1日のエイプリルフールの時、SNS上でガールズケイリンのお騒がせ乙女・中山麗敏(32)の「結婚しました」という投稿があり、これはまたシンプルなウソやな…、ケガばかりして愛に飢えているんやな…、と感じていた。
ところがこれは事実だそうで「おめでとうございます!」としか言いようがない。また報道というか、通報というかによると、お相手の方は競輪関係団体の職員だそうで、将来の競輪界を先頭に立ち、またいつかは頂点に上り引っ張っていく逸材の方のようだ。重ねて「おめでとうございます!!」だ。
競輪を支えている人たちは多くいるわけだが、現場で、前線で私利私欲とは隔絶された感性を持ち、情熱を持って働いている人たちがいる。記者は、そうした関係者の方々の協力を大いに得て円滑な仕事をさせていただいているのだ。これからも、よろしくお願いいたします。
競輪の平成26年度の総売上額は6158億8102万9300円だった。平成3年度から22年間連続で前年比マイナスが続いていたが、23年ぶりに前年度を1・6%上回ることになった。これで下げ止まりをと思うところだが、「そうではなくV字回復を!」という意見を聞いていた。日本写真判定株式会社社長の渡辺俊太郎氏だ。
先月、千葉競輪の存廃問題の取材をした時に、今年度は前年比でプラスに持ち直し、下げ止まりの模様ですが、という話をした時だ。「下げ止まりと言っているのではなく、V字回復に持っていかないといけない。新しいファンを取り込んでいかないと」と視線を厳しくしていた。「今のファンだけを相手にしていたら、下がっていく」。まだ競輪に参加していない成人層をターゲットにしてアピールすることを訴えていた。
まさにその通りだ。また他の関係者の方からは「単勝をやらないとダメだ」の訴えを聞いた。今月から他の部署に異動になるため「また何年後か競輪事業に戻ってきてやる」と燃えながら、単勝の復活を訴えていた。「女の人は何人もの男を好きになるか? 好きな男は1人だろ。女の人たちが買える、好きな男1人の単勝車券が大事なんだ」という理論だった。だいぶお酒が入っていたこともあっての話なので、参考までにで紹介するが、一つの真理をはらんでいるだろう。(ガールズケイリンもあるので、逆のパターンもあります。「1人の男は、1人の女を…」)
まず競輪を応援する形で参加できるシステムの構築は急務!ということなのだ。GⅢ以上での単勝の復活。そして、GⅢ以上の開催の審判団統一を訴えたい。
高知記念は5日に最終日を開催する。このエントリーを書いているまさに今、単勝など、新規ファン獲得に向けての話をよくする浅井康太(30)が、準決10Rで前で頑張っていた近藤龍徳(24)を必死に残そうとしていた。新しく競輪を知ったファンが、こうしたレースの意味を深く感じてくれるようになれば、こんなに素晴らしいことはない。