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2015年VPS比較:お名前/さくら/Conoha/CloudCore/GMO/カゴヤ/Serversman/Vultr/WebArena+AWS


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1.
2012/11/06 「2015年VPS比較:お名前/さくら/Conoha/CloudCore/GMO/カゴヤ/Serversman/Vultr/WebArena+AWS」
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1. はじめに
    1. 文章目的: VPSでは「ベンチマーク」が重要な訳
    2. VPSとは
    3. 所謂「クラウドサービス」とVPSの違い
2. 大手各社の比較
    1. 初っぱな端的まとめ
        1. 国内にDCがある主要VPS
    2. VPS主要各社のプランの特徴説明(50音順)
        1. Vultr
        2. WebArena
        3. お名前.com VPS
        4. カゴヤVPS
        5. CloudCore(KDDI)
        6. ConoHa
        7. さくらのVPS
        8. Serversman(DTI) VPS
        9. GMO VPS
        10. その他: 専用サーバー
3. VPSを実際に契約して各種ベンチマーク&性能比較
    1. VPSの実測値での比較
        1. ベンチマーク1(hdparm)
        2. ベンチマーク2(巨大ループで1つのファイルに出力)
        3. ベンチマーク3(多数のファイル生成&削除)
        4. ベンチマーク4(unixbench)
        5. ベンチマーク5(回線速度)
    2. その他比較要素
        1. 支払い方法
    3. 各VPSの使い道(50音順)
        1. 総評&自分の実際の契約状況
4. データ詳細(cpuinfo & unixbench)
    1. Vultrコンピュートインスタンス(2コア/2GB/SSD/CentOS6)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    2. Vultrストレージインスタンス(1コア/1GB/HDD/Ubuntu14)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    3. お名前.com(2コア/1GB)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    4. お名前.com(3コア/2GB)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    5. お名前.com(4コア/4GB)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    6. お名前.com(6コア/8GB)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    7. カゴヤ・クラウド/VPS A
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    8. カゴヤ・クラウド/VPS C
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    9. CloudCore(2コア/2GB/ext4-Ubuntu12) ※2015/01
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    10. CloudCore(2コア/2GB/ext3-CentOS6)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    11. CloudCore(6コア/12GB/ext4-CentOS6)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    12. CloudCore(6コア/12GB/ext4-ubuntu12) ※2015/02時点
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    13. CloudCore(6コア/12GB/ext4-ubuntu14)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    14. Conoha(2コア/1GB/Ubuntu14) 2015/05
        1. unixbench
    15. Conoha(2コア/1GB/CentOS7) 2015/05
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    16. さくらのVPS(2コア/1GB/HDD) ※2013/01時点
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    17. さくらのVPS(3コア/2GB/HDD) ※2013/12時点
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    18. さくらのVPS(6コア/8GB/HDD) ※2013/01時点
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    19. さくらインターネット(6コア/8GB/HDD) ※2013/12時点
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    20. さくらのVPS(3コア/4GB/SSD) ※2013/01時点
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    21. さくらのVPS(4コア/8GB/SSD) ※2013/12時点
        1. cpuinfo
        2. cpuinfo
    22. Serversman(DTI) VPS(メモリー1GBプラン)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    23. GMO VPSスモール
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    24. その他: さくらの専用サーバ(SSD/240GB)
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    25. その他: 2007年に買ったサーバ
        1. cpuinfo
        2. unixbench
    26. その他: 2011年に買ったサーバ
        1. cpuinfo
        2. unixbench
5. おまけ
    1. ログイン画面リンク集
    2. 設定注意点&設定方法
        1. お名前.com
        2. カゴヤクラウド/VPS
        3. Conoha
        4. CloudCore
        5. さくらのVPS
        6. GMO VPS
        7. Serversman(DTI) VPS
        8. AWS

1. はじめに


    1. 文章目的: VPSでは「ベンチマーク」が重要な訳

VPSは仮想環境なので、「仮想1コア」の性能は、各VPS毎に大きく異なり、実際の性能は使ってベンチマークをとってみないと分かりません。
場合によっては、同じコア数でもその性能には10倍以上の性能差があったりします。
ここでは、実使用の候補になる主要VPSについて、実際に契約してその性能についてベンチマークをとってみました。
各VPSの特徴と合わせて紹介していますので、各VPSと契約をする上での参考にしてみて下さい。

なお、VPSではなく、AWS等所謂クラウドサービスについては、別の記事「クラウドサービスのベンチマーク比較」の方に書いていきます。
    2. VPSとは

VPS = Virtual Private Serverの略、つまり仮想専用サーバです。
同じ筐体を他の方とは使う事になりますが、使う側にとっては自分専用のサーバーを使っているように見え、CPU、メモリー、HDD等を割当られた分使う事が出来ます。

主な特徴としては、
・筐体丸ごと1人で使う専用サーバよりかはかなり安い値段で使える
・専用サーバーのように高額な初期費用はかからない
・しかし専用サーバと同じようにOSレベルから独占して操作できる
・すぐ使う事が出来、契約によってはすぐ契約を止める事も出来る(日数契約が出来る)
・HWについては専用サーバーと違ってホスティング側が作動を担保し続けてくれる
・海外発のクラウド(AWS等)とかのようにネットワークやGETリクエストといった部分での従量制課金はされない&課金体系は変動部分が無くシンプルで予測可能&「クラウド」を称するサービスより3-10倍は安い
といった事が挙げれます。

また、環境は分離していますが、環境に大して責任をサービス提供社の方が負っている為、HW障害等があってもサービス提供社側で問題を解決してくれるといった、共有サーバー的なメリットと、独立した環境といった専用サーバーのメリット両面を受けれる面も有ります。
ハードウェアの提供にサービス提供社が責任を持ってくれる端的な例としては、例えばSSDには書込み回数に上限があり、専用サーバーですとその上限に達する事を自分で監視&必要になったら買い直しをしないといけませんが、VPSの場合にはSSDの寿命の監視も、その交換もサービス提供社の方が追加料金無しでしてくれるといった事があります。
ここら辺は専用サーバーに比べてもVPSの方がサービスとして優れている面にあたるでしょう。

なお、使用可能なCPUのコア数やメモリー量等リソースはそれぞれ割当てられているとはいえ、専用サーバに比べてとりわけスペックとして表示されていない、CPUの性能、Disk IOの部分や、回線部分といった部分については、実際に使ってみないと分からない実スペック面や、他ユーザーと物理サーバを共有するが故の不測の不安を抱える事にはなります。

ここでは、各VPSと実際に契約してみて性能をベンチマークして、その情報を共有させて頂いています。
VPS選びの参考情報としてご活用下さい。
また、参照用として、おまけで、さくらの専用サーバー、AWSも入れてあります。
    3. 所謂「クラウドサービス」とVPSの違い

VPSも色々機能が増えるにつれ、クラウドサービスとの垣根が微妙になってきていますが、一般的には以下のような違いがありました。

 VPSクラウドサービス注記
値段安い高い国内クラウドサービスで3倍位、海外クラウドサービスで10倍位の値段差
価格の事前の計算固定(シンプル)可変(難しい)例えばAWSではネットワークの使用帯域だけでなく、GETの数、ディスクの読み書きの数、とかも計算要素になる(因みに日本のクラウドはスペック以外は可変要素はない)
課金の単位時間VPSでも日(カゴヤ)や時間(Vultr、Conoha)単位のも出てきている
APIの提供無し有りVPSでもVultr、Conohaは提供している
マシンのコピー設定(スナップショット機能)無し有りVPSでもVultr、カゴヤ、Conoha、Webarenaでは利用可能
事前インストール各種ソフトセット無し有りVPSでもConoha、Vultrではgitlab、redmine、wordpress等々色々追加されてきています。
プランの移動無し有りVPSでもVultrとかは上位プランへの途中変更が出来ます
LANによる複数台接続無し有りVPSでもConoha、さくら、Vultrとかは出来るようになっています
SLA(サービス稼働率保証)無し有りVPSでもGMO、Conohaとかは提供しています。Vultrは100%で提供しています
二段階認証によるWebコンソール画面の保護無し有りVPSでもConoha、Vultrは対応しています

こうしてみてみると、昔はクラウド型サービスとVPSのサービスには明確な差がある感がありましたが、部分部分ではクラウド型サービスが実現している事をVPSでも出来るようになっていて、機能としてはクラウドなのかVPSなのか、どちらとも言い難いとなってきているものもあります。
ただ、共通して言える事としては、価格としては、まだVPSの方が数倍(3-10倍以上)は安い状況とは言えると思います。
2. 大手各社の比較

VPSで契約するとしたら候補になる大手VPSについてまとめてあります。
どのVPSもオールマイティというより、それぞれがそれぞれなりの強みがあるの状態になっているので、それぞれの特性を理解して、適材適所で契約する事が必要になります。
    1. 初っぱな端的まとめ

