この記事は倭の国の人、三浦洋之さんのコミュニティ「ばさらどす。」にて問題提起として挙がったライティングの話について天使が回答したものです。他のメンバーの方にもご覧になって欲しいので、公開記事とさせて頂きます。
では早速。
1.ユニークさを出す、キャラを立たせるには?
問題提起:役に立つ記事を書いた際に役に立つ記事を書けば書くほどキャラが立たなくなり、自分の存在感がなくなる感じがするので、そこをどうすればいいのか?
三浦さんの主張:例文を出す
例文を出すには下記のツイートのように、別ジャンルで例えを出せるように、引き出しの多さが重要だと僕は思ってます。
出産シーンを不妊に悩む人に配慮が足りないというなら、健常者がテレビに出てる時点で障害者に配慮が足りないし、おいしそうに高いご飯食べてるシーンは貧乏人に配慮が足りないし、濃厚なラブシーンは僕に配慮が足りない。
— 明日モ無カ金 (@odo6ki) 2015, 7月 6
天使の主張:自分のキャラなんて勝手に滲(にじ)み出るから気にしなくていい
僕からの意見ですが、「この人は何か違う」と感じさせる要素というのは大きく分けて3つに分けられると考えています。それが、
- 専門性がズバ抜けている
- ふざけている
- 便乗して後出しジャンケン
です。少し解説してみます。
1-1.専門性がズバ抜けている(ちきりん、中村祐一さんタイプ)
ちきりんさんは社会について詳しいし、中村さんは洗濯という分野で右に出るものは居ませんよね。
純粋に専門性が高い人の文章というのは、それが仮にお役立ち記事であっても、「キャラが嫌でも立ちます」。最終的にこれが一番楽です。何故なら相手にキャラが立っているように思わせようと考慮して文章を書かなくていいからです。ですけど、これはいうまでもなく難しい。最終的に目指せるならここを目指したいですが、いきなりここを目指して文章を書いてもキャラは立たないと思います。
1-2.ふざけている(LIG、バーグハンバーグバーグタイプ)
僕が今目指している方向性がこっちなんですけど、それは何故かと言うと、相手を巻き込む上で選定を決める重要な情報を、ふざけたレールの上に乗っけた方が押し付けがましさがなく、相手が勝手に納得するからです。
▼例えばこういう記事とか。
で、僕がさっき言及した「相手を巻き込む上で選定を決める重要な情報」というのはこういうものです。
この「情報」を単に、「適当にムダ毛をむしると、色素沈着(黒ずみ)が起こったり、毛穴の中や入り口が傷つき、そこに雑菌が入って炎症する事もあります。できればプロに任せましょう。」とテキストで書いただけで、一体どこの誰が信じるんですか?って話になっちゃう。だから、こういったふざけたものやストーリーに乗っけた方が読むし信じるし行動するわけです。
とは言え、これも難易度はそれなりに高いです。理由は「表現技法と笑いのセンスを鍛える必要があるから」ですね。まあ、そこは気合でなんとかするしか…
1-3.便乗して後出しジャンケン(和佐大輔、イケダハヤト、天使タイプ)
せこいけど、ある程度効果を発揮するやり方です。僕のこの記事も三浦さんのコンテンツに便乗して後出しジャンケンしてます。ただ、このやり方にもデメリットはあって、理屈っぽくなるので、女性に共感されない割合が大きいです。さらに、これが決定的なんですけど、このやり方は元々ファンの母数がないと一見さんにはあまり効果がありません。
要するに世の中の著名人の発言に対抗して論破したところで、その人にファンや支持者がいなければバズらずに「単なる小者の批判」としか思われないので、こういうやり方は元々ファンや関係性を持った人とより信頼性を築く為のツールでしかありません。これから関係を築く人には不向きだということです。
以上、3つ話しましたが、こういう事を繰り返していれば、嫌でもユニーク性が出るので、気にしなくていいというのが僕の持論です。出そうと思って出すもんじゃないと思います。やることやってれば、いつかは自分に興味持ってもらえるので。
2.お役立ち度を下げずに自分の理念やメッセージを潰さずに伝えるには?
