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【巨人】由伸、23日東京Dで「最後の打席」 ミスターも見届ける

2015年11月12日5時30分  スポーツ報知
  • 美しい打撃フォームで一時代を築いた打者・由伸
  • 由伸監督の巨人入団1年目、指揮官を務めたミスター。セレモニー出席に熱き師弟関係がうかがえる
  • 最後の打席に超満員のG党の熱視線が注がれる

 巨人が23日に東京Dで開催するファン感謝イベント「ジャイアンツ・ファンフェスタ2015」で、高橋由伸監督(40)の「選手引退セレモニー」を行うことが11日、分かった。入団1年目の監督だった恩師・長嶋茂雄終身名誉監督(79)も登場し、OBで親交の深い松井秀喜氏(41)やRソックスの上原浩治投手(40)もビデオで登場するなど、華やかに式を盛り上げる予定。“現役”最後の真剣勝負も調整中だ。

 天才打者・高橋由伸に最後の舞台が設けられた。23日、東京Dで予定されているファン感謝イベントの中で、引退セレモニーを行うことが明らかになった。親交の深い、偉大な巨人OBらが祝福にかけつけるもようで、当日は華やかな式典になりそう。現在、球団内で最終調整に入っている段階だ。

 前任の原監督からバトンを受けた由伸監督だが、指揮官の打診、受諾と現役引退は今季終了後になったため、ファンの間では引退試合の実施を待望する声が多かった。打者としての功績をたたえる球団側も早い段階から動き出しており、超満員が必至な23日の「ファン感」に設定された。一日限定で「打者・高橋由伸」が帰ってくることになる。

 目玉は何といっても、長嶋終身名誉監督との“共演”。入団した時の監督であり、今回の監督就任時も「高橋君しかいない」と背中を強く押してくれた恩師で絆は強い。どんな場面でどんな演出が待っているのか、G党には見逃せないシーンとなりそうだ。

 また関係者の話を総合すると、巨人OBで親交の深い松井氏や上原も“サプライズゲスト”としてビデオ出演するという。ともに由伸監督にメッセージを送る予定だ。松井氏が巨人に在籍した当時、同じ左打者として近くで学んできた。つい最近も直接電話をかけ、監督就任を報告している。90年代からのファンにとっては、感慨深い時間になる。

 そんな偉大な先輩たちに見守られながら、由伸は人生最後の打席に臨む。1打席限定の真剣勝負を予定しており、対戦投手は現在調整中だが、捕手には阿部が座るもようだ。

 現役18年間で通算1753安打、321本塁打を誇るバッティングもこれが見納め。右足を高く上げたダイナミックなフォーム、芸術的なバットコントロール。秋季キャンプ地の宮崎では、練習後、毎日ランニングして体形維持に努めており、十分に現役時と変わらぬ姿で臨める状態にある。

 満員の東京D。来季からは指揮官として戦う場に変わる。その中央でのスピーチ。家族に、ファンに、そして仲間に。背番号24が自らの肉声で、感謝の言葉を送る予定だ。常々、「いろいろな人に支えられた現役生活だった」と話す由伸監督。「11・23」は後世に語り継がれる、伝説の一日になるだろう。

 ◆主な巨人選手の引退セレモニー

 ▽長嶋茂雄(1974年10月14日) 後楽園で行われた中日とのダブルヘッダー後、引退セレモニー。「私は今日、引退をいたしますが、我が巨人軍は永久に不滅です」と名セリフを刻んだ。

 ▽王貞治(80年11月23日) 後楽園でのファン感謝デー。紅白戦後に引退セレモニー。「今日をもちましてバットを置くことになりました」とあいさつ。「マイ・ウェイ」が流れる中、場内を1周した。

 ▽江川卓(88年3月18日) 前年に突然の引退発表。東京ドームのこけら落としとなった阪神とのオープン戦で好敵手・掛布を相手に83キロのボールを投げ、新球場の第1球を飾った。

 ▽原辰徳(95年10月8日) 広島戦(東京D)に「4番・三塁」で先発出場し、第3打席で左中間席の中段へ通算382号本塁打をたたき込む。引退試合後にセレモニーが用意され「私の夢には続きがあります」と語り、涙を誘った。

 ▽松井秀喜(2013年5月5日) 長嶋終身名誉監督とともに国民栄誉賞を授与され、東京Dで表彰式と引退セレモニー。「またいつか、みなさまにお会いできることを夢見て、新たに出発したいと思います」

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