんのか?あっ…いえ先輩は僕とずっと取り調べを。
嘘つけ!捜査本部から言われとんねん。
お前がちょろちょろちょろちょろちょろちょろ動くから迷惑やいうてな!俺は…。
「俺は」やないねん。
太田!お前もお前や!
(太田)はい。
(仁川)ちゃんと見とかんかい言うたやろが!
(太田)いやいやいやいや僕は…。
(仁川)「僕は」やないねや。
聞いてんのか早瀬!
(太田)まあまあまあまあ…。
先生?高島さんの携帯は警察に保管されてるのか?携帯?現場に彼女の携帯は?いえそんな報告は何も。
だとしたら佐田が持っているのかもしれない。
(アナウンサー)警察は被害者の元交際相手の男を傷害容疑の重要参考人として捜索しており現在放置された車や…。
(佐田)チクショー…。
(アナウンサー)逃走経路の割り出しを急いでいます。
チクショー…。
(アナウンサー)逃走中の男の特徴は身長約170cm。
黒色のジャンパー…。
いったいどういうことだ早瀬!高島菜見子の携帯から佐田の居場所が分かるかもしれません。
佐田は彼女の携帯を持ってる可能性があります。
何?
(ノック)サトミちゃん入るよ。
サトミちゃん。
為頼です。
君の携帯を見せてもらえないかな?大事なことなんだ。
君は昨日から高島さんとメールでやりとりしてるかもしれない。
でもその相手は高島さんじゃない。
高島さんを襲った男が彼女の携帯を奪ったんだ。
それで君とメールを。
そこで何を言われたのか俺には分からない。
でもそれは絶対に高島さんの言葉なんかじゃない。
サトミちゃんそこに菜見子先生はいない。

(物音)やっぱりこれは高島さんじゃない。
サトミちゃんありがとう。
(捜査員)係長!携帯の発信源が分かりました。
中区港東4丁目16の2。
(涌井)ここは…。
石川家だ。
出動!
(一同)はい!
(サイレン)
(刑事)配置就きました。
突入。
(男性)突入!
(男性)突入!佐田!
(涌井)2階も捜せ!
(一同)はい!
(バイブレーターの音)早瀬です。
サトミちゃんの携帯を確認した。
やはり佐田だ。
いないんです。
えっ?高島さんの携帯はありました。
けど現場に佐田の姿がない!じゃあどこに…。
サトミちゃん?
(菜見子)うっ…。

(エレベーターの到着音)・
(ドアの開く音)高島さん!高島さん。
サトミちゃん。
(菜見子)うっ…。
キャッ…。
あっあっ…。
あっ…。
(佐田)菜見子ちゃんと説明しなきゃ駄目じゃないか。
みんな勘違いしてるよ俺たちのこと。
あれはただの恋人同士のじゃれ合いなんだ。
(佐田)そうだよね?・はい。
何?
(佐田)何でそんな目で見るんだよ菜見子…。
もう私に近づかないで。

(足音)佐田!
(菜見子)為頼先生…。
(佐田)来るんじゃねえ!サトミちゃん!何だこのがき…。
放せよ!さっサトミちゃん。
やめろ!
(佐田)うるさい!どいつもこいつも邪魔ばっかりしやがって!どけよ!ぶっ殺してやる。
来るんじゃねえよ!先生…駄目!殺してやる…。
やってみろ。
(佐田)何?お前は口だけだ。
何もできやしない。
為頼先生!てめえ!やってみろ。
(佐田)くそ…。

(佐田)チキショー!
(パトカーのサイレン)周囲一帯を緊急封鎖!徹底的に捜せ!
(一同)はい。

(ドアの開く音)あっ…。
為頼先生大丈夫ですか?ああ。
(菜見子)為頼先生どうしてあんな危険なこと…。
殺されるかもしれなかったんですよ。
出ていなかったんでしょう?はい。
やはり佐田に犯因症は出ていなかった。
だから刺さないはずだと。
いやだとしても…。
だとしても実際に刃物を持った人間に向かっていくだなんて…。
あなたは自分の目を信じることにしたんですね。

