阿部、一塁＆捕手の二刀流も　高橋監督が起用プラン

　巨人の高橋由伸監督（４０）が阿部慎之助内野手（３６）を来季も主に一塁で起用する考えを明かした。同時に、コンディション次第で捕手で起用するプランも持っており、“二刀流”でシーズンに臨む可能性もありそうだ。

　「本人とも話をしますが、基本はファーストじゃないですか」。ただ、原前監督が示し続けていた「捕手は９９％ない」という方針は採らない。あくまで柔軟に対応する気持ちでいる指揮官は「（捕手の）可能性はゼロじゃない」と話した。

　阿部が今季後半戦で守ったのは一塁のみ。原因は首痛だ。背番号１０に高橋監督は「打ってほしい」と期待をかける。あくまでコンディション重視となるが、抑え捕手起用などを視野に入れて阿部のプレーを見つめる。　（川越亮太）