MRJ、100席クラスも 三菱航空機が機種拡充検討 【共同通信】
三菱航空機(愛知県豊山町)の森本浩通社長は11日、名古屋市内で記者会見し、初飛行を終えた国産初の小型ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の事業戦略として、現行の試験機よりも席数が多い100席クラスの開発を検討する考えを示した。 三菱航空機が現在開発を進めているのは90席クラスと70席クラス。今後、機種を拡充し、海外の航空会社からの受注拡大を目指す方針だ。 森本社長は「欧州や日本でも、100席クラスの機体がほしいという声がある」と説明。三菱航空機として100席クラスのジェット旅客機の世界需要を調査していることも明らかにした。 |