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 韓国政府関係者は11日、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記の側近、崔竜海(チェリョンヘ)朝鮮労働党書記が最近、「革命化教育」と呼ばれる思想教育を受けているとの見方を示した。崔氏は、7日に死去した李乙雪元帥の国家葬儀委員(委員長・金正恩氏)に選ばれず、一部で「粛清説」が飛び交っていた。

 李元帥は抗日パルチザンの代表的存在。崔氏も父親がパルチザン出身で、自身も労働党書記という高い地位から、158人で構成する葬儀委員から漏れたのは「異例の出来事」(別の政府関係者)とされた。

 革命化教育は、公務で失敗を犯したり、私的に徒党を組むなど「反党行為」があったりした当事者に対し、数カ月から数年かけて行われる。

 韓国の国家安保戦略研究院の劉性玉院長は11日の講演で、正恩氏が出席して10月に完成式を行った北部・両江道の白頭山英雄青年発電所が十分に稼働していない責任を問われた可能性があるとの見方を示した。(ソウル=牧野愛博)