夫婦で“ときめき”を感じているのはどっち? 結婚後の生活と“恋心”

OVO [オーヴォ] / 2015年10月7日 14時50分

夫婦で“ときめき”を感じているのはどっち? 結婚後の生活と“恋心”

 「結婚してからもラブラブでいようね」──と誓う夫婦は多いと思うけど、実際はどうなんだろう? ゲンナイ製薬(東京)が20歳~39歳の配偶者がいる男女1000人に対し実施した「結婚後の生活と“恋心”についての意識調査」を実施したところ、結婚後も相手に“ときめき”を感じるのは、男性の方が多いとか。意外に女性の方がシビアだね。

 最近1年の間に、パートナーに対してときめきを感じる(恋心を感じる・惚れなおす)ことがあったか聞いたところ、「頻繁にあった」が16.4%、「たまにあった」が59.1%。男女別で『あった』割合をみると、男性は82.8%と、女性の68.2%に比べて高く、結婚後も恋心を忘れていない人は男性のほうが多い。

 次に、パートナーの好きなところについて聞いたところ、「自然体でいられる・弱いところを見せられる」が43.5%で最も高く、2位は「面白い・お茶目・一緒にいて楽しい」(35.9%)、3位は「家庭的・家庭を大切にしている」(34.8%)、4位は「人間として尊敬できる・しっかり者」(30.7%)、5位は「支えてくれる・尽くしてくれる」(29.0%)と続いた。一緒にいる時が多いんだから、そりゃ、自然体じゃないと疲れちゃうよね。

 反対に、パートナーの残念なところ(嫌いなところ)についても聞いたところ、「生活がズボラ(片付けをしないなど)」が35.7%で最も高く、2位は「怒りっぽい・感情的」(23.3%)、3位は「小言が多い・一言多い」(21.0%)、4位は「経済観念がない」(20.3%)、5位は「家事ができない・非協力的」(18.0%)となった。

 なかでも女性が挙げた回答のトップは「生活がズボラ」(42.4%)で、これが“恋心”の質問に関係あると思いきや、さにあらず・・・。この1年で結婚相手にときめきが全くなかった人の回答には、「経済観念がない」(35.1%)や「家事ができない・非協力的」(34.7%)、「気遣い下手(気が利かない)」(32.2%)が多かった。経済観念や家事の協力って大事みたいだね。

img_76483_4 さて、“犬も食わない”といわれる夫婦喧嘩については、「頻繁にあった」(21.0%)、「たまにあった」(60.9%)で、ケンカは夫婦に付き物の様子。その理由としては、「夫の生活態度(片付けないなど)」(28.7%)、「夫の言葉遣い・態度」(27.4%)が「義両親・親戚付き合い」(25.6%)を抑えて1、2位に。夫の方に原因が多いようだ。

img_76483_5 結婚後の生活で変わったことについては、「食べ物の好みが似てきた」(30.6%)、「短い言葉(「あの」や「それ」など)で、言いたいことや考えていることがわかるようになった」(26.0%)、「行動のタイミングが似てきた(同じものを買って帰ってくる、同時にトイレに立つなど)」(23.6%)、「性格や価値観が似てきた」(19.5%)、「笑いのツボが似てきた」(17.8%)などが多く、これらはさすが夫婦と唸っちゃう。一方で「恥じらいがなくなった(平気でおならをする、裸でうろつくなど)」(27.4%)、「太った」(25.9%)、「言葉づかいや態度が荒々しくなった」(20.2%)、「スキンシップが減少した(手つなぎやハグ、キスなど)」(19.9%)、「行動がおばさん化/おじさん化した」(18.4%)と残念に感じる変化も──「太った」は“幸せ太り”などというので良いと思うけど、やっぱりダメか。

img_76483_7 結婚当初から変わらない(続けている)習慣について聞いたところ、最も多かったのが「一緒の寝室で寝る」(56.7%)。5位だったが「習慣的にキスをする(行ってらっしゃいのキスなど)」(30.5%)も3割を超え、ラブラブな夫婦って結構いるんだね。また「一緒の寝室で寝る」割合を結婚歴別にみると、結婚1年目の新婚夫婦では7割(69.5%)、4年目で5割半(54.2%)に、10年目以降では4割半(44.9%)に。他方、「習慣的にキスをする」は、結婚1年目では4割半(46.3%)で、5年目で3割(30.5%)に、6・7年目で2割半(26.3%)に、10年目以降では2割(21.0%)になった。

 さて、今度は夫婦の秘密についてだ。その代表的なものは、今の昔もやっぱり“へそくり”。そこで聞いたところ、「へそくりを持っている」が25.7%と、4人に1人! 一般的に“へそくり”は、自分の“小遣い”だったり“内助の功”だったり、女性のイメージが強いが、男女の割合に差が無かったんだって。ちなみに、平均額は53.8万円で、こちらは男性の平均は40.5万円、女性の平均は66.5万円で、女性の方が貯め込んでいた。

img_76483_9 反対に、内緒で散財したことがある人(245名)に対し、散財した額の最高額はいくらか聞いたところ、平均額は22.4万円! 男性は「パチンコ代(10,000円)」や「パチスロで負けた(50,000円)」といったギャンブル関連や、「会社の後輩におごった(20,000円)」、「飲み会でおごった(50,000円)」といったおごり関連の散財、「車のパーツ(150,000円)」、「アイドル(200,000円)」など趣味関連などが多く、対して女性は、「ネットゲーム課金(5,000円)」のほか、「ダイエットグッズの購入(10,000円)」や「脱毛(30,000円)」、「ブランドバッグの購入(80,000円)」といった、美容やファッションなどの自分みがき関連が目立った。くれぐれもバレてケンカにならないようにね。

img_76483_10 最後に、“恋人気分を思い出すようなデート”になるようなデート演出・プランは何かを聞いたところ、「手をつないでデートする」(41.8%)と「少し遠出をしてお泊りデートをする」(41.1%)が4割台で目を引く。女性の回答を子どもの有無別にみると、子どものいる女性は「二人きりでお酒を楽しむ居酒屋デートをする」(37.1%)が高く、子どものいない女性は「少し遠出をしてお泊りデートをする」(52.8%)が多い。

 いつまでも、ラブラブでいられるのが理想的だけどね・・・。

OVO [オーヴォ]

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