諸々この記事でベンチマーク結果を記載していますが、VPS各サービスの特徴を端的にまとめると以下の通りになります。
      1. 国内にDCがある主要VPS

VPS活用ポイント注意ポイントCPU2コア/メモリ2GB以上の最低値段CPU単体速度SLA
VultrSLA100%。時間単位課金。LAN接続有り。開設初月はなんやかんやで6ドル分最初から無料で貰える。日本リージョン対応はしているが文章は全て英語。ファイルシステムが現時点ではUbuntu/CentOSの最新版でもext3。在庫変動しているのか、選べるコースが日によって異なる1800円(2コア/メモリ2GB/SSD45GB/無料転送枠600GB)速い100%
WebARENA VPSクラウド回線が2Gbpx共有と太いのでそれなりに帯域を使う場合。またインスタンスコピーによる設定ができるので複数台で冗長構成を取る場合手間上助かる。監視機能・ロードバランサーの提供等は企業ユースに役立つ契約の単位が4コア/6GB/HDD200GB or SSD100GBしかない。無料のお試しがWebで完結せず紙を通してやらないといけない&お試しからそのまま本番には移行出来ない2520〜3600円(4コア/メモリ6GB/HDD200GB or SSD100GB)遅い無し
お名前.comCPU性能高くてCPU単価は一番安い。単体サーバ構成でコスパ優先で性能重視ならConohaと違ってLAN接続に未対応1315円(3コア/メモリ2GB/HDD200GB)速い無し
カゴヤHDD単価最安&環境複製楽々&日額課金が出来るネットワーク制限厳しい&契約サーバーに明らかに当たり外れがある、LAN接続未対応800円(3コア/メモリ2GB/HDD200GB)普通無し
CloudCoreIOが他に比べ今の所安定。メモリー単価が安いのでメモリー重視の場合向いているOS入れ直さないとファイルシステムがext3、最低契約期間が3ヶ月単位と長い、LAN接続未対応1200円(2コア/メモリ2GB/HDD100GB):年契約速い無し
ConoHaLAN接続可能&時間課金出来る&初期費用0&インスタンスコピー出来る、API操作が出来る、Load Balancerも選べる、等相当クラウド寄りになってきてて機能面が充実SLAの数字高くても、実際の不安定さは他VPSより目に見えて高め&ディスクの速度が不安定&新規生成されるインスタンスの性能が不均一&デフォルトのディスク容量が小さい1750円(3コア/メモリ2GB/SSD 50GB)速い99.99%
Serverman VPS最安プランがある。SEO用サテライトサイトとかに向いてる最安なりにCPUの性能もダントツ低い934円(4コア/メモリ2GB/HDD100GB)凄く遅い、LAN接続未対応無し
さくらのVPS専用サーバー&クラウドといった強みがあるサービスが他に提供されててそれらと補完した組み合わせが考えられる&LAN接続が可能になった&SSD版はIOの安定が期待出来る&SSDとHDDを容量と費用を鑑みながら選べる&歴史の長さ等から企業ユースの信頼度があるVPSの一つと考えられてるCPUは最高レベルではない。リソース使い過ぎで制限かけられたという話をチラホラ見かける(自分はかけられた事はないですが)1580円(3コア/2GB/SSD50GB or HDD200GB)普通無し
GMO VPSメモリー単価が安めで、SLA99.95%が欲しい場合&オブジェクトストレージ提供最高パフォーマンスを出させる為に設定段階でしないといけない事が多い(※GMO VPS設定手順参照)、LAN接続未対応933円(3コア/メモリ2GB/HDD100GB)遅い99.95%

なお、稼働保証(SLA=Service Level Agreement)の有無・高低と関係なく、サービスは落ちる時は落ちているとは言える状況なので、そこは気休め程度&ビジネス上SLAがある事を要件とするかどうか、といったところだと思います。

また、ここでは取り上げませんが、Wordpress専用のサービスのクラウド的なサービスもあります。
Wordpressだけで済んでしまいそうな場合には、こうしたものも考慮の候補にはなりえるでしょう。
サービス月額特徴
コアプレスクラウド(Value Domain)500円〜Fusion-ioDrive、オートスケール、WPコピー機能、バックアップ、24時間障害対応

    2. VPS主要各社のプランの特徴説明(50音順)


      1. Vultr

http://www.vultr.com/
所謂クラウドの特性(時間単位課金/API操作可能/インスタンスのコピーからの作成/プランの移動(上の方にのみですが)を持ったVPS。
LAN接続可能。
そうしたほとんどクラウド的な要件を満たしているVPSのタイプで、日本国内(東京)にDCがある、というのが極めて特徴的。

海外発のVPSなので、マニュアルとか含め英語。
プラン的には米国の方がフルで日本は一部使えないという関係にあるが、容量重視のストレージインスタンスが2015/06から使えるようになった。
といっても、CPU数の上限等でまだまだ海外のフルプランとは差があるが。

転送量に対して課金が発生しうるという所が国内VPSとは異なる。
また、日本の場合はNewYorkと比べ、帯域の無料分は現状2/5、無料枠を超えた時の費用も2.5倍かかる(時が経つにつれその格差は減少改定されていますが)。とはいえ普通に使う限りは中々達する事がない位の無料枠幅ではある。

日本のVPSよりは高いとは言えるだろうが、機能的にAPIが使える = AWSのように高くて、価格の計算が難しいクラウドは使いたくないけど、Infrastructure as codeを実現したい、という会社・技術者に向いている。
また、時間単位課金も国内VPSだとまだconohaだけなので、その他活用用途が色々考えられる。
機能的には魅力的だけど障害だらけでそれを何ヶ月経っても解決出来ないConohaが怖い、という場合には、Vultrが考える対象になるでしょう。

ComputeインスタンスのHDDは全てSSD。
あと、ファイルシステムがext3だったので、その制約が気になる場合には、気をつけた方が良い(isoから自分でOSを入れる事は出来ますが)。
CPUの速度は、ベンチマークの結果から見るに、最高レベルと言える。

SLA(サービス提供保証レベル)は100%を主張し、きちんとその返金(というかその分無料となる時間枠)を明示してくれているのが、他に比べての最大の特徴と言えるかもしれない。

初月は何やかんやで6ドル分位無料で貰えるので、とりあえず
http://www.vultr.com/
でアカウントを作ってみて、ちょこっと使ってみるのもあり。

cpuinfoの情報を見ると、それが本当ならばですが、コンピュートインスタンスCPUは3.6GHzは、ストレージインスタンスのCPUは2.4GHzとなっている。

コンピュートインスタンスのプラン
プランメモリ768MBメモリ1GBメモリ2GBメモリ4GBメモリ8GBメモリ16GB
月額利用料金600円(5ドル)960円(8ドル)1800円(15ドル)3840円(32ドル)7680円(64ドル)15360円(128ドル)
初期設定費用0円0円0円0円0円0円
CPU仮想1コア仮想1コア仮想2コア仮想2コア仮想4コア仮想8コア
メモリー768MB1GB2GB4GB8GB16GB
ディスク容量(SSD)15GB20GB45GB90GB150GB300GB
転送量無料枠400GB800GB1200GB1600GB2000GB2500GB
※120円/ドル で計算

コンピュートインスタンスのプラン毎のコストパフォーマンス比較
プランメモリ768MBメモリ1GBメモリ2GBメモリ4GBメモリ8GBメモリ16GB
月額利用料金600円(5ドル)960円(8ドル)1800円(15ドル)3840円(32ドル)7680円(64ドル)15360円(128ドル)
初期設定費用0円0円0円0円0円0円
CPU1コアあたり600960900192019201920
メモリー1GBあたり781.25960900960960960
ディスク容量(SSD)1GBあたり404840435151
転送量無料枠1GBあたり1.51.21.52.43.86.1

ストレージインスタンスのプラン
仮想コア数メモリーHDD転送量無料枠月額料金
1 CPU512MB125 GB400 GB600円($5)
1 CPU1GB250 GB800 GB1200円($10)
1 CPU2GB500 GB1200 GB2400円($20)
2 CPU3GB750 GB1600 GB3600円($30)
2 CPU4GB1000 GB2000 GB4800円($40)

転送無料枠を超えたら1GBあたり6円(0.05ドル)かかる。

なお、免税業者、または課金売上が95%の会社は問題ないが、そうでない事業者は2015/10以降、海外クラウドサービスの利用には、消費税を利用者側が納める、リバースチャージをしなくてはいけないので注意。
当てはまらない場合は、免税になるので、そこはコストパフォーマンス差になりますが(今の所その条件だと中々当てはまらないと思います)。
支払い金額はドル決算なので、円ドル相場の影響を受けます。

※注意: 在庫有無で常に変動しているのか、ある日は利用できたスペックのコースが、ある日は選べなくなっていたり、その後の日に復活したりしている。SLA100%は魅力的だけど、新たにインスタンスを立ち上げる時に、希望するタイプのインスタンスが無いという可能性があるというのは、辛いところ。
      2. WebArena

http://web.arena.ne.jp/lp/vps-cloud/
プランHDDSSD
初期費用無料無料
月額費用2520〜3600円2520〜3600円
CPU4コア4コア
メモリ6GB6GB
HDDHDD200SSD100GB
VPSの方式KVMOpenVZ
※2520円(=30% Off)にまで下がるのは20個契約した時

プランHDDSSD
初期費用無料無料
月額費用2520〜3600円2520〜3600円
CPU1コアあたり630〜900円630〜900円
メモリ420〜600円420〜600円
HDDHDD1G 12.6〜18円SSD1G 25.2〜36円
VPSの方式KVMOpenVZ

回線が2Gbps共用のWebarenaは回線の太さに定評があります。
プランは、複数契約すれば契約する程、月額費用は下がります。
インスタンスコピー機能があるので、同一設定のインスタンスをポコポコ作っていくのには向いています。
また、ポート&サーバー監視機能、ロードバランサー機能(別途費用発生)等も提供されています。

なお、こちらにはSLAは無いのですが、SLA100%がWebarenaのVPS Proの方では提供されています。
但し、そちらでは価格がぐんと高くなります。

目立つ短所としては、4コア/メモリ6GBプランとしては値段は妥当なのですが、それ以下のプランはない(それ以上はWebarenai vps proで契約出来ますがより高い)、といった事による、サーバーに対する要件に対して、利用出来る契約粒度のずれが気になるかとは思います。
      3. お名前.com VPS

http://www.onamae-server.com/vps/

プランメモリ1GBメモリ2GBメモリ4GBメモリ8GBメモリ16GB
初期費用無料1,600円5,410円9,220円15,886円
月額費用896円1,315円3,696円7,505円15,124円
月額費用(1年契約時)793円1,099円3,089円6,272円12,639円
CPU2コア3コア4コア6コア10コア
メモリ1GB2GB4GB8GB16GB
HDD100GB200GB400GB800GB1TB
※価格は税抜き

月々契約時: プラン毎のコストパフォーマンス比較(月額/税抜)
プランメモリ1GBメモリ2GBメモリ4GBメモリ8GBメモリ16GB
1CPUあたり448円438円924円1,251円1,512円
メモリ1GBあたり896円658円924円938円946円
HDD1GBあたり8.96円6.58円9.24円9.38円15.12円
※価格は税抜き