三浦さんの主張:コンセプトから分断しないように理念を伝え続ける
天使の主張:くどいくらいに、繰り返し言う
僕も三浦さんと同意見で、理念があるならわかってもらえるまで言えばいいと思うんですよね。例えば僕は今ステップメール作り直してますけど、そこでは「アフィリエイトは筋トレと同じ」「情報だけ沢山知っていて、アウトプットしてない奴は所詮ザコ」だって言ってるんですよ。毎回毎回ビデオセミナー作って、毎回言い続けてるわけです。同じことを手を替え品を替え言い続けることで、自分の理念が徐々に共感されていくものだと僕は思っているので、1回や2回言って相手に伝わるなんて思わないことですね。
「お役立ち度を下げずに」って考え方に僕は違和感を感じていて、自分の主張を入れるポイントですよね。一番冒頭に自分の意見入れたって誰にも共感されないんで、先にお役立ちになるものを与えて、そのコンテンツに自分の主張を乗っけるというやり方でないと、伝わらないと思うんですよね。だから「お役立ち度が下がる」とかはありえないと思いますけど…
3.キャラの設定で考えている要素について
三浦さんの主張:「主語」・「方言」・「語尾」
天使の主張:「攻撃的な言葉」と「笑い」のバランス
僕が最近意識しているのはここらへんです。表現技法は何使ってもいいと思います。僕は主語を「僕」も使うし「俺」も使いますけど、書いてて怒ってる時は「俺」になるし、それくらいの変化があった方が相手に温度が伝わると思うんですよね。「私」という主語は僕が日常的に「私」と言わないので殆ど使いません。三浦さんが言うように、仮に「私」の方が「僕」よりも緊張感が高く見られるとしても、僕が普段使ってない言葉を使うのはなんかしっくり来ないんで、使わないですね。
これに関係してくる話ですけど、要するにテクニックが100あって、それら100を全部使えるとは限らないわけです。だから取捨選択する必要がある。自分にとって特に大事だと思っているものを使い続けるのが僕は重要だと思ってます。
僕はキャラ設定を考える前に「なぜキャラ設定が必要なのかを考える」ことが重要だと思っているので、僕がキャラを作る目的としては「差別化してリピーターを増やすこと」でしかないんですよね。だって、僕がやってるお役立ちなんて、誰だってできるわけですから、唯一無二のサービスとか、無理だと思うんですよ。じゃあ同じことを教えているけれど、より面白い方がいたら、そっちに行くわけじゃないですか。そこで初めてキャラが必要になると思うんです。
で、基本的に人が何に快感を感じるかと言うと、「批判」と「笑い」だと思うんですよね。所詮ネットにいる人間なんて皆、何かの野次馬だと思うんで。その野次馬が何に興味湧くかと言ったら「批判」か「笑い」だと思うんですよ。尤もらしい悪がそこにあって、それを攻撃すると乗っかってくる。でもそれをやりすぎると、ただのレイシストに思われかねないですし、本気で怒るというよりは小馬鹿にするくらいの感覚で、主張するのがいいのかなと思ってます。でもまあ、基本は笑いだと思います。みんな退屈で窒息しそうなんで。
4.書くということの副作用について
三浦さんの主張:言葉の感度が上がる
天使の主張:相手を許せるようになる
これは書くということの副作用というかビジネスをやることの副作用に近いんですけど、人をよく見るようになるし、自分も色々な事を言って、少なからず何かを書けば、誰かが傷付くし、主張も僕の性格が変わるにつれてどんどん変わっていくんで、気に入らない奴がいても、結構許せるようになっていくんですよね(笑)
