どんなに俗悪な環境でも人間なんでも慣れます。
虫に慣れる
私は昔は新築の高層マンションに住んでいて、そこそこ良い暮らしをしてました。
当時はそれが当たり前かと思いましたが、親の仕事の都合で引っ越し。
次の家は古くて汚い社宅でした。
お風呂は薄暗くて深い溝があり、最初すっごい嫌悪感がありました。
夏場には社宅の階段には大量のカナブンやセミが死んでいて踏んでしまうこともありました。
しかし長いこと入るとそれらのことは慣れてしまいます。
今振り返れば、ものすごい気持ち悪い環境で子供時代を過ごしたと思います。
魚に慣れる
釣り堀のバイトでお姫様キャラの女の子が同期でいたのですが、最初は私達二人とも魚に触るのがとても嫌でした。特に同期の子の拒絶は凄かったし当たり前な反応だと思います。
魚はぬるぬるして気持ち悪いし、臭いしニオイ取れないし、暴れるし怖かったです。
しかし、給料が高くてラクなバイトだったので、最初は嫌がりつつも、何とか2人とも慣れていきました。
あんだけ魚を嫌がった同期も魚をキャッチ&リリース出来るくらいに成長しました。
解体に慣れる
私は理系の大学に進んだので、動物の解剖実験の授業がありました。
以下グロイので文字の色を白くしました。
読みたい人はドラッグして色を反転させて読んで下さい!
マウスを気絶させてから、生きたままメスを入れて、内臓を観察するという解剖実験です。二人一組で一匹のマウスを解剖するのですが、途中でマウスが意識を取り戻して内臓を丸出しのまま暴れました。
講師の指導で再び気絶させて、そこからさらにメスを喉まで入れてマウスは死んでしまいました。鮮やかな色だった臓器がドンドン色褪せて行く様子が分かって怖かったです。おまけに脱糞までされてしまったことが衝撃で、その日は一日中呆然としていました。私とペアを組んでいた女の子も同じ状態でした。
その後私はその学科を辞めて別の学部へ進み、彼女は残りました。
学部は違えど学内で会うことがあったので、近況を聞く機会がたびたびありました。
あれから解剖の授業は何度もあり、最初は怖かったり罪悪感があったけど動物の解剖に慣れてしまった、と言うのです。むしろ怖がってる暇はない、と頼もしくなっていました。彼女に限らず他の生徒も同じように慣れて行きました。
何でも慣れるもんだと悟る
最初はワーキャー言っていても人間なんでも慣れるものですね。
どんな環境に晒されてもある程度時間が経てば順応していくもんだと思いました。
個人差はあれど誰でもある程度は「慣れる」能力があるので、それは希望があると話だと思うのですがどうでしょうか?笑
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