(テーマ音楽)茨城県北茨城市の磯原海岸。
この海の目の前に100年以上続いている1軒の旅館があります。
旅館の5代目…地震のあと客や従業員たちを高台に避難させました。
あの日渡辺さんは車で5分ほどの所にあるスーパーで買い物中震度6弱の揺れに襲われました。
すぐさま旅館に戻った渡辺さん。
この時既に従業員が宿泊客を建物の外へ避難させていました。
渡辺さんはこの時既に次の行動を考えていました。
それは旅館に代々伝わるある言葉を思い出したからです。
旅館のすぐ後ろにある高さ30メートルほどの高台。
地元の人は番所山と呼んでいます。
「地震があった時はここに逃げろ」と渡辺さんに伝えたのは母イソさんです。
イソさんもまた先代からこの言葉を教わっていたといいます。
避難を始めようとしますがまだ数人の客が残っていると聞いた渡辺さん。
急いで連れ出さなくてはと建物に入ります。
すると階段から浴衣姿の男女が下りてきました。
宿泊客と従業員をバスで高台に避難させます。
海を見ると津波が迫ってくるのが見えました。
津波の恐怖を感じながら坂道を駆け上がります。
なんとか無事高台の体育館にたどりついたその時…。
北茨城市を襲った津波。
旅館ものみ込まれました。
津波は1階の天井まで達し特に玄関やちゅう房は大きな被害を受けました。
旅館が営業再開するまで7か月かかりました。
宿泊客や従業員を救った母の言葉。
渡辺さんも絶やす事なく子や孫に伝えたいと考えています。
2015/11/12(木) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「茨城県北茨城市 渡辺悦夫さん」[字]
東日本大震災に遭遇した人々の証言。茨城県北茨城市で老舗の旅館を経営している渡辺悦夫さんは、母から聞かされていた教えに従い、客や従業員を連れて山に逃げて助かった。
詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。茨城県北茨城市で老舗の旅館を経営している渡辺悦夫さんは、母から聞かされていた教えに従い、客や従業員を連れて山に逃げて助かった。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
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