12ヶ月契約時: プラン毎のコストパフォーマンス比較(月額/税抜)
プランメモリ1GBメモリ2GBメモリ4GBメモリ8GBメモリ16GB
1CPUあたり397円366円772円1,045円1,264円
メモリ1GBあたり793円550円772円784円790円
HDD1GBあたり7.93円5.5円7.72円7.84円12.64円
※価格は税抜き

CPU性能が高く、また1CPU当たりの月額費用の低さから見ても、実用的に使えるVPSの中ではCPU単価が一番安いVPSです。
またHDD1GBあたりの単価(メモリ2GBプランの場合)もカゴヤを除けば一番安いです。
LAN接続がまだありませんが、CPUの性能差等の為か、例えばcassandra 3台LAN接続したさくらのVPSより、速くcassandraを動かす事ができたりします。
CPU速度とコスパを追求するのならお名前.com。

また、プランの中ではコスパ的には2GBのプランが断然ベストになっているので、高位のプランに色々詰め込むよりも、2GBプランの単位にシステムを分割していった方が、契約としてのコストパフォーマンスは最適化されます。

ただ、時間の経過と共に、ディスク速度のIOの劣化が発生する事はありえるので、その点は注意です(余りに遅くなったら、苦情を運営に記録と共に伝えると、改善してくれた事もあった)。

メモリー2GBプランの初期費用無料は、常々やっているので、その期限を気にする必要は基本的にはないと今迄の傾向では考えられます。
それより高位のプランも初期費用無料になるキャンペーンをやる時がありますが、それは本当に期間が区切られているので、運良くその時期にあたったら、使ってみる事を検討してみましょう。

また、月々更新よりも年契約の方が月額費用は低くなるので、ずっと使いそうだなと思ったら、年契約に切り替えてコストを抑える事が出来ます。
また、GMOの株を持っていればですが、株主優待5000円x年2回で、1万円/年の節約が可能です。
      4. カゴヤVPS

http://www.kagoya.jp/cloud/vps/

メニューメモリ1GBプランメモリ2GBプランメモリ4GBプラン
初期費用無料無料無料
月額費用800円1,600円3200円
CPU3コア6コア12コア
メモリ2GB4GB8GB
HDD200GB400GB800GB
※価格は税抜き

プラン毎のコストパフォーマンス比較(月額/税抜)
メニューメモリ1GBプランメモリ2GBプランメモリ4GBプラン
1CPUあたり267円267円267円
メモリ1GBあたり400円400円400円
HDD1GBあたり4円4円4円
※価格は税抜き

CPU1GBあたり、メモリー1GBあたり、HDD1GBあたり、といった、単価はどのプランでも同じなので、必要なスペックのものを選べば良いでしょう。
また、「○あたり」という事だけを見るのなら、一番安くは見えます(実際にはネットワーク制限の方が厳しい、という問題はあるのですが。2014/06の回線増強により状況が変わったかは不明)。
ただ、カゴヤは、他と違った特性があるので、それを認識した上で使う判断をする必要があります。

課金体系につては、カゴヤは日額課金なので、色々試せます。

インスタンスをコピーで同じ設定のサーバーをすぐ立ち上げられるのは管理者にとっては感涙の手間削減で、複数台同じ設定のサーバーを立ち上げるのが非常に楽です。
ただ、ネットワーク制限がすぐかかり易い(これが最大の問題)とか、いまいち信頼感が無いOpen VZ形式といった点は理解して使わないといけません。

また、CPUは、書いてある事の真偽はともあれ、/proc/cpuinfoにXeon E5系とXeon5000系のが出てきますが、最新のXeon E5系を引けるかどうかというと、無理な時はひたすら無理のようです。
ベンチマーク的にはE5系の方が良い性能が出るようです。

制限もありますが、「クラウドもどきVPS」として日額課金なので、問題が起きたら契約解除&乗り換えが簡単に出来るというメリットがあるので、それをうまく活用して使ってみましょう。
      5. CloudCore(KDDI)

http://www.cloudcore.jp/vps/

プラン名CV01CV02CV03CV04
初期費用0円3,800円5,400円9,500円
12ヶ月契約1,200円/月2,300円/月4,500円/月7,200円/月
6ヶ月契約1,600円/月2,800円/月5,400円/月8,800円/月
3ヶ月契約1,800円/月3,400円/月6,400円/月10,000円/月
CPU2コア3コア4コア6コア
メモリ2GB6GB8GB12GB
HDD100GB300GB450GB800GB

12ヶ月契約の場合: プラン毎のコストパフォーマンス比較(月額/税抜)
プランCV01CV02CV03CV04
1CPUあたり600円767円1125円1200円
メモリ1GBあたり600円383円563円600円
HDD 1GBあたり12円8円10円9円

CV02がはメモリー量が6GBと十分な量がある上、メモリー単価が安い。
CloudCoreのプランを選ぶとしたら、CPUについてはCV01の方が安いが、他に比べてメモリーが多いのに極端にメモリ単価が安いという特徴のあるCV02、後はプランとして最高のパフォーマンスが出るCV04が利用候補の軸になるだろう。

なお、デフォルトのままだとファイルシステムがext3で、パフォーマンス等々で低い結果になるので、ベストのパフォーマンスを得るにはext4が使えるOSに入れ直すという手間を踏む必要があります(しなくても他よりパフォーマンスは良い方ですが)。
また、最高の結果が出るのは、ext4+CentOSではなく、ext4+Ubuntu12のようなので、どこまでも性能にこだわる場合には更にUbuntuの使い方も学ぶ必要がある。
ただそれをすると、VPSなのに機動的に使えないというデメリット&かなりの手間が発生するので、それをするかどうかは余程長い付き合いをしていく覚悟&能力が出来たら、という事になるかと思います。
因みにUbuntu14だと原因不明の停止がランダムに起きたので、Ubuntu12のまま自分は使ってる。

料金は3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月と、ある程度の長さの単位での契約が求められるので、そこについては他よりも慎重に考える必要がある。
基本的に、明らかに12ヶ月が安いので、最初3ヶ月で契約したとして、それで満足したら12ヶ月に切り替えるのが良いでしょう。
返金保証がある20日間の間に、それで良いのか、きっちり検証しておきましょう。
      6. ConoHa

https://www.conoha.jp/

プランメモリ1GBメモリ2GBメモリ4GBメモリ8GBメモリ16GBメモリ32GBメモリ64GB
CPU2コア3コア4コア6コア8コア12コア24コア
SSD 50GB月額9001,7503,4206,67013,01025,37049,480
SSD 250GB月額34004,2505,9209,17015,51027,87051,980
SSD 550GB月額54006,2507,92011,17017,51029,87053,980

追加SSD
容量月額1GBあたり1時間あたり
200GB2,500円12.5円3.5円
500GB4,500円9円6.3円

※価格は税抜き

プラン毎のコストパフォーマンス比較(月額/税抜)
プランメモリ1GBメモリ2GBメモリ4GBメモリ8GBメモリ16GBメモリ32GBメモリ64GB
CPU(SSD50GB時)4505838551112162621142062
メモリ1GBあたり(SSD50GBプラン)900876855833813793773
SSD1GBあたり(SSD 50GBプラン)183568133260507990
SSD1GBあたり(SSD 250GBプラン)1417243762111208
SSD1GBあたり(SSD 550GBプラン)10111420325498
※価格は税抜き

GMOが、お名前、GMO VPSに続いて出してきたVPSブランド。
最後発あたりにあたるVPSですが、いつのまにか随分機能の拡張をして、日本発のVPSとしては一番クラウドとの境目に近しいVPSになった。

コスパ的には、CPU1コア or SSD 1GBならメモリ1GBプランが、メモリ1Gの価格ならメモリ64GBプランが、一番安くなる。
デフォルトのディスク容量はどのプランでも50GBと小さいので、その特徴をどう対応するかがコスパ的には課題になる。

conohaのVPSの特徴は

1) 複数台のサーバー間だけに閉じたLAN接続が出来る事。
フロントエンドサーバー+DBサーバーといった複数台構成をVPSでやろうと考える場合に候補になる。
逆に複数台でのLAN接続を使うのでなければ、同じようなコースがあって、若干月額は安く、CPUも速いお名前.comでも良いということにはなるでしょうが。

2) 時間課金 + API操作が出来るようになったので、サーバーの台数を随時変更してくようなピークの波があるサービスに向いている。
なお実際には、APIは提供すると言っているが、まだ完全な提供は始まっていないようだ(2015/05/18)。
ただし、近い内にそういう事が期待できる。

3) Load Balancerが利用可能

4) イメージコピー&バックアップといった機能を使える

5) Gitlab、Jenkins、LAMP、Redmine、Wordpress環境等、事前に用意されたものを利用出来る

6) ディスクを後から増やせる(fdisk -l、fdisk...、vi /etc/fstab、mount ....といったコマンドを自分で打つ必要がありますが)

