高品質 屋根材 【ルーガとジンカリウム鋼板】

ブログ | 2015.10.28

■高品質な屋根材

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屋根のリフォームにおいてはガルバリウム鋼板が最も代表的です。
定額屋根修理でも、標準施工ではガルバリウム鋼板屋根材をご提案させていただいています。
ガルバリウム鋼板についての詳細はこちら
しかし、ニーズが多様化している現在、よりお客様の希望に合致した屋根材としてガルバリウム鋼板と同じく優れた屋根材も販売されています。
もちろんそれぞれ価格、美観、性能、生産国が異なります。
今回はガルバリウム鋼板以外のその他おすすめの屋根材をご紹介いたします。
いずれも弊社で施工可能な屋根材です。

 

■ルーガ(ROOGA)/ケイミュー株式会社

ルーガ 屋根
一般名称:樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦
販売会社:ケイミュー株式会社(旧クボタ松下電工外装株式会社)
従来に屋根素材にはない、繊維を樹脂で固めた屋根材。
カラーベスト(コロニアル)で培った屋根材メーカーとしての実績とノウハウが蓄積が生み出した同社、最高品質の屋根材です。

 

ルーガ(ROOGA)のポイント

・従来の瓦と厚みが変わらず、重さは半分以下

素材内には無数気泡があり、屋根材自体の重さはその気泡による軽量化の結果、日本瓦の半分以下。
気泡は網状の樹脂膜によってカバーされ、水の浸入を防止します。

ルーガ屋根 ケイミュー株式会社

・和風にも洋風の屋根にもおすすめ

フラットな統一感を持たせた棟や、日本瓦のもつ重厚感を演出してくれる棟など、お住まいの雰囲気に合わせた部材のご用意があります。
お客様好みのデザイン施工が可能です。
また、数多くの施工実績があり、施工事例をケイミュー株式会社の施工実例集からも確認できます。
ルーガ屋根 和風

・割れににくい

大人が木槌で叩いても、割れないつよさ。
強い衝撃が加わった時は繊維素材のもつ粘りが、衝撃や荷重を吸収します。
ルーガ(ROOGA)は陶器の瓦と異なる繊維素材で、割れても欠けても破片は飛散しません。

割れににくい 屋根

・メンテナンスフリー

再塗装する必要がありません。
グラッサコートと呼ばれるケイミュー株式会社独自の塗装構造が採用されています。
コロニアル屋根は10年程度で色あせ外観が損なわれますが、色あせのしにくさは陶器瓦と同じです。
再塗装のない屋根材

・屋根にカバー工法による施工ができる

現在、コロニアル屋根の最もスタンダードなリフォーム方法である屋根カバー工法が可能です。
コロニアル製造会社でもあるケイミュー株式会社のカバー工法(リジュー工法)専用の屋根材です。
1㎡あたり約20kg重くなりますが、既存の陶器屋根より軽量です。
カバー工法 コロニアル

屋根材 ルーガ(ROOGA)おすすめ度

ルーガ(ROOGA) おすすめ度
耐久性 メンテナンス
重さ
遮熱
遮音
価格

 

■自然石粒仕上げ屋根材(ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板製)

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一般名称:自然石粒仕上げガルバリウム鋼板/自然石粒仕上げジンカリウム鋼板
主な販売会社:リクシル株式会社株式会社ディートレーディング
商品名:T・ルーフ(リクシル株式会社/ガルバリウム鋼板)、ディプロマット(株式会社ディートレーディング/ジンカリウム鋼板)、エコグラーニ(株式会社ディートレーディング/ジンカリウム鋼板)、風雅(株式会社ディートレーディング/ジンカリウム鋼板)
天然石チップが屋根表面に付着した屋根材です。

最近、この天然石チップが付着した屋根材において、ガルバリウム鋼板と異なるジンカリウム鋼板という名称を用い、分別しているケースを目にします。
しかし、両者ともアルミ、亜鉛、シリコンの合金でメッキされた金属です。

組成の違いは下記の通りであり、ほとんど変わりません。
ガルバリウム鋼板組成:アルミ55%、亜鉛43.5%、シリコン1.5%
ジンカリウム鋼板組成:アルミ55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%
JIS規格では溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板をガルバリウム鋼板と定めています。
同質のものであると考えられます。

ジンカリウム鋼板はガルバリウム鋼板い比べ、素材そのものを比較した場合においては耐久性はほぼ変わりません。
ただし、ジンカリウム鋼板屋根材の名称がついた屋根材の多くは表面に自然石が付着していることが特徴してあげられます。
お客様は自然石の有無とその有用性について比較検討するようにしてください。
また、一部ですがガルバリウム鋼板に自然石を付着させた屋根材も販売されています。

屋根材によっては、生産国はニュージーランド、アメリカ、韓国である可能性があります。
生産国が気になるお客様は、屋根修理会社もしくは輸入販売元にお見積りの段階で確認してください。

 

自然石粒仕上げ屋根材のポイント

■軽くて地震に強い

1㎡あたり7kgです。ガルバリウム鋼板単体がおよそ5kg/1㎡なので、自然石チップが2kg/1㎡の計算になります。軽い屋根は重心が低くなるため建物自体の耐震性が向上します。

m2当たり重量 1棟分の重さ(100m2
日本瓦・陶器瓦 約50キロ 5.0t
化粧スレート(コロニアル) 約20キロ 2.0t
ガルバリウム鋼板屋根(断熱材付き) 約7キロ 0.7t
T・ルーフシリーズ(自然石粒付きガルバリウム鋼板) 約7キロ 0.7t

軽い屋根

・メンテナンスフリー

再塗装する必要がありません。塗装ができません。
コロニアル屋根は10年程度で色あせ外観が損なわれますが、天然石チップ(石)なのでそもそも塗り替えが必要ありません。
T・ルーフシリーズ

・音が響きません

表面の天然石が雨音を吸収・拡散して静かさを実現します。
また、施工上空気層ができるので、断熱効果も期待できます。
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・屋根にカバー工法による施工ができる

現在、コロニアル屋根の最もスタンダードなリフォーム方法である屋根カバー工法が可能です。
とても軽量な屋根材なのでカバー工法に最も適した屋根材のひとつです。
T・ルーフ カバー工法

・日本瓦風の屋根材も

日本瓦風の屋根材も製造・販売されています。
昔ながらの入母屋屋根などにも最適なデザインです。
ディーズルーフィング「風雅」
T・ルーフ

自然石粒仕上げ屋根材おすすめ度

自然石粒仕上げ屋根材

おすすめ度
耐久性 メンテナンス
重さ
遮熱
遮音
価格 △~○(生産国により異なります)

 

■T・ルーフクラシックとT・ルーフシェイク(リクシル株式会社)

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■まとめ

・コロニアル製造販売会社である業界最大手、ケイミュー株式会社はカバー工法専用屋根材であるルーガ(ROOGA)を製造・販売しています。
ルーガは施工マニュアル等が確立されており、カバー工法を行う上では最適です。

ルーガ(ROOGA)自然石粒仕上げ屋根材は再塗装の必要がないメンテナンスフリーの屋根材です。

・ジンカリウム鋼板とガルバリウム鋼板の性質はほぼ同質です。

・自然石粒仕上げ屋根材は輸入品である可能性があります。
生産国は日本製とは限りません。

 

今回ご紹介させていただいた製品はもちろん当社でも施工可能な屋根材です。
定額屋根価格表には未記載ですが、別途お見積もりさせていただくことも可能です。
ご興味のあるお客様は、お気軽にお問い合わせください。

定額屋根修理は常にお客様の利益に適う正しい情報をご提供することをお約束いたします。