◆はじめのあいさつ
仕事柄、いろいろなアクセス解析に触れることの多い職業なので皆さんがアクセス解析ツールを選択する際の基準になればいいと思い、記載させていただきます。
最近では、アクセス解析ツールというモノ自体が一般化してきており、誰でも簡単に利用できるようになってきました。
商業用サイトへの導入は今やWebマーケティングを行う上で必須ですが、個人ブログやツイッターに設置出来るものなど、無料で使えるツールも多くあります。
同じアクセス解析ツールであっても、機能やデザイン性などは様々です。
皆さんの途用に合った、解析ツールを選んでいただければ幸いです。
※あくまでも個人的な意見なので参考程度に・・・w
◆私が重視する機能
アクセス解析ツールにより、簡単さを要求するか、制度の高い解析を有給するかでも選考基準が変わってきます。
その中で、今回はよくある一般的なケースでの回答をさせていただきます。
①リアルタイム集計
②わかりやすいグラフ、データのエクスポート(Excel等にデータ出力が出来るかどうか?)
③IPアドレスによるユーザーの情報(地域情報)
④人気・不人気ページ判断
⑤自然検索流入か広告流入かの判断
⑥広告流入遮断機能
⑦固定IPアドレスを持っている企業情報
(2012.12.25更新)
※①のリアルタイム集計は提供企業によっても基準がさまざまです。
昔のアクセス解析ツールが基本的に前日のデータしか解析できなかったという事もあり、12時間ほどの誤差でもリアルタイム解析を謳ったりしているものもありますので注意が必要です。(基本は1時間以内!高性能のもので1分以内が目安です。)
まぁこんな感じでしょうか?
取り入れようとしているHP、ブログの種類にもよりますがこれだけの機能があ
れば大丈夫だと思います。
◆私のおススメ有能アクセス解析ツール
「 Google アナリティクス」(500万PVまで無料)(2012.12.25一部更新)
HPやブログをお持ちの方は聞いたことがある人も多いはず。
解析自体も無料でここまでやれれば上出来だと思いますし、無料+広告なしでアクセス解析が行える唯一のツールです。
重視基準は①、②、③、⑤、(④)
人気、不人気ではないがページ別のPV(ページビュー)まで見ることが出来るのはずごいですね。
よって、④も満たしていると考えてもいいと思いますね。
⑥はGoogleの運営形態からも難しい問題ではあります。
(不正クリックとはいえ、広告クリック数が減ると収入が減るため。これはYahooのWeb広告も同様です。)
Googleの広告の場合、IPを計測して広告掲載の除外設定を行う事は出来ますが、、、IPは簡単に変更が出来る為、あまり効果は期待できないと推測されます。
他にも直帰率や滞在時間を見ることが出来たり、自分のパソコンIPを無効にし
正しいアクセス数も測れるため、無料アクセス解析ツールの中では、かなり正確で良いデータが取れるでしょう。
500万PVまでと制限はあるが・・・個人や中小企業のHPであれば気にすること
はないレベルのPVなので気にすることはないでしょう。
Googleアドワーズの広告であれば、IPアドレスを登録して広告自体を表示させないという方法も取れるが、IPアドレス変更可能であり、iphone・スマートフォンでは接続の度に変わる事が予想されるので解析データをそのまま信じるのは危険です。(これは無料アクセス解析ツールすべてに言える事です。)
クッキー(閲覧履歴)もブラウザ設定次第で簡単に削除が可能なので注意が必要です。
これらの作業を行った場合、除外できないので注意が必要。