7) GMO VPSとかと同じく、オブジェクトストレージという、HTTPを通じたディスク領域の利用&拡張が出来る

8) 2015/01からは99.99%以上稼働という、GMO VPSを超える、率的には一番高いSLA(稼働保証率)の提供を開始しました。
歴史が浅いという点で信頼度はその点低い&SLAとは関係なく障害は発生し続けているので、実態上は微妙なところですが。
実際、
2015/03/29 【障害復旧】 一部収容ホストにて通信不可/コントロールパネルより操作不可
2015/03/27 【緊急メンテナンス】ネットワーク機器メンテナンス
2015/03/26 【障害発生/復旧】 一部収容ホストにて通信不可/コントロールパネルより操作不可
2015/03/26 【障害発生/復旧】 コントロールパネルより操作不可/一部ローカルネットワーク通信不安定
2015/03/22 【障害発生/復旧】 外部からの不正通信(DoS攻撃)による通信障害
2015/03/20 セキュリティ対策に伴うネットワーク設定の一部変更について
2015/03/20 【障害発生/復旧】 通信障害のお知らせ
2015/03/19 【障害発生/復旧】 外部からの不正通信(DoS攻撃)による通信障害
2015/03/16 【緊急メンテナンス】ネットワーク機器メンテナンス
2015/03/15 【障害発生/復旧】 通信障害のお知らせ
2015/03/15 【障害発生/復旧】 通信障害のお知らせ
2015/03/13 【障害発生/復旧】 外部からの不正通信(DoS攻撃)による通信障害
2015/03/07 【障害発生/復旧】 外部からの不正通信(DoS攻撃)による通信障害
2015/03/07 【障害発生/復旧】 一部収容ホストにて通信不安定/コントロールパネルより操作不可
2015/03/03 【障害発生/復旧】 一部収容ホストにて通信不安定
2015/03/01 【障害発生/復旧】 外部からの不正通信(DoS攻撃)による通信障害
と、かなりの頻度で全体に影響する、ネットワーク障害が発生していた時も最近あり、安定しているからそのSLAのレベルを提供していますとは、実態上言えない状況である事は否めない。
Dos攻撃を受けて障害が、といつまでも言い続けていますが、ネットワーク全体で落ちたら、conohaの中で冗長性構築していても無意味だし。
勿論安定期をそこから迎える時期もいつかは来るでしょうが、新サービスにまた移行しているので&それからも障害はこのSLAで何でそこまで起きるの、という感じな状況である事は変わってないので、そこら辺はまだ微妙ですね。
なので、寧ろ「落ちても問題ない」という状況において、クラウドチックな機能を最大限活用する為に利用する、というのが今の所向いています。
安定性に目を瞑れるのなら、時間課金含めて、相当良いサービスである事は確かなので。。。
ツイッターで「conoha 障害」と検索しても、大してそういう呟きが出なくなって暫くの期間が認められるようになってから、落ちては困るようなサイトへの活用は考えましょう。

あと、新プランになって、CPU的な当たり外れは一旦無くなったように見受けられますが、ディスク速度の当たり外れが発生しているようなので、hdparmの値には注意です。
その為の引き直し(=インスタンス破壊&再度作成)にはその分お金はかかります(少なくとも1台x1時間分)。

なお、類似したコースを提供しているお名前.comの場合、12ヶ月支払いにすると2割弱安くなりますが、時間課金のConoHaにはそうした長期契約割引は存在しない。
なので、諸々含めて高い分出来る事の価値をよく見極めて、ConoHaの方を使うという選択をする必要があります。
あとは、全部SSDプランなので、ディスク容量は拡張しない限り少ないです。
GMOの株を持っていればですが、株主優待5000円x年2回で、1万円/年の節約が可能です。
      7. さくらのVPS

http://vps.sakura.ad.jp/

プラン0.5G1G2G4G8G16G32G
月額料金635円900円1,580円3,600円7,200円14,400円28,000円
月額料金(年契約時)583円825円1,449円3,300円6,600円13,200円25,667円
初期費用1000円1500円2,000円4,000円8,000円16,000円32,000円
メモリ0.5G1GB2GB4GB8GB16GB32GB
HDDSSD20GBSSD30GB/HDD100GBSSD50GB/HDD200GBSSD100GB/HDD400GBSSD200GB/HDD800GBSSD400GB/HDD1.6TBSSD800GB
CPU仮想1コア仮想2コア仮想3コア仮想4コア仮想6コア仮想8コア仮想10コア
※価格は税抜き

月々契約時: プラン毎のコストパフォーマンス比較(月額/税抜)
プラン0.5G1G2G4G8G16G32G
CPU1つあたり635円450円527円900円1200円1800円2800円
メモリ1GBあたり1270円900円790円900円900円900円875円
HDD1GBあたり 9円7.9円9円9円9円 
SSD1GBあたり31.75円30円31.6円36円36円36円35円
※価格は税抜き

12ヶ月契約時: プラン毎のコストパフォーマンス比較(月額/税抜)
プラン0.5G1G2G4G8G16G32G
CPU1つあたり583円413円483円825円1100円1650円2567円
メモリ1GBあたり1166円825円724.5円825円825円825円802円
HDD1GBあたり 8.25円7.25円8.25円8.25円8.25円 
SSD1GBあたり29.15円27.5円28.98円33円33円33円32円
※価格は税抜き

CPU1コア、SSD1GBあたりとしてはメモリ1GBプラン、メモリ1GB、HDD1GBあたりとしてはメモリ2GBプランが月額最安になる。
上位のプランになれば成る程コスパは悪くなるが、16GB以上のプランならば、専用サーバーの方を契約した方が賢いだろう。
さくらの専用サーバーはメモリ量の増加に初期費用がかかるが、月額の費用は増えないので、そこまでいくと最早専用サーバーの方が安くなるので。

さくらのVPSの特徴は

・VPS間でLAN接続が可能
・クラウドへの移行が可能(VPSの値段が安いというメリットが失われる移行なので、そこまで重要ではありませんが)
・老舗としての歴史&ユーザー数がいるので、そこから生まれる分の「実績信頼性」はある(会社に所属する立場の時、VPSとしてさくらを選んで問題になる事はない)
・VPS以外にも、専用サーバープラン、クラウドプランがあり、それぞれそれなりに使えるので、VPS以外のサービスとVPSを組み合せる時、例えば同じDCにあるのなら、サーバー間距離の面でメリットが考えられる。
・SSD版が容量が少なくなるが提供されている。SSD版は最高速はともかく、最低速の安定がVPSでも期待出来る(HDDの回転と違い他ユーザーの影響が低い)

といった所が挙げられます。

なお、試用期間中はLAN接続は出来ないので、本契約しないとLAN接続は試せませんが、本契約したら3ヶ月間は解約申込が出来ないので注意。

VPSのSSDは、さくら側が寿命が来る前に勝手に変えてくれるという点で、専用サーバーに比べてのメリットもあります。
さくらの専用サーバーはSSDの寿命を自分で監視の上、自分で購買し直して交換しないといけないという面倒さがSSDにはあります。

なお、信頼度という点では実績がある分、他より安心出来ると思われているかと思いますが、100%稼働はさくらでも期待できるわけではありません。
ただ、企業として選んで、それが個人の責任にならない信頼度があるVPSではあると言えるでしょう。
また、自分はそうした事になった事はありませんが、リソース使い過ぎで制限をかけられたという声はチラホラみかけるので、そこら辺のリスクは鑑みて使いましょう。

0.5GBプランは600円位とかなり安いので、Serversmanの1コインプランでは幾ら何でもCPUの性能が低過ぎる、という場合には、こちらのコースを使うのもありかと思います。
      8. Serversman(DTI) VPS

http://dream.jp/vps/

プラン1G2G4G
月額料金467円934円1,886円
CPU非公開(実測2コア)非公開(実測4コア)非公開
メモリー1G2G4G
ディスク容量50GB100GB200GB
※価格は税抜き

プラン毎のコストパフォーマンス比較(月額/税抜)
プラン1G2G4G
月額料金467円934円1,886円
CPU234円234円?
メモリ1GBあたり467円467円471円
ディスク1GBあたり9.34円9.34円9.43円
※価格は税抜き

仮想コア数がトップに書いていないので、コア数は実際に契約して情報を得る必要があるという。

それはそれとして「1コイン=約500円」あれば契約出来るコースがあるのが特徴。
値段は最安だが、それに応じて性能も低くなっているので、それを前提とした用途で活用する事が必要。
IPアドレスを買うという観点では最安である事に意義があるので、SEO用サテライトサイト等、軽いサイトの用途に向いていると思う。
ファイルシステムは比較している中で唯一つReiserFSを採用(ext3よりかはパフォーマンスが出る)。

逆に1コインの「最安」プラン以外は、「最安」プランに比べれば最安ではないが性能は低いという事で中途半端な位置付けになるので、中々使い所を見出すのに苦労するかと思う。
      9. GMO VPS

http://vps.gmocloud.com/
プランメモリ2GBメモリ4GBメモリ6GBメモリ8GBメモリ12GB
月額利用料金(12ヶ月契約)933円1,885円3,791円5,695円9,505円
初期設定費用0円3,791円5,695円9,505円18,857円
CPU仮想3コア仮想4コア仮想5コア仮想6コア仮想7コア
メモリー2GB4GB6GB8GB12GB
ディスク容量100GB200GB400GB600GB800GB
※価格は税抜き

12ヶ月契約時: プラン毎のコストパフォーマンス比較
プランメモリ2GBメモリ4GBメモリ6GBメモリ8GBメモリ12GB
月額利用料金933円1,885円3,791円5,695円9,505円
初期設定費用0円3,791円5,695円9,505円18,857円
1CPUあたり311円471円758円949円1358円
メモリ1GBあたり467円471円632円712円792円
ディスク1GBあたり9.33円9.43円9.48円9.49円11.88円
※価格は税抜き

端的に言えばCloudCoreに次いでメモリー単価が安いVPSです。
また、手間はかかりますが、CloudCoreと異なり、OS入れ替えまではしないで、制限がきついファイルシステムのext3から脱出できます。
CentOSのままメモリー量を求めるのならGMO。

コスパと特徴を最大限に活かすのなら、メモリー1GB当たりの単価が最低限に抑えられている4GBまでのコースが特に狙い目になるでしょう。

また、SLA品質保証「サーバー稼働率99.95%」を提供しているというのは珍しく、その点サーバー稼動の信頼性は高いと考えて良いかと思われます。
(歴史が浅いConohaはそれを同じGMOグループとしてやっていつつ、実態が追いついていない面はありますが)。
実際、自分が使っていた間にダウンとか再起動通知が来る事はありませんでした(さくら、お名前とかは来た事ある)。

あと、Conohaと同じく、オブジェクトストレージという、HTTPを通じたディスク領域の利用&拡張が出来ます(Conohaよりかは高い)。

なお、
・Webコンパネは他社に比べると非常に使い辛い&不具合も多々ある
・ディスクが本来の容量になるには、リクエストをWebフォームから投げて、営業時間内に対応して貰わないといけない
という点には注意。

