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【iRONNA発】SEALDsは恋人を守らないのか 皆川豪志(産経新聞出版)

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【iRONNA発】
SEALDsは恋人を守らないのか 皆川豪志(産経新聞出版)

安全保障関連法に反対する学生グループ「SEALDs」が開いた集会には、野党5党の幹部らも出席した=10月18日午後、東京・渋谷

 それだけなら近所の方は、「変わった学生さんだな」「自分勝手な子だな」と苦笑するだけかもしれませんが、SEALDsとしてはさらに、きっぱりとこう言わなくてはなりません。

「憲法九条があるから強盗なんて来ません」

 さあ、いよいよ周囲のみなさんは、ドン引きです。大変な奴が近所に住んでいたことがわかり、強盗よりも不気味に思われるでしょう。それでもSEALDsは自らの思想信条にのっとり、大人たちに負けてはいけません。ラップ調で太鼓を叩きながら、ボルテージを上げてください。「ゴートー反対!ケンポー守れ!キュージョー守れ!」…。

 もう少し、集団的自衛権の話題に踏み込もうかと思いましたが、馬鹿らしいのでやめます。ここで自治会の人たちが話し合っているのは、「自分たちが強盗をする」という話ではなく、「強盗が来たらどうするか」という話なのですが、「説明が足りない」のかもしれません。

 「若者なのに政治に関心がある」ともてはやされたSEALDsのみなさん、気を悪くされたらごめんなさい。ただ、私はそれだけで素晴らしいとは決して思えないのです。関心を持ったら、声を上げる前にまず勉強してほしいと思います。自分たちを持ち上げてくれるマスコミや無責任な野党の意見だけでなく、関連する書籍を賛否両論含め読んでほしいのです。そして、身近な問題に置き換えて考えてほしいと思うのです。

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