「忍者アクセス解析・忍者アナライズ」(無料・有料)(2012.12.25.一部更新)
2種類の中から選ぶことができ、広告掲載を条件に無料になります。
忍者ツールの広告はバナー広告としての掲載みたいで、1クリック約15円でのお小遣い稼ぎもできるみたいですね。
ただ・・・どちらの忍者アクセス解析と忍者アナライズどちらのツールを選んでもデメリットが存在しており、2種のうちどちらを選択するか悩みどころです・・・。
※試したところ、2つのツールの併用はやはりできないようです。
忍者アクセス解析ツールHPに書いてあるデータを参考に考察させていただきます。
忍者アクセス解析
・メリット
PV無制限
携帯解析
ページURL置換機能
モバイル解析
・デメリット
解析ページ100ページまで
滞在時間の取得
直帰率の取得
訪問者の会社名解析
入口、出口ページ解析
CSVダウンロードが出来ない。
訪問ユーザー情報は取れないが携帯解析もあり、1クリック約15円のバナー広告のおまけまであるので、こちらは、ブログ向きなアクセス解析だと思われます。
ただし、リアルタイムアクセス解析機能等が付いていない為、当日のアクセス解析を閲覧する事ができません。
閲覧時間がわからない為、記事を読んだかどうかが謎というデメリットは大きいです・・・販売関係、商品紹介HPには全然向いていないと思います。
忍者アナライズ
・メリット
滞在時間の取得
直帰率の取得
訪問者の会社名解析
入口、出口ページ解析
CSVダウンロードができる。
・デメリット
PV制限3万PVまで
携帯解析不可
ページURL置換機能がない。
忍者アクセス解析に対してこちらはどちらかと言うと、HP向きだと思う。
ただし、PV制限3万PVまでというものがあるので、ページの多いサイトやアクセス数が多いサイトでは正確なデータが取れないと思われる。
というか、今の時代携帯解析ができないって・・・。w
現在、スマホ・iphoneの需要はかなり高まっていますので、モバイル解析ができないのは最大のデメリットですね。
・除外機能
忍者アクセス解析、忍者アナライズ2種ともにアクセス除外機能がついているが、クッキーによる除外とIPアドレスによる除外なので除外機能としてはGoogleアナリティクスと同じでIPアドレス・クッキーの削除に対応できない事が予想されるため携帯端末関係(IPアドレスが変更されやすい端末)に関しては個人的にイマイチだと感じます。
(クッキーもIPアドレスも簡単に削除、変更ができるため。)
無料なので仕方ないのですが、このアクセス解析を導入することで避けられないのは、アクセス解析の広告(小さな画像)がHP・ブログ内に表示されてしまうという事です。
※月額料金を支払う事で、広告を除外する事は可能です。
・まとめ
簡単にまとめると、
細かい解析は必要ないが、モバイル回線を含むアクセス集計を取りたい方は「忍者アクセス解析」
PCでの訪問者データを細かく解析でき、CVSファイルにまとめることができるのが「忍者アナライズ」といった感じです。
忍者シリーズはネーミングも独特ですので、広告が入っている=アクセス解析が設置されていると認識されやすいツールでもありますので注意が必要です。
「QLOOKアクセス解析」(無料・有料) (2012.10.12.更新)
アクセス解析はしたいけど、細かい事はあまりわからない!!という方に是非お勧めしたいアクセス解析ツールです。
①~④の機能を備えているので、ブログ向きの解析ツールですね~。
私が、感動したのがアクセス解析ツールの導入方法をブログ別で解説してくれている点です!
