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【プロ野球】

阪神が聡文取り明言 「補強ポイントに合致」

2015年11月12日 紙面から

キャッチボールで調整する高橋聡=中日ドラゴンズ屋内練習場で(黒田淳一撮影)

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 阪神の高野栄一球団本部長が11日、フリーエージェント(FA)宣言選手として公示された高橋聡文投手(32)への獲得方針を明言した。

 「興味は示しています。左投手で中継ぎ、実績もある。補強ポイントに合致していますから」。交渉解禁となる12日に高橋聡に接触。誠意を持って口説き落とす考えだ。

 何としても獲得したい左腕だ。今季のリリーフ陣は呉昇桓がクローザーで、福原、安藤の両ベテランがセットアッパーを務めた。左腕でシーズンを通して働いたのは高宮ただ一人。安芸秋季キャンプに参加している島本、岩貞、横山らは先発候補としても名前が挙がっているだけに、リリーバーの確保は緊急課題となっている。左腕でリリーフとしての実績があり、働き盛りの32歳とあれば、補強ポイントにピタリと当てはまる。

 高橋聡は中日と10日に残留交渉を行い「本当に必要な戦力」と慰留された。条件は単年契約で、今季年俸3000万円からの現状維持もしくは微増が提示されたとみられる。これに負けないだけの条件を用意することになる。阪神がFA選手の獲得に成功すれば2012年オフの日高剛捕手以来となる。

 

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