というか、許すしかなくなるんですよ。自分がやっている活動の中にも少なからず汚い部分とかって絶対あると思うんで。僕はビジネスを悪が前提、悪というか、悪巧みが前提で成り立つものだと思っているし、誰かを巻き込むし、巻き込んだ誰かが絶対に幸せになる保証もないわけですよ。だから、不完全な結果に終わって、自分のコンテンツ力の無さを省みることもあるし、その責任感があるから、だからビジネスを辞めるなんて選択肢も考えられないし、ずっと続けられると思うんですけど、どんな理由があろうと、僕が書くのを止めたら僕のビジネスはそこで終わるわけじゃないですか。だから書き続けないといけないわけで、そうなってくるとどんなにダメな人を見ていても、結構許せるようになってくるんですよね。これはある程度書き続けないとわからないと思うんですけどね。
旧5(ボツ).Yahoo!ニュースのコメントについて
この音声は三浦さんがボツにしたので、何を書いていたのかは内緒です(笑)
基本的に僕は、インターネットは論理が破綻している勘違い野郎共の掃き溜めだと思っているんで、去年の半ばくらいからあまり気にならなくなりました。もう世間に絶望してます。感情で善悪を判断し、真面目に「事に当たれない」のが大衆だと思ってます。
5.言葉の洗脳力について
三浦さんの主張:事実に色を付けて書くのは好きじゃない。言葉を鵜呑みにせずに事実を見るクセを付けよう。
天使の主張:僕も好きじゃない。でも僕たちは釣りでいいと思う。
結構これはアフィリエイターに直結してくる問題だと思うんですけど、要するにブログのタイトル、メルマガのタイトルで誇張しすぎると信頼を失ったりする場合があったりします。けども、僕はこの1年間で、事実をそのまま説明したタイトルよりも、メリットを前面に押し出す、キャッチーなタイトルが多くなりました。これも僕の心境の変化だったりします。
▼例えば、Netgeekのこの記事をご覧下さい。
このエントリの記事タイトルには「10年修行なんか意味ねーよ!数ヶ月だけ寿司アカデミーで学んで海外に進出しろ」と書いてますが、ホリエモンは動画内で、そのような発言はしていません。要するに方向性は合っているけれど、そんな発言はしていないし、嘘だとも言えます。
これに関して僕はムカつく場合もあるし、そうじゃない場合もある。ぶっちゃけ、ネットのバイラルメディア、ニュースメディアの記事は僕にとってムカつくものが殆どですが、だからと言って「無いよりは絶対にあった方がいい」と思ってます。つまり、自分にとって気に入らないものについてアンチテーゼを唱えることはあっても、無きものにして消そうとは思わないわけです。何故なら、世間のアンチテーゼを唱えることが僕のポジション取りに関係してくるからです。
もう一つ理由があって、これからの時代は更に「釣り」や「誇張表現」が多くなるだろうと思うし、その流れを止めるよりかは、「釣りが存在することを前提としてメディアを観察する」方が僕らの成長が加速すると思うからです。例えば1年半ほど前に毎日2ちゃんねるブログをアンテナ伝って徘徊していたけれど、半分以上は嘘だったりします。でも自分にとってメリットがないわけでもないんですよ。自分の目的に合わせて感情を横に置いて情報を見ればいいと思います。
まぁ、テレビでニュースが事実をそのまま事実として伝えるべきだというのは僕も同意見です。そうあってほしい。
でも言葉というのは放たれた瞬間に少なからず誰かを洗脳してしまう可能性を内包してるので、誤解や勘違いありきのツールです。だから僕は「勘違いして怒ったり不快になった人間はその程度でしかない」と思ってます。全てを伝えきる前に勝手に自分の都合のいいように解釈してメルマガ解除する人もいるでしょうけど、そういう奴は所詮その程度の許容しかないんだということです。もう言葉の正しさを他人に強く求めるよりかは、個々のリテラシーを高めた方がいいんじゃないかと。
長くコンテンツホルダーとして生きて行くには、言葉の誤解や勘違いを幾多も越えても尚、相手と関係性を持ち続けようとする許容が絶対に必要だと思ってます。
ちなみに僕は自分が嫌いな人間のメルマガは解除せずに、時折チェックしてます。
お前を見ているぞ
コチラからは以上です。