GMOの株を持っていればですが、株主優待5000円x年2回で、1万円/年の節約が可能です。
      10. その他: 専用サーバー

なお、メモリー8GBプランあたりになると、さくらの専用サーバと比較も必要になってくるので、他に考える要因が増えます。
専用サーバーは初期費用が大きくかかるのが特徴ですが(最近は月額の方を上げてそこを吸収させるプランも出てきましたが)、さくらの専用サーバーはメモリーは積める範囲で幾ら増やしても初期費用以外はかからないので、そこが大きなランニングコスト差を生むポイントになります。

あと、そうはいっても、さくらの専用サーバーの現在9000円位の専用サーバーの一番下のプランは、現在CPUが1コア1スレッドで性能もいまいちなので、それ以上のプランを契約しないと、あまり専用サーバにするメリットが出ないプランになっています。
専用サーバーはCPUのスペックもはっきり明示されているので、マルチスレッドなのかどうか等もIntel公式サイトできっちり調べて、使うのなら使いましょう。
3. VPSを実際に契約して各種ベンチマーク&性能比較


    1. VPSの実測値での比較


      1. ベンチマーク1(hdparm)

まず前提で、HDDの読みのスピードについて、hdparmが出来るものについては、調査。
一番最後にやったテストなので、解約による抜けや、hdparmが出来ないVPSが対象外になっています。
カゴヤ・クラウド・VPSと、ServersMan(DTI)VPSはコマンドの実行が出来ませんでした。
buffered disk readsの5回実行した中央値を取得。

なお、月日が違うテストをした場合には、最低値、最高値を入れています(共有ディスクの性質上、月日が変わると数値が変わる可能性がかなりある)。
プラン中央値最低値最高値テスト時期メモ
ConoHa(2コア/1GB/CentOS7/CPU:Xeon E5-2660v3@2.60GHz)10MB/sec or 100MB/sec8.77 MB/sec916MB/sec2015/05立上げたインスタンスによって、大体10MB/secになるか100MB/secになるか700〜900MB/secになるか、という違いに自分は遭遇した。ディスクに当たり外れがあるという世界になってる可能性がある。
さくらのVPS(6コア/8G/HDD)50MB/sec  2013/01 
Vultrストレージインスタンス(1コア/1GB/HDD/Ubuntu14)67 MB/sec27 MB/sec138 MB/sec2015/09SSDプランに比べると遅い
お名前.com(2コア/1GB/HDD)95MB/sec  2013/01実行結果の幅が大きい
お名前.com(3コア/2GB/HDD)139MB/sec12MB/sec154MB/sec2013/01、2015/012015には二桁の数字がコンスタントに出るようになった。混雑による劣化?
2011年に買ったサーバ(4コア8スレッド/15000rpm SAS/Raid 10/32GB)160MB/sec  2012/12Raid 10はRaid0よりhdparmでは結果が劣るという事か?
お名前.com(4コア/4GB)191MB/sec  2013/01 
GMOスモール(4コア/4GB)210MB/sec  2013/03 
お名前.com(6コア/8GB)229MB/sec  2013/01 
2007年に買ったサーバ(4コア/15000rpm SAS/Raid 0/8GB)250MB/sec  2012/12古いがRaid0のこちらがRaid10のより新しいサーバに勝利
さくらのVPS(2コア/1GB/HDD)292MB/sec  2013/01さくらのVPS(6コア/8G)に大差で勝利というおかしな状態。数値にはかなり幅があるので、他の影響を受けている要素が大きいかも
Vultrコンピュートインスタンス(2コア/2GB/SSD/Centos6)332.91 MB/sec144.99 MB/sec363.19 MB/sec2015/05大体は300MB/sec台。HDDよりかは有意に速い
さくらの専用サーバ(4コア/SSD/32GB)402MB/sec  2013/01SSDは最高速という観点より最低速の下限がどこまでも下がらない事をメリットと考えるべきでしょう
さくらのVPS(3コア/2GB/HDD)482MB/sec  2013/12新環境では良い性能が出ている
さくらのVPS(4コア/8GB/SSD)755MB/sec  2013/12SSDは最高速という観点より最低速の下限がどこまでも下がらない事をメリットと考えるべきでしょう
さくらのVPS(3コア/4GB/SSD)826MB/sec  2013/01SSDは最高速という観点より最低速の下限がどこまでも下がらない事をメリットと考えるべきでしょう
CloudCore(2コア/2GB/ext3-centos6)  1388.40 MB/sec2015/01バラツキはあったが概して速い
CloudCore(6コア/12GB/ext4-CentOS) 1019MB/sec1500MB/sec2015/01何故か初回に比べ後の方が速くなるので中央値という概念は省略し、ここだけ最高値で並び替え
CloudCore(6コア/12GB/ext4-Ubuntu12) 272MB/sec1599MB/sec2015/02何故か初回に比べ後の方が速くなるので中央値という概念は省略、ここだけ最高値で並び替え
CloudCore(6コア/12GB/ext4-ubuntu14) 614MB/sec1758MB/sec2015/01何故か初回に比べ後の方が速くなるので中央値という概念は省略、ここだけ最高値で並び替え

CPUとメモリーはそれぞれ独占なので他者の影響は受けないが、File IOにあたるこの数値は影響を受けるので、それで数値が低下して乗り換えを検討する人はいるので、どこまで低下しうるかということには要注意。
なので、hdparmのIOテストは、テストする時間によってかなりの差があるので、もちろん参考になりはしますが、一時的な数字が正とは必ずしも限らないです。特にNAS型(=共有ネットワークストレージ)の場合、他のユーザーが使っていなければ、専用サーバー/SSDを超えるパフォーマンスが出ますが、使われまくると逆に相当遅くなってしまうので。

なので、契約したばかりの数値は、比較的空いている時期なので、あくまで参考程度でしかないとは認識しておいて下さい。
なお、その点では、SSDはプラッタの回転と読み取りに依存するHDDと違って、他者の影響が低いとは当然考えられるので、最高速はともかく、最低速の安定が期待出来るという点では、強みになります。

最高速という点で、このテストではかなり良かったのが、CloudCore
HDD型では一時的な高値はどこも叩き出す事はありますが、今のところ下限値が二桁に突入するといった事にはなっていません。

次点はそれぞれ実行する日時の状況によって結果が天と地程変わるので参考値程度ですが、さくらのVPSお名前.com等がそれなりの差があった上で続く。

ConoHa(2コア/1GB/CentOS7/CPU:Xeon E5-2660v3@2.60GHz)は、新サービスに2015/05に切り替わりましたが、ディスクの速度には当たり外れが何故かあるように見受けられます。今の所自分は、10MB/secまたは100MB/secまたは800MB/sec、という3パターンに遭遇しています。ちょっとここは毎回チェックしなきゃいけなくなっちゃうのは手間かもしれませんけど、知っておくと良いでしょう。

ちなみにVPSのSSD版は、SSDの寿命が来ても、VPSだと勝手にホスティング側が変えてくれるというのもメリットになります。
例えば、さくらの専用サーバーだと、自分でSSDの寿命を監視して、寿命が来たら購買しなおさないといけないので。
      2. ベンチマーク2(巨大ループで1つのファイルに出力)

time perl -e 'for(my $i=0;$i<100000000;$i++){my $a=$i*$i+1;print $i."\n"}' > a.txt;/bin/rm a.txt;

というコマンドを打ってみて、それぞれのVPSでどれ位時間かかるのか比べてみる。
結果としては888MBのファイルが出来ます。

会社実行にかかった時間テスト時期メモ
Serversman/DTI VPS(2コア/1GB)200秒2014/10新プランになったがそれでもこのテストでは断トツ遅い。メモリも影響してはいるでしょうが。
さくらのVPS(2コア/1GB/HDD)69秒2013/01CPUが雑魚だから?
GMOマイクロ(3コア/2GB)63秒2013/03さくら以上その他未満と中途半端
GMOスモール(4コア/4GB) ext3のまま62秒2013/03単純な処理速度ではマイクロと同じという事か
GMOスモール(4コア/4GB) ext4変換後57秒2013/03ファイルシステムをext4に変換後。ちょっと速くなってる
カゴヤ・クラウド/VPS C54秒2012/12え、何でプランAに大幅に負けてるの...?外れ引いたとかがある?
さくらの専用サーバ(4コア/SSD/32GB)54秒2013/01...メモリーとHDD(=SSD)は最強の筈だから、CPUがゴミって事ですね
さくらのVPS(6コア/8G/HDD)52秒2013/01さくらの専用サーバに勝利
2007年に買ったサーバ(4コア/15000rpm SAS/Raid 0)50秒2012/12 
さくらのVPS(3コア/2GB/HDD)50秒2013/122012/01時点よりは速い。但しお名前.comにはやはり単体性能では勝てない
さくらのVPS(3コア/4GB/SSD)49秒2013/01速くはなったけど...IOは旧版の7倍は速くなるとうたっていたけど、期待していた程のパフォーマンスではなかった
さくらのVPS(4コア/8GB/SSD)48秒2013/12「高性能」VPSとは言い難い成績。SSDプランは2013/01時点と2013/12でも同じ成績なので、HWアップデートは無かったのかな
カゴヤ・クラウド/VPS A47秒2012/12安定して速い。プランCとの差は当たりサーバーかそうでないかの差だけと性質上思われます
お名前.com(6コア/8GB)46秒2013/01CPUがメモリー1〜2GBのプランよりクロック数が落ちる結果の現れ...※当たり外れはコースに関係なく存在する模様
お名前.com(4コア/4GB)46秒2013/01CPUがメモリー1〜2GBのプランよりクロック数が落ちる結果の現れ...※当たり外れはコースに関係なく存在する模様
CloudCore(2コア/2GB/ext3-CentOS6)43秒2015/01結構良い感じだがファイルシステムをext4にした方が有意に良い結果になる
2011年に買ったサーバ(4コア8スレッド/15000rpm SAS/Raid 10/32GB)42秒2012/12 
CloudCore(6コア/12GB/ext4-CentOS6)41秒2015/01ext4に変えてext3より少々速くなった
CloudCore(2コア/2GB/ext4-Ubuntu12)39秒2015/01ext4に変えてext3より少々速くなった
CloudCore(6コア/12GB/ext4-CentOS6)38秒2015/01 
お名前.com(3コア/2GB)<37秒2013/01CPUの速さの結果
お名前.com(2コア/1GB)37秒2013/01CPUの速さの結果
CloudCore(6コア/12GB/ext4-ubuntu14)36秒2015/01 
Vultrストレージインスタンス(1コア/1GB/HDD/Ubuntu14)34秒2015/09速めの速度が出てる
CloudCore(6コア/12GB/ext4-ubuntu12)30-33秒2015/02Ubuntu12のままでもUbuntu14に負けないというのが分かったのは良し
ConoHa(2コア/1GB/CentOS7/CPU:Xeon E5-2660v3@2.60GHz)29秒2015/05SSDのIOは遅いがCPUは速い
Vultrコンピュートインスタンス(2コア/2GB/SSD/CentOS6)27秒2015/05仮想CPUの3GHz超えが本当なのか速い。
ConoHa(2コア/1GB/Ubuntu14/CPU:Xeon E5-2660v3@2.60GHz)26-28秒2015/05CentOS版よりちょっと速い。揺れ幅は大きめ