とても、わかりやすいと思います。
HPにデモ画面も掲載されているので、どのような形で解析データが取れるのかもイメージしやすいかと思います。
デメリットとして・・・
忍者ツール同様に広告掲載が無料で利用できる条件です。
もう一点が、制限PVが5000PV/1日です。
1日に5000PVを超えるとアクセス解析そのものが停止してしまいますので注意が必要です。
「X-log ver2」(有料 (14日無料))(2012.10.12.更新)
平成24年5月7日よりX-GuardがVerUPしX-log ver2と名称を変更になり、今まで別々だった解析機能・遮断機能・チャット機能が統一されました。
遮断機能に特化したアクセス解析ツールです。
不正クリックを追跡するには、相応の解析機能も必要なので解析精度はかなり高いと思われます。(その他無料アクセス解析ツールとの併用も可能です。)
ここでの遮断はIPアドレスによる遮断ではなく、端末1つ1つでの遮断なので、IPの変更・Cookieの削除を行われても、不正クリック遮断により広告費削減が見込めます。(広告費返還請求資料データとしての利用も可能です。)
IPアドレス変更・クッキーの削除が行われたユーザーな再度訪れた場合でも今回のIPに加え前回のIPも表示し、どんなふうに変わったかまで把握できる。
企業分析が可能なので、訪問したPC所有の企業名がわかる。(固定IPアドレスを利用している場合) この情報を元に営業をかけることで、成約率の上昇が望める。
(H24.6.1追加分)
X-logもIPアドレスの変更やクッキー削除が解析データとして分かるので、イタズラなのかどうなのか?という判断が付きやすい。
上記①~⑦は満たしているし、アクセス解析データも見やすく、ユーザー遮断も簡単にできる。ただし・・・有料。
広告費を月に5万使っているのであれば、遮断機能で不正・無駄なクリックを省き、利用金額以上の料金を捻出できる可能性あり。(業界にもよるが、広告の不正・無駄クリックを防ぐと約20%~40%ほどの削減が可能。)
使用料以上の広告費を削減できるならユーザーにとってプラスになるので試してみてはどうだろうか?
14日無料使用期間があるので、気になるHPはチェックしてみるのもいいだろう。
有料という事もあり、無料アクセス解析よりもサポートがしっかりしているので、自社管理していても可能であるし、管理会社会社に任せていても管理会社の協力があれば設置可能。
◆振り分け
4種のアクセス解析を紹介させてもらいましたが、各アクセス解析のメリット・デメリット伝わりましたでしょうか?
もし、私が自身のHP、ブログに使うとしたら・・・
会社紹介HP(Web広告なし)・・・Google アナリティクス
無料アクセス解析の解析データとしては、解析精度は高い方だと考えられます。
HPの人気不人気ページがわかれば、改善リニューアルの参考にもなりますので、何も設置していないサイトをお持ちなのであれば、是非設置してみてください。
通信販売HP(Web広告あり)・・・X-log ver2
解析データは群を抜いて上質です。
設定を行えば、広告からのアクセスと検索順位でのアクセスの区別がつくため返金請求資料としての活用も可能です。
お金が発生する分、無料アクセス解析のデータとはまるで違います。
有料登録する前に、14日間無料で利用できるので使ってみて判断するのもよいのかと。
次々にいろんな機能が追加されているので、なかなか利用し甲斐があると思います。
趣味ブログ・・・忍者アクセス解析、QLOOKアクセス解析 (その他、無料ブログ)
上記二つのアクセス解析に比べるとデータ品質や無料で使えるPV数等に不安はありますが、簡単にアクセス解析が出来るといった点での利用であれば、こちらの方がおススメです。
一般ユーザー向けに作られていますので、内容に関しても、専門的な言葉での説明や解析提示が他に比べ少ないです。
アフィリエイトやブログ等であれば、十分な解析が出来ると思います。
(2012.12.25更新)
前回の更新で、忍者シリーズのアクセス解析ツールを利用させていただいたのですが、、、私が求める解析精度に達しなかった為、現在「QLOOKアクセス解析」ツールもしくは「i2iアクセス解析」の利用を検討しています。
まずは、どちらも利用して決めようと思っています。
※i2iアクセス解析機能に関しては別ノートで紹介中!
◆まとめ
アクセス解析ツールは今現在も進化を続けています。
せっかくこんな素晴らしいツールがあるのに、日本ではあまり普及していないのが現状です。
少しでも皆様がアクセス解析に興味を持ち、アクセス解析ツール選びのお役に立てれば幸いです。
追加(2012/3)
・Yahooリスティング広告の流入判別について
Yahooリスティング広告の管理画面がVer2からVer3に移行するにあたってトラッキングURL機能が無くなってしまいました。
よって、無料アクセス解析で自然検索流入なのか広告流入なのかがわからなくなってしまいました。
無料解析でアクセス解析を行っている方はその点に十分に注意してください。