先日コメントしたブログで、私のコメントも拾っていただけました。ありがたい、ありがたい。
みなさんに教えてもらった「小学校高学年の子どもにおすすめしたい本」 - がんばる小学生
子供が大きくなる前に、自分で一通り読みたくなってきた。
2015/11/11 21:14
こうやって、いろんな人がコメントをつけて、新たな発見があるのはとても面白い。読んだことのない本がたくさんあり、「小学校高学年の子どもにおすすめしたい本」と言いつつも、自分が今から読みたくなってくる。自分でコメントした「賢者の贈りもの: O・ヘンリー傑作選I (新潮文庫)」は、季節的にももうすぐクリスマスでちょうどいいな。
自分も触発されて、ちょっと昔を振り返りながら、小学校中学年〜中学生に読んでほしい本を紹介したいと思う。せっかくなので、1冊読んだだけでは終わらない、シリーズ物、上中下巻等に分かれているものに絞ってベスト8を紹介したい。
1.アルセーヌ・ルパン シリーズ
ルパン三世じゃないよ!銭形も、次元も五右衛門も、藤子ちゃんも出てこないよ!ルパン三世しか知らない子たちには是非とも読んでほしい。正統派ルパンはしっかりと紳士なんです(小学校高学年向け)。
2.ズッコケ三人組 シリーズ
今では中年になったらしい三人組。昔はこんな(↑)感じの小学生でした。今は文庫もあるんですね。小学校の図書館にあったものは、ハードカバーでずしりと重かった(小学校中学年向け)。
3.ブレイブストーリー
あれ?初期のデザインって、もう絶版なんでしょうか。個人的には以前の表紙の方が好きだったんだけどなぁ。
こてっこてのファンタジー。宮部みゆきさんが書いているファンタジーだよ?つまらないなんてことがあるだろうか?(小学校高学年)
4.新世界より
こちらは中学生向けファンタジー。話の中の怖い部分を感じるためには、小学生だとすこーし読むのは早い気がするのだけれど、そう思うのは最近の小学生を見くびりすぎでしょうか。
確か自分は、息子が生まれた時に買い込んだ。そして、夜中、息子がお乳欲しさに起きるのを待つ間、じーっくりと読んだ記憶がある。義理の父は若干呆れ模様だった。(中学生)
5.スキップ・ターン・リセット (時三部作)
北村薫さんの「時三部作」シリーズ。自分が読んだのは高校1年生だったと思う。国語の授業で紹介されて、読み始めたら止まらない。確か中間テストの直前に、国語の勉強という名目でひたすら読んでいた記憶がある。当然テストは、国語を含め散々なものだった。中学生くらいなら、ファンタジーを離れてこういった本に手を伸ばす時期かなぁと思います。ファンタジー一直線の人は、それはそれで応援するけどね!(中学生)
6.ガンバ シリーズ
勇敢なネズミたちの物語としてお馴染みの、「ガンバと十五匹の仲間」シリーズ。個人的には分厚い本シリーズの王様みたいな立ち位置。アマゾンのリンクは、あえて単行本にしています。文庫じゃ彼らの物語の重さは実感できないぜ!
そういえば、小学生の時には、イカサマのサイコロ占いに憧れて、ポケットに2つのサイコロを忍ばせていた。あと一歩で黒歴史になるところだったな……。(小学校中学年〜高学年)
7.ブラックジャック シリーズ
マンガの何が悪い!ONE PIECEとか面白いじゃないか!
ということで、小学校の図書館に置いてあった数少ないマンガから、ブラックジャック。もはや王道かもしれません。(小学校高学年)
8.はなはなみんみ物語 シリーズ
これこれ!これだよ!思い出すのに30分ぐらいかかったよ!タイトルが全然思い出せなくて、「分厚い本 物語」とか検索していた時に、ふと「魔法の物語」ってフレーズが出てきたら、検索トップにアマゾンのページが!さすがグーグル先生!!
ちょっと興奮しすぎた。この本も、ガンバシリーズに負けないくらい分厚い本。しかも驚いたことに、このご時世に単行本で復刻しています。ランドセルに入れるのに苦労したあの体験がよみがえる……!!ガンバシリーズが王様なら、こちらは分厚い本シリーズの女王様。小人の物語をぜひご賞味あれ。(小学校中学年〜高学年)
ちなみに、「シャーロックホームズは!?」「少年探偵団は!?」というツッコミがあることは承知しているし、「青い鳥文庫のパスワードシリーズずっと読んでたんだから紹介しなさいよ!たくさん買ったのに!」という母の指摘が飛んできそうだけれど、ざっくりとカットしました。そうゆうの、好きな人は勝手に読んでますよね?
あと、「本の内容書いてないじゃないか!」という点については、そりゃamazonの書籍紹介とかレビュー欄に書いてあるので……ってことで逃げたいと思う。内容を言い始めたら、1冊1記事以上になりますね。
あぁ、本を開きたくなってきた。特に、分厚い「ガンバ」と「はなはなみんみ」を読みたくなってきた。気が向いたら、高校生〜大学生編も書いてみよう。面白い本が溢れていて、飽きないなぁ。