HDDの影響もありますが、HDDの速度がよっぽど低下した状況でない限り、CPUの良さの方が影響は大きいようで、CPUの性能の良さとの相関関係が強い結果になりました。

Conohaの最高速度のはCPU:Xeon E5-2660v3@2.60GHzの場合速いのですが、それを引ける確率が低い(混合玉石のレア)ので参考程度で。

その上でVultr(2コア/2GB/SSD/CentOS6)はほぼ1位クラス。
仮想CPUの3GHz超えが本当なのか。いずれにせよVultrの1コアのCPUの性能が高い事は間違いないでしょう。
      3. ベンチマーク3(多数のファイル生成&削除)

さくらのVPS(SSD)は単純にディスクの読み速度だけ見ると速いのになぁ、ということで、一つのファイルに連続的に書き込むという事が、さくらのVPSのSSDがそのSSDでもたらされるべきIOのメリットを十分に発揮できないテストだったのかなと思い、今度は複数のファイルを作成&削除するテストをしてみた。

time perl -e 'use FileHandle;for(my $i=0;$i<200000;$i++){my $fh=new FileHandle("> ".$i.".txt");print $fh $i;$fh->close();unlink $i.".txt"; }'

会社実行にかかった時間テスト時期メモ
2007年に買ったサーバ(4コア/15000rpm SAS/Raid 0/8GB)98秒2012/12ext3の悲しさか
GMOスモール(4コア/4GB) ext3のまま50秒2013/03...見てみたらファイルシステムがext3だった。マジかよ。ext4に何とかして変換しないと使い物にならないぞ。という事で後でext4に変換した手順
Serversman/DTI VPS(2コア/1GB)38秒2014/10小型の複数のファイルの取り扱いには優れているファイルシステムReiserFSが採用されてるので、全体性能が低くてもext3の機体を上回る速度を出せてる
CloudCore(2コア/2GB/ext3-CentOs6)21秒2015/01このテストでは何故かイマイチ...って調べたらext3だった。ここは大変残念!別途ext4にしたテストを行う
カゴヤ・クラウド/VPS A19秒2012/12このテストではさくらのSSDの後塵を拝する&時間の幅が出る時も
さくらのVPS(6コア/8GB/HDD)19秒2013/01こっちのテストではさくらのVPS1コア/1GBに負ける。まあ不安定さによる誤差の範囲か
CloudCore(6コア/12GB/ext3-CentOS6)18秒2015/01 
CloudCore(6コア/12GB/ext4-CentOS6)18秒2015/01何故かCentOS6のext4では全く速くならなかった
さくらのVPS(1コア/1GB/HDD)時点17秒2013/01何故かこっちのテストではカゴヤ Aを上回る。
GMOスモール(4コア/4GB) ext4変換後17秒2013/03ファイルシステムをext4に変換後。約3倍速!
カゴヤ・クラウド/VPS C16秒2012/12何故かプランCは実行時間が安定
お名前.com(6コア/8GB)14秒2013/01 
お名前.com(4コア/4GB)14秒2013/01 
さくらの専用サーバ(4コア/SSD/32GB)12秒2013/01CPUが良いお名前のVPSに勝てない!でもCPUが悪いお名前には勝ったぞ。はぁはぁ
さくらのVPS(3コア/4GB/SSD)12秒2013/01それなりの結果
さくらのVPS(3コア/2GB/HDD)11秒2013/12こっちのテストではお名前.comに追いついた
さくらのVPS(4コア/8GB/SSD)11秒2013/12 
CloudCore(2コア/2GB/ext4-Ubuntu1211秒2015/01ext4でOSをUbuntuにしたら2倍速に
お名前.com(3コア/2GB)11秒2013/01CPUの速さの現れ
お名前.com(2コア/1GB)11秒2013/01CPUの速さの現れ
2011年に買ったサーバ(4コア8スレッド/15000rpm SAS/Raid 10/32GB)10秒2012/12 
CloudCore(6コア/12GB/ext4-Ubuntu1410-11秒2015/01 
ConoHa(2コア/1GB/CentOS7/CPU:Xeon E5-2660v3@2.60GHz)10秒2015/05新プラン。CPUは良い。
CloudCore(6コア/12GB/ext4-Ubuntu129-11秒2015/02Ubuntu14にもこのテストでは負けないという事が分かった
Vultrストレージインスタンス(1コア/1GB/HDD/ext3-Ubuntu14)9秒2015/09ストレージプランではあるがCPUは速い方な結果か
ConoHa(2コア/1GB/Ubunt14/CPU:Xeon E5-2660v3@2.60GHz)6-7秒2015/05CentOS版より有意に速い
Vultrコンピュートインタンス(2コア/2GB/SSD/ext3-CentOS6)6秒2015/05ext3だが速い。CPU高性能だから?

こちらでも、HDDの影響もありますが、HDDの速度がよっぽど低下した状況でない限り、CPUの良さの方が影響は大きいようで、結局CPUの性能の良さとの相関関係が強い結果になりました。

Vultrがこちらでもトップクラス。

GMO VPSはデフォルトではファイルシステムがext3で非常に悪い結果になったが、苦労してext3からext4のファイルシステムに変更した事で3倍速(!)となり、このテストは他とそこまで遜色がない速度が出るようになった。
2007年に買ったサーバがこっちのテストでは断トツ遅いのも、ファイルシステムがext3なせいですね(このテストによる差が原因でext3のext4に対する致命的な程のパフォーマンス差が出るパターンに気づいた)。

CloundCoreも他のテストに比べてこれが悪いなと調べたらファイルシステムがext3だった。
ext4になれるUbuntu12にしたら2倍速になった。
なお、CentOS6のext4にしたら、何故か変わらなかった。
Ubuntu + ext4が何故かそんなに性能が良いのか...
いずれにせよ、Ubuntuを入れれば最高クラスの結果がベンチマークでは続く。

ConoHaは、CPUの良さが結果に出ていますが、とりわけUbuntu版の方が速い結果を出せました。揺れ幅は大きめ。
      4. ベンチマーク4(unixbench)

今度はお手製テストではなく、unixbenchを使ってみる。
総合力の差が結果として見える。
数値は高い程良い。

プラン総合スコアシングルスコアテスト時期メモ
Serversman/DTI VPS(2コア/1GB)4804502013/08値段相当の性能は出てるので、それを理解した適材適所での活用が重要
さくらのVPS(6コア/8GB/HDD)28927202013/01 
WebARENA VPSクラウド(4コア/6GB/HDD200GB)21107452015/01シングルスコアは高くない
さくらのVPS(2コア/1GB/HDD)15417472013/01 
GMOスモール(4コア/4GB) ext3のまま21528252013/03 
GMOスモール(4コア/4GB) ext4変換後21238542013/03ファイルシステムをext4に変換後。このベンチでは余り変わらず
WebARENA VPSクラウド(4コア/6GB/SSD100GB)27028832015/01シングルスコアは高くない
2007年に買ったサーバ(4コア/15000rpm SAS/Raid 0/8GB)1887909後で記入5年経てば最高スペックもお爺ちゃん
カゴヤ・クラウド/VPS C(外れ)39349532012/12シングルではプランAに完敗。やっぱり外れがある?
さくらのVPS(3コア/2GB/HDD)25869532013/12 
さくらのVPS(6コア/8GB/HDD)380810222013/12 
さくらのVPS(2コア/1GB/SSD)210810322013/01 
さくらのVPS(3コア/4GB/SSD)323810682013/01 
カゴヤ・クラウド/VPS C(当たり)465110952012/12「当たり」のプランC。総合点で2012の時点では最高記録を叩き出す。
さくらの専用サーバ(4コア/SSD/32GB)355611042013/01C、CPUが足を引っ張るねん!
さくらのVPS(4コア/8GB/SSD)289111142013/12 
カゴヤ・クラウド/VPS A214011592012/12一回unixbenchがkillされた。リソースが足りなくなるとプロセスをkillしてメモリーの確保を取り戻すというopenvzによる仮想化の恐ろしい所...まあメモリー不足killは他でも起きますが、unixbenchで見かけたのはここだけ。重たい処理系には使えないですね。
お名前.com(6コア/8GB)367511852013/01 
お名前.com(4コア/4GB)307411862013/01 
CloudCore(2コア/2GB/ext3-CentOS6)188212052015/01性能に問題が無いという事は伺える
2011年に買ったサーバ(4コア8スレッド/15000rpm SAS/Raid 10/32GB)463013382012/12 
CloudCore(6コア/12GB/ext4-CentOS6433913772015/01Ubuntu版よりかなり下回ってしまった
お名前.com(3コア/2GB)339713832013/01 
お名前.com(2コア/1GB)253513832013/01お名前.comのCPUの強さの現れ
Vultrストレージインスタンス(1コア/1GB/HDD/Ubuntu14)151215122015/09ストレージインスタンスだがCPU性能は良い
ConoHa(2コア/1GB/CentOS7/CPU:E5-2660v3@2.60GHz)269515542015/05ConoHa by GMOになった後。CPUのスペック安定向上
Vultrコンピュートインスタンス(2コア/2GB/SSD/CentOS6)269215732015/05主戦力になれる実力を発揮
CloudCore(2コア/2GB/ext4-Ubuntu12)254016162015/01ext4にする為に、OSの入れ直しは必要になる&運用もUbuntuしないといけないけど、それだけの成果が出た
ConoHa(2コア/1GB/Ubuntu14/CPU:E5-2660v3@2.60GHz)2776.416652015/05ConoHa by GMOになった後。CPUのスペック安定向上。偶然の範囲ではありますが、CentOS7より良い結果に
CloudCore(6コア/12GB/ext4-Ubuntu14)472418122015/01シングルスコアとしては最高レベルの結果。CentOS+ext4版に比べて差が大きいので当たりがあるのかと思ったが、複数回入れ直してもUbuntu14では好成績になった
CloudCore(6コア/12GB/ext4-Ubuntu12)529418892015/02シングルスコア・マルチスコアとしても最高の結果。少なくともUbuntu14を下回る結果でもないので、Cloudcore上では安定しているUbuntu12でパフォーマンス上問題ないという事が分かる