(佐田)これは…?
(イバラ)オペです。
(佐田)お前…?
(イバラ)痛みとは身体の組織の損傷による不快な感覚的情動的な経験…。
(イバラ)他の刺激は繰り返せば慣れが生じる。
だが痛みだけは反復によってむしろ増幅される。
よって痛みを経験したものは痛みの予感を恐れる。
記憶が痛みを倍加させるのだ。
(佐田)おっおっ…お〜…。
何を…?
(イバラ)それでは始めます。
(佐田)やめろ…。
捜索範囲を広げていますが佐田の行方はまだ分かりません。
いったいどこへ逃げたのか…。
あっちょうどよかった。
あのえっと…。
早瀬です。
そうそうそうそう。
あなたも食べていきなさい。
はっ?朝ご飯ね作り過ぎちゃったのよ。
いや…。
ほら英介君も。
はいはい食べましょ食べましょ。
カズさん悪いけど…。
今そんな場合じゃないんですよ。
ハァ〜情けないわね大の大人が。
ご飯食べる余裕もないわけ?それじゃ仕事できなくても当然ね。
じゃ食べないのね?2人とも。
(為頼・早瀬)食べますよ。

(菜見子)あっ…キャ〜!
このドラマの原作本『無痛』を続編とセットにして抽選で30人にプレゼントいたします
奮ってご応募ください
2015/11/11(水) 22:00〜22:54
関西テレビ1
無痛〜診える眼〜 #06[字][デ]

西島秀俊主演「診えない眼」
菜見子(石橋杏奈)がストーカーに襲われた。犯人からは犯因症が診えなかった為に事件を防げなかったと自責する為頼(西島秀俊)は…

詳細情報
番組内容
 為頼英介(西島秀俊)は、かかってきた電話に高島菜見子(石橋杏奈)のストーカー・佐田要造(加藤虎ノ介)の気配を感じ、菜見子のマンションへ急いだ。室内に入ると、ビニール袋を被せられた菜見子が倒れていた。
 為頼は搬送される菜見子に付き添い、白神メディカルセンターへ。パニック状態ながらも、出迎えた白神陽児(伊藤英明)に菜見子の症状を伝える為頼。
 通報を受けた早瀬順一郎(伊藤淳史)は太田武司(馬場徹)
番組内容2
とともに菜見子のマンションを検証する。頭に被せられたビニール袋、残されたプリンの容器…未解決の一家殺害現場との酷似に早瀬は憤る。
 為頼が菜見子の手術の無事を祈りながら待っていると早瀬が現れた。早瀬は為頼に佐田との面識がありながら野放しにしていたことを責める。為頼なら佐田の犯因症を診てとれたはず。今回の事件と一家殺害の酷似を早瀬に知らされた為頼は、佐田に犯因症が見えなかったことにショックを受ける。
番組内容3
 科学捜査を進めると、菜見子のマンションに残された佐田の足跡が、一家殺害現場のものと一致。さらに、一家殺害現場に落ちていた毛髪が、南サトミ(浜辺美波)のものであることを知る早瀬は、関連性を追おうと意気込むが、暴走を案じた上司によって捜査から外されてしまう。
 サトミは菜見子の体を心配してメールを打つが、返事は来ない。菜見子の携帯は事件で紛失していた。イバラ(中村蒼)も菜見子の身を案じていて…。
出演者
為頼英介: 西島秀俊 

早瀬順一郎: 伊藤淳史 

高島菜見子: 石橋杏奈 

イバラ: 中村蒼 
南サトミ: 浜辺美波 

横井清美: 宮本真希 
仁川康男: 兵動大樹 
太田武司: 馬場徹 
橋本広子: 和泉佑三子 

久留米実: 津嘉山正種 

井上和枝: 浅田美代子

  ○  

白神陽児: 伊藤英明
スタッフ
【原作】
久坂部羊「無痛」(幻冬舎文庫) 

【脚本】
大久保ともみ 
香坂隆史 

【音楽】
塩谷哲 

【主題歌】
Superfly「黒い雫」(ワーナーミュージック・ジャパン) 

【挿入歌】
ミソッカス「闇夜のキャラバン」(avex trax) 

【編成企画】
清水一幸(フジテレビ) 

【プロデュース】
貸川聡子 

【アソシエイトプロデュース】
稲田秀樹 

【演出】
佐藤祐市
スタッフ2
木下高男 
山内大典 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:34760(0x87C8)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: