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秋の園遊会 雅子さま12年ぶりに出席
11月12日 16時16分

秋の園遊会 雅子さま12年ぶりに出席
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秋の園遊会が開かれ、漫画家の水島新司さんなど2000人近くが天皇皇后両陛下や皇族方と和やかなひとときを過ごしました。園遊会には、皇太子妃の雅子さまも12年ぶりに出席されました。
園遊会は、両陛下の主催で、毎年、春と秋の2回、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれています。
12日は、皇太子さまやほかの皇族方とともに、雅子さまも平成15年の秋以来12年ぶりに出席されました。
赤紫色のスーツと帽子姿の雅子さまは、当初検討されていた冒頭の行事への出席を終えたあとも5分ほど会場の庭園を回り、招待者にことばをかけたり笑顔で会釈を交わされたりしていました。
両陛下と皇族方は、このあと1時間近く庭園を歩いて招待された人たちと歓談されました。
このうち、「ドカベン」や「あぶさん」などの作品で知られる漫画家の水島新司さんは、両陛下からねぎらいのことばをかけられると、「ありがとうございます。身に余る光栄です。もうちょっと頑張ってみます」とこたえました。
続けて天皇陛下が、「どうぞ元気でね。ずいぶん外国でも漫画は」と話されると、水島さんは、「日本の最たる文化ですから、盛り上げて世界に発信していきたいと思います」と抱負を語っていました。
続いて、iPS細胞から作った目の網膜の組織を移植する世界初の臨床研究を行っている理化学研究所のプロジェクトリーダー、高橋政代さんが、手術によって患者の視力の悪化が抑えられたと話すと、天皇陛下は、「目が見えるようになるとずいぶん違うんでしょうね」とことばをかけられ、皇后さまも「再生不可能と言われていたものを本当によくなさいましたね」とねぎらわれていました。
来年、三重県で開かれる「伊勢志摩サミット」のロゴマークの審査で座長を務めるクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんは、子どもたちからおよそ7000点の作品が寄せられていることを伝えました。
天皇陛下は、「いいものができているでしょうね」と話し、皇后さまは、「本当に、楽しい、いいお仕事をしていただいてありがとうございます」と話されました。
園遊会に出席した2000人近くの人たちは、記念写真を撮るなどして和やかなひとときを楽しんでいました。

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