unixbenchの総合スコアはコア数の影響を受けるので、シングルスコア順で一旦並べてあります。

CloudCore(2コア/2GB/ext3-CentOS6)は数値は良いけどext3だしなぁ、という位でしたが、OS入れ直したCloudCore(2コア/2GB/ext4-Ubuntu12)は1コアあたり最高クラスの数値を叩き出した。
また、ext3-CentOS6に比べて、ext4-Ubuntu12では1.34倍の数値に。
ext4+Ubuntuの6コア版も含めて、他に比べ結構とびぬけた良い数値なので、Ubuntu使った事無いとCentOSからの移行だとちょっと手間がかかるけど、絶対使うと決まっているサーバーについては移行を考えちゃうレベル。
cloudcore + ubuntu12は落ちないが、ubuntu14は不定期にOSがハングする可能性があるのでOSを14にアップデートするのは止めとくように

ConoHaは新プランになりましたが、CPUは良い成績なので、当然良い結果に(但し、良いCPUのが引ける確率はまだレアですが)。
DiskIOは気がかりですが、CPUの速度としてはトップクラスのものも混じっているという事が分かります。

お名前.comも強かった。このテストでもCPUの性能の高さが現れてる。

しかし、2007年の50万円位した専用サーバ、VPSに敗北と、月日の残酷さが浮き彫りに。
こうなると、その時ベストであるサーバーを持つ事より、VPSとかのように乗換し易さの方が重要かも...?と感じたりもします。
      5. ベンチマーク5(回線速度)

VPSだと仮想化の後ろに隠れてしまう数値が色々ありますが、回線の転送速度もVPS毎にかなり異なります。
これを検証してみました。

自分の環境が遅い回線で試した時
サービス名中から外外から中制限時?中から外制限時?外から中制限発動条件
お名前.com56Mbps72Mbps?6Mbps外からファイルを3GB程アップしたで速度の低下が発生。なお制限時の速度は自宅環境で、通常時は他DCとの通信との通信速度
GMO 90Mbps  100Mbps近く出る。上々な結果。
カゴヤ・クラウド/VPS105Mbps53Mbps?2Mbps外からファイルを11GB程アップした所で速度の低下が発生。なお制限時の速度は自宅環境で、通常時は他DCとの通信速度
さくらの専用サーバ40.4Mbps42.4Mbps??自宅環境からのファイル転送(10Mbps位の速度だった)では1テラ近く転送しても速度の低下は発生しなかった

自分の環境が速い回線で試した時(さくらの専用サーバー
サービス名中から外外から中
お名前.com172Mbps280Mbps
CloudCore280Mbps101.6Mbps
さくらの専用サーバ100Mbps100Mbps
Serversman(DTI)VPS52.8Mbps89.6Mbps

100Mbps共有回線と書いてあるのに、100Mbpsを超えるVPSもありますが、制限を受けるような事にならない限り、かなり安心出来る速度がそれぞれ出ているという事は伺えます。

その上で、基本的に、ここがVPSによって基準が違うのですが、使いすぎると制約がかかる事があるようです。

カゴヤは制限がかかると、メールが来ます。
当社技術チームにて監視しておりましたところ、お客様ご利用VPSインスタンス
(pastsearch)のトラフィックが増加し、他のお客様に影響がある状態でした。

やむを得ず当該インスタンスについては、帯域制限を設定しております。

現在のところカゴヤ・クラウド/VPSでは、一定量以上の帯域使用ができかねま
す。帯域使用量が相当量必要な場合は、他のサービスブランドでのご利用を
ご検討ください。

ちなみに、お名前.comとConohaは試用期間中は内から外については速度制限が5Mbpsになりますが、それは試用期間中だけなのでご安心を。
払い込めば、その制約は解除されます。

お名前.com Q&A
【VPS(KVM)】回線速度について教えてください。

VM毎に100Mbps共有(ベストエフォート)の環境をご利用いただけます。

バックボーンにつきましては、非公開となりますのでご了承ください。なお、共有回線の
ため他のVPS環境に影響が発生するようなトラフィックの場合には、 制限をさせていた
だく場合があります。

※無料トライアル期間につきましては、ダウンロード(中から外)が5Mbpsに制限されます。

    2. その他比較要素


      1. 支払い方法

支払い方法も会社でやってたりすると選択の要素になるので、自分用途含めてまとめ。

サービスクレジットカードコンビニエンスストア銀行振込口座振替
お名前.comOOOO
GMO VPSOXOX
CloudCore(KDDI)OXOX
さくらのVPSOOOO
さくらの専用サーバーOOOO
Serversman(DTI)VPSOXOX
カゴヤ・クラウドVPSOXXO
ConoHaOXXX
VultrXXXX

最終的な親会社は同じGMOなのですが、お名前.comは口座振替が可能ですが、GMO VPSとconohaは口座振替に未対応。
クレジットカードがあれば両方共問題はないのですが、クレジットカードの用意に苦労する場合には、デビットカードVISAが作れるジャパンネット銀行等で、口座を作って、決済用デビットVISAカード番号を発行して対応するという手もあります。
    3. 各VPSの使い道(50音順)


      1. 総評&自分の実際の契約状況

思っていたよりVPSもパフォーマンスでますね。
その一方、実行する度の実行時間のブレ幅や、上位プランが下位プランに有意に負け続けるテストがあったり、仮想化の裏の不安定・不誠実な部分はある程度気にはなります。
同じプランでもcpuinfoさえインスタンスを別に作ったら変わっていた時もあったし、VPSではある程度、一緒の筐体に乗る他サイト含めて、当たり外れがあるなというのが感じられます。
しかし、いずれにせよ、2007年の高性能専用サーバをVPSが上回るパフォーマンスを出したというのは、VPSは既に十分使いものになりえるな、という事に自分にとっての結論はなります。

最終的に自分は、これは画像サーバ以外にも使えるな、と考え、色々使う事になりました。

[今でも使ってる]
プラン契約数用途選定理由
CloudCore(6コア/12GB/ext4-Ubuntu12)1つ人気サービス用(つまりはこのサーバ/http://sakuhindb.com/ )/DB兼ねる設定の手間を掛けても最高の性能が欲しかったから。なお2015/02時点でUbuntu12をUbuntu14に更新すると落ちるようになるので12で止めるようにだけ注意
Vultr(2コア/2GB/SSD/CentOS6)可変開発環境等時間課金を利用して、必要な時だけインスタンスを作成し、必要なくなったら削除する。自動化の仕組み向上を兼ねて
お名前.com(3コア/2GB)2つ負荷の低いサービス、サイト共通画像等パーツ置き場処理速度が速くコスパが良いVPSだから。後はメモリー使用量がある程度に収められる用途で
ConoHa1つ小さいサイト向け実験サイトで
Serversman(DTI)VPS1つサテライトサイト用IPを買うという観点では最安な事には意義があるので、HTMLだけの静的なページやサテライトサイトに向いてる
さくらの専用サーバ(4コア/SSD 240GB/32GB)1つ検索エンジンのクローラー兼インデックサークローラーがある為、帯域制限のリスク回避と、フロントエンドサーバーとのローカル接続の為
さくらの専用サーバ(4コア/HDD 1.2TB/32GB)1つ検索エンジンのフロントエンドHDDの容量が同じ値段でVPSではここまで至るものが存在しないのと、インデックサーサーバーとのローカル接続の為

[過去使ってた]
プラン用途選定理由 
お名前.com(6コア/8GB)1つ人気のサービス用処理速度が速くコスパが良いVPSだったから。後はメモリーの必要性に合わせて上位プラン選択。ただIOの劣化が目立ってきたのでリプレイスする事に。
GMO VPSスモール(4コア/4GB)1つ解析等オフライン系処理用メモリー単価が安い。お名前.comのメモリー2GBプランとかだと、out of memoryになってしまうような処理の為
カゴヤ・クラウド/VPS A1つ画像掲示板サーバーHDD単価が安い為
さくらのVPS(3コア/2GB/HDD)3つ実験的なDB用途1GbitのLAN接続を利用出来る為&本契約しないとLAN接続出来ず、試験ついでに最低3ヶ月使わなきゃいけなかったのでそのまま契約続行に
さくらのVPS(3コア/4GB/SSD)1つ検索の部分的な冗長性用同じく石狩にある専用サーバと協調して動かす用

ちなみに、年間契約の方が安くなったりしますが、VPSは初期費用が安いが故の乗り換え易さもメリットなので、乗り換え可能性によって、月払いが良いか年間払いが良いかも、一つ契約時にはそれぞれ考えるポイントになります。
少なくとも初月は月払いでやって、それで満足したら年間払いに切り替えるといった位のリスクヘッジはしておいた方が良いと思われます。
4. データ詳細(cpuinfo & unixbench)

それぞれ長いので折り畳んでいます。
クリックして必要なものを見て下さい。
    1. Vultrコンピュートインスタンス(2コア/2GB/SSD/CentOS6)


      1. cpuinfo


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    2. Vultrストレージインスタンス(1コア/1GB/HDD/Ubuntu14)


      1. cpuinfo


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    3. お名前.com(2コア/1GB)


「model name : Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU T7700 @ 2.40GHz」
「cpu MHz : 3066.772」
と矛盾する情報が出ているので、VPSのcpu情報は仮のもので本物ではないと思われます。
Interl Core 2 Duoよりかは恐らくもっと高位のものが使われているかと。
      1. cpuinfo


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    4. お名前.com(3コア/2GB)


      1. cpuinfo

CPUのmodel nameは仮で正確ではない。


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    5. お名前.com(4コア/4GB)


      1. cpuinfo

CPUのmodel nameは仮で正確ではない。

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    6. お名前.com(6コア/8GB)


      1. cpuinfo

CPUのmodel nameは仮で正確ではない。

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    7. カゴヤ・クラウド/VPS A


      1. cpuinfo

CPUがE5シリーズとの事で最新世代になってます
パーツ説明発売時期
Intel(R) Xeon(R) CPU E5-26301CPUで6コア12スレッド 2.3GHz / ターボ時2.8GHz2012/1Q
また
パーツ説明発売時期
Intel(R) Xeon(R) CPU E56401CPUで4コア8スレッド 2.67GHz / ターボ時2.93GHz2010/1Q
が出た事もある。

仮想化がOpenVz方式なので、この通りでない可能性あり。

/proc/cpuinfoで表示される中身

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    8. カゴヤ・クラウド/VPS C


      1. cpuinfo

Aコースと変わらず
パーツ説明発売時期
Intel(R) Xeon(R) CPU E5-26301CPUで6コア12スレッド 2.3GHz / ターボ時2.8GHz2012/1Q
仮想化がOpenVz方式なので、この通りでない可能性あり。
      2. unixbench

Aコースと変わらないので割愛。
    9. CloudCore(2コア/2GB/ext4-Ubuntu12) ※2015/01


      1. cpuinfo

CPUのmodel nameは仮で正確ではない。

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    10. CloudCore(2コア/2GB/ext3-CentOS6)


      1. cpuinfo

CPUのmodel nameは仮で正確ではない。

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    11. CloudCore(6コア/12GB/ext4-CentOS6)


      1. cpuinfo

CPUのモデルは仮の情報と思われる。

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    12. CloudCore(6コア/12GB/ext4-ubuntu12) ※2015/02時点


      1. cpuinfo

CPUのモデルは仮の情報と思われる。

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    13. CloudCore(6コア/12GB/ext4-ubuntu14)

cloudcore + ubuntu12まではOKだが、ubuntu14はシステムがハングする可能性があるので止めとくように
      1. cpuinfo

CPUのモデルは仮の情報と思われる。

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    14. Conoha(2コア/1GB/Ubuntu14) 2015/05


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      1. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    15. Conoha(2コア/1GB/CentOS7) 2015/05


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    16. さくらのVPS(2コア/1GB/HDD) ※2013/01時点


      1. cpuinfo

CPUの世代的にはE5シリーズの1世代前。
それでもまだまだお高いCPUですが。
パーツ説明発売時期
Intel(R) Xeon(R) CPU E56456コア12スレッド 2.4 GHz / ターボ時2.67 GHz2010/Q1


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    17. さくらのVPS(3コア/2GB/HDD) ※2013/12時点


      1. cpuinfo

2013/01時点とは変わっている。1仮想コア辺りの性能はアップ
CPUはIntel Xeon E312xx (Sandy Bridge) 2.5GHz といった情報が表示されているが、そんなものは存在しないので、本当に使われているものが何かは不明。


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    18. さくらのVPS(6コア/8GB/HDD) ※2013/01時点


      1. cpuinfo

CPUの世代的にはE5シリーズの1世代前。
それでもまだまだお高いCPUですが。
パーツ説明発売時期
Intel(R) Xeon(R) CPU E56456コア12スレッド 2.4 GHz / ターボ時2.67 GHz2010/Q1


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    19. さくらインターネット(6コア/8GB/HDD) ※2013/12時点


      1. cpuinfo

仮情報が表示されるので本当のCPUは不明。
      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    20. さくらのVPS(3コア/4GB/SSD) ※2013/01時点


      1. cpuinfo

CPUは最新世代にバージョンアップ
パーツ説明発売時期
Intel(R) Xeon(R) CPU E5-26406コア12スレッド 2.5 GHz / ターボ時3 GHz2012/Q1


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    21. さくらのVPS(4コア/8GB/SSD) ※2013/12時点


      1. cpuinfo

仮のCPU情報が割り当てられていて、本当は何なのかは分からない
Intel Xeon E312xx (Sandy Bridge) 2.5GHz

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. cpuinfo


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    22. Serversman(DTI) VPS(メモリー1GBプラン)


      1. cpuinfo

/prco/cpuinfoの中身

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    23. GMO VPSスモール


      1. cpuinfo

/proc/cpuinfo で表示される中身。仮想CPUの情報が表示されるので、物理的なCPUは分らず

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    24. その他: さくらの専用サーバ(SSD/240GB)


Intel(R) Xeon(R) CPU E5-24072.20GHz4コア4スレッド
HT無しの4スレッドか。そしてクロック通りに遅いという残念CPUでした。
      1. cpuinfo


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    25. その他: 2007年に買ったサーバ


      1. cpuinfo

CPUIntel(R) Xeon(R) CPU X3220 @ 2.40GHz stepping 0b / 4コア
メモリー8GB
HDD回転速度15000rpm Raid0 HDD x2 SAS接続

/proc/cpuinfo

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

    26. その他: 2011年に買ったサーバ


      1. cpuinfo

CPUIntel(R) Xeon(R) CPU X3470 @ 2.93GHz stepping 05 / 4コア8スレッド
メモリー32GB
HDD回転速度15000rpm Raid10 HDD x 4 SAS接続

/proc/cpuinfo

[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

      2. unixbench


[クリックすると読める部分(乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい)]

5. おまけ


    1. ログイン画面リンク集

あちこちのVPSを利用していると、ログイン画面のリンクをまとめたリストが欲しくなるので、その用途で。
Vultrhttps://my.vultr.com/
AWShttps://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/console/home
お名前.comhttps://my.rentalserver.jp/login.aspx
カゴヤhttps://vps.kagoya.com/login
Cloudcorehttps://admin.cloudcore.jp/login
Conohahttps://cp.conoha.jp/
さくらインターネット(VPS)https://secure.sakura.ad.jp/vpscontrol/
さくらインターネット(専用サーバ)https://secure.sakura.ad.jp/member/
Serversman(DTI)VPShttps://oc.dti.ne.jp/cgi-bin/uss/index.cgi
GMO VPShttps://vpsportal.gmocloud.com/login

    2. 設定注意点&設定方法


      1. お名前.com

/data
ディレクトリに使える容量は集まっているので、そこを使うか、必要に応じてシンボリックリンクを張って、そこにデータが貯まるようにしないといけない。

自分がお名前.comの設定した時の手順

なお、お名前.comもスナップショットが使えるが、ディスク容量が半分以下で停止している時しかとれないので、一番最初につくってしまうのが良い。

お試し期間中の解約方法は、あったとしてもリンクが自分では見つけられなかったが、
https://my.rentalserver.jp/cancelinp.aspx?item=...
の...の数字を契約サーバーの数字IDに変えれば直接解約画面にアクセス出来る。
      2. カゴヤクラウド/VPS

スナップショットをとってコピー生成で同環境を簡単に作る事が出来るので、複数作る時には最初に作った雛形からスナップショットを作って、そのコピーから複数環境を作ると楽。
なお、スナップショットを維持しているとそれにもお金がかかるが、コピー時だけ作るのだったらそこは日額課金で済むので、手間賃考えれば全然Payする筈。
      3. Conoha

自分がConohaを設定した時の手順
      4. CloudCore

申し込んだ後、契約一覧から支払い方法をクレジットカードを選ぶと、設定されたVPSがすぐ利用できるようになる。
そうでないと銀行振込完了しないと利用できない。
デフォルトのCentOSだとファイルシステムがext3である為、マニュアルを見ながらOSを再インストールする。
そうするとファイルシステムがext4になり、かなり性能がアップする。
自分がCloudcore VPSを設定した時の手順
      5. さくらのVPS

さしたる特徴も無いので、素直に使える。
      6. GMO VPS

ディスク容量は契約上限にするにはフォームから依頼をしたり、また最高のパフォーマンスを発揮させる為にはファイルシステムをext4に変換といった手順を踏む必要がある。
きちんと動かし切るには上記手順を理解出来る技量は必要。
      7. Serversman(DTI) VPS

sshポートがデフォルトとは異なるので、メールで指定されたポートを使うようにしないといけない。
ssh -l ユーザー名 -p 指定ポート IPアドレス
でログイン。

自分がServersmanの設定した時の手順
      8. AWS


AWSの設定・活用方法をご参照ください。

コメントする15個


管理人さん さんのコメント (2015/08/31) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
こんにちは。
自分の方でも検証の為新インスタンスを契約して立ち上げたら、cpuinfoは今までと同じく「model name : Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU T7700 @ 2.40GHz」でしたので、自分の方では未確認ですが、もしそうだとしたら新規立ち上げインスタンスの中に一部混ざっているという状態なんでしょうね。
非論客 プロバイダ: 14284 ホスト:14346 ブラウザ: 5519
初めまして
お名前KVM 1GBプランですが、最近CPUがクロックアップされたようです。
6月上旬に契約した際は2.4Ghzだったため、ごく最近に行われたアップグレードだと考えられます。
Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU T7700 @ 2